【プーチン厳命】私の大統領就任式までにチャシフヤール占領せよ【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ロシアは確実にウクライナに負ける 中国専門家|クリミア大橋7月破壊予告|アメリカのウクライナ支援法案来週に採決へ
【4月15日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:58 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:10 ウクライナ・ロシア情勢最新ニュース
2:20 「ロシアは確実にウクライナに負ける」中国のロシア専門家
3:38 クリミア大橋7月中旬までに破壊予告
5:05 アメリカの支援法案 今週か来週に採決へ
5:37 イスラエルがイランの攻撃99%撃墜
6:18 各地域の戦況
6:33 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面の戦況
10:14 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
14:25 後方地域の爆発炎上
14:50 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから781日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士890名
戦車5両
装甲戦闘車20両
砲34門
多連装ロケット1両
防空システム2基
ドローン34機
巡航ミサイル1発
その他車両75両
となっています
戦線全体で一日で76回の地上戦の報告がありました
そして、視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、1対2.6で、
ウクライナ側の損失数に比べ、ロシア側はその2.6倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
軍用トラック、
戦車が多く、
兵士を前線に送って積極的に攻撃を仕掛けています
反対にウクライナ側はピックアップ、
砲が目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
中国のロシア専門家が、「ロシアはウクライナに確実に負ける」と分析しました
執筆した馮玉軍氏は北京大学でロシア研究の第一人者として有名な人物で、
エコノミストの記事は長いので3行にまとめると、
・ロシアは最終的に敗北し、クリミアを含むすべての占領地から撤退する
・核兵器は何の役にも立たない
・ウクライナはモスクワの無敵神話を破壊した
となっています
一方、
戦争はすぐに終わらず、
中国が望む平和的解決をロシアが無視している上、
ロシアが孤立していないことを演出するダシに中国が使われている
とロシアを批判的に分析しています
問題はなぜこのような論文が登場したのか?ですが、同氏が中国共産党に近いことも考えると、
中国がロシアと距離を置く意図があることに加え、
ウクライナ戦争を巡りヨーロッパとアメリカの関係がギクシャクした時期に、
中国が欧州に接近しようとする意図があるのかもしれません
2番目
イギリスのザ・サンはウクライナ当局者の話として、
「クリミア大橋が7月中旬までに破壊される」と伝えています
この攻撃計画では、橋脚部分と橋げたの部分の2段階の攻撃を行うとしています
それは、
1.
まず新たにウクライナの空に登場する少数のF-16からストームシャドウを発射して橋げたを破壊
ロシアの防空はボロボロで、攻撃は容易に成功し、ストームシャドウ10発で1スパンは破壊できるとしています
2.
次に900キロの爆薬を積んだウクライナの水上ドローンが複数突入し、橋脚を破壊
3.
橋の強度は大きく低下し、クリミア大橋は自らの荷重を支えきれずに崩落し、プーチンの30億ポンド(6000億円)のモンスターは二つに分断される
としています
アナリストは、
今回は空中と水上の複合攻撃により橋は致命的な打撃が与えられ、
クリミア大橋の破壊はウクライナの勝利に向けた大きな一歩となるだろうとしています
ガーディアン紙も同様に、
クリミア大橋への3回目の攻撃は致命的な打撃となり、
今年前半に見られるだろうと伝えています
3番目
アメリカ共和党の複数の下院議員は、ウクライナを含む軍事支援法案について今週か来週中に採決がおこなわれると伝えています
共和党のマイクターナー議員はNBCニュースでコメントし、キーウへの支援が数日以内に承認されるだろうと述べました
また、CNNは来週中にジョンソン下院議長がイスラエルの追加支援法案を検討すると約束したと伝えています
4番目
昨日の動画でイランがイスラエルに多数のミサイルと自爆ドローンで攻撃したことをお伝えしましたが、
その後の情報ではイランは170機のシャヘド自爆ドローン、
30発の巡航ミサイルと120発の弾道ミサイルで攻撃し、
イスラエルは数個の弾道ミサイル以外、99%撃墜したとのことです
また、アメリカのバイデン大統領はイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、「イランの攻撃が失敗したことを勝利として受け入れてほしい」と語りかけ、イランに報復しないよう助言したとのことです
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを
中心にお伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスクからスバトベ・クレミンナ線で
攻撃の報告はなく、
シベルスク周辺とバフムト方面で36回
攻撃をおこないました
ウクライナ軍のシルスキー総司令官は、
「ロシア軍は5月9日までに
チャシフヤールを占領するよう
命じられている」と述べ、
ロシア大統領の就任式にあわせた
政治的宣伝のため、
今後この方向の攻撃が大きく
激化すると考えられます
○スバトベ・クレミンナ線
この方面のロシア軍の攻撃は
停止中で、
戦況に変化はありませんが、
ロシア軍は第1戦車軍、
第20及び第25連合軍の再編がほぼ終了し、
モスクワ軍管区の司令官だった
クゾブレフ中将が新たに
司令官に任命されたとの情報があります
○チャシフヤール周辺
この方面のロシア軍は市街戦を避けて
郊外で車列を組んで積極的に攻撃を仕掛け、
前進を試みています
1番目
ボホダニフカでは、
ロシア軍が集落を占領した可能性が
高いとお伝えしていましたが、
複数の情報を総合すると、
少なくともロシア軍が集落の東の半分と
北側を占領した可能性が高く、
その範囲を係争地からロシア軍占領地に
戦況図を更新しました
2番目
また、カナル南東の郊外では、
位置情報つきの映像によると
ロシア軍はウクライナ軍の前哨陣地を攻撃し、
激しい戦闘の上、これを制して前進しました
その範囲を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
ロシア軍は24時間活動してウクライナ軍の陣地を
攻撃していますが、
同時に最初のカナルの町との間合いを詰めて、
来るべき総攻撃の準備もおこなっています
3番目
またロシア軍はイワニフスケの北の郊外で
高低差のある道路で車両を使った突破を試み、
地図で示した場所でウクライナ軍の攻撃を受け、
2両のBTR装甲戦闘車を失い撃退されました
お見せしているのは地図で示した
狭隘で曲がりくねった地形を突進して
撃退された後のロシア軍の様子となっています
この場所の背後を係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
4番目
さらにロシア軍はイワニフスケの南の郊外でも
大規模な車両による攻撃を仕掛けましたが、
ウクライナ軍に比較的早い段階で発見され、
ウクライナ軍のドローン部隊のシグナム大隊と
第5突撃旅団が応戦し、
ロシア軍は戦車1両、
BMP歩兵戦闘車8両の大きな損害を出して
撃退されました
お見せしているのはウクライナ軍の
第93機械化旅団のシグナム大隊のもので、
地図で示した場所の様子となっています
戦況図に変更はありません
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は、はれ
最低気温は13度、最高気温は20度
今日の天気予報は、くもりとなっています
16日は風が強い予報でドローンの飛行に
影響が出ることから、
ロシア軍の攻勢が警戒されます
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は9回
攻撃をおこないました
1番目
ベルディチでは、
おとといの動画でお伝えしていたように、
ロシア軍は北の方向に攻撃軸を変え、
川を回り込んでウクライナ軍の防衛線の裏に
回り込もうとしていますが、
ロシア軍の車両は回り込む前に
ウクライナ軍により撃退され、
ロシア軍は2両のBMP歩兵戦闘車と
1両のゴルフカートを失ったほか、
一部の歩兵が谷に沿って前進しましたが、
こちらもウクライナ軍の砲撃により
撃退されました
お見せしているのはウクライナ軍の
第47機械化旅団のもので、
地図で示した場所で元気いっぱいに走り回り、
ウクライナ軍を翻弄しようと
しているところとなっています
こちらでは14歳以下のお子様も
ご覧になれるよう、
厳選したカットのみ選んで
お送りしていますので、
ロシア兵がへなへなと地面に倒れ込むような
最期の瞬間はテレグラムに
掲載しておきますのでご興味のある方は
概要欄のリンクからご覧下さい
この付近をウクライナ軍の支配地から
係争地として戦況図を更新しました
2番目
ステポヴェの集落では、
ウクライナ軍の砲撃によりT72とBMP歩兵戦闘車が
破壊され、
ウクライナ軍はロシア軍の動きを監視し、
ベルディチに出てくる前に戦力を
削っていることから、
いまのところロシア軍の攻撃は結果を出せず
苦戦しています
3番目
ウマンスケとネタイロベの間の
三角地帯では、
位置情報つきの映像によると
ロシア軍の最新のBMP歩兵戦闘車が
ウクライナ軍の攻撃により損傷し、
搭乗したロシア兵が穴を掘って
身の安全を確保していましたが、
ウクライナ軍の攻撃により撃退されました
お見せしているのはウクライナ軍の
第25空挺旅団のもので、
ロシア軍が4人潜んでいる地面の穴の中を
観察しているところとなっています
この続きもテレグラムに掲載しておきますので、
夢にうなされても大丈夫な人は
概要欄からご覧下さい
○マリンカ方面
この方面でロシア軍は22回
攻撃をおこないました
1番目
マリンカの北にあるクラスノホリフカでは、
昨日の動画でロシア軍が
撃退されたことをお伝えしましたが、
その後もロシア軍はしつこく攻撃をおこない、
再度町の南東側にとりつきだしたことから、
ウクライナ軍は空爆でロシア軍の動きを
封じ込めています
2番目
ノヴォミハイリフカの市街地では、
ウクライナ軍が地図で示した
ティミリャジャエバ通りに前進し、
ロシア軍を押し戻しました
お見せしているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっていて、
ロシア軍の砲撃からこの場所に
ウクライナ軍がいることが確認できます
3番目
一方ノヴォミハイリフカの郊外では、
ロシア軍は引き続き町の南西で車両による
突撃をおこない、
昨日の動画と同じ場所で
ロシア軍の2両のMT-LB装甲戦闘車が
破壊されました
ここまで戦況図に変更はありません
●後方地域
ウクライナ空軍のオレシチュク司令官は、
特定はしなかったものの、
ウクライナ軍の攻撃が成功したと述べ、
パイロットに感謝の意を表しました
SNSなどでは、
ルハンスク方面でストームシャドウか
スカルプミサイルでロシア軍の司令部を攻撃し、
成功したとの情報があります
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍は
スタロマイオルスクとロボチネで6回
攻撃をおこない、
クリンキーでは3回
攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
ロボチネではロシア軍は
南から激しく攻撃をしてきましたが、
ウクライナ軍が同様に激しく
砲撃とクラスター砲弾で応戦し、
ロシア軍の攻撃は失敗した情報があります
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました
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