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プレミア公開【ミサイル9割役立たず】ロシア史上最大の攻撃2000億を一瞬で無駄に【ウ軍ドローン攻撃成功】ロシア最大の製油所炎上!燃料生産半減&中国輸出停止の大ダメージ【クルスクでウ軍前進】ロシア軍同士討ち失陥


【8月27日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:36 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:54 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:05 ロシア過去最大のミサイル攻撃!9割目標に届かず
4:07 ロシア最大の製油所で爆発!生産能力半減で中国輸出停止の危機
5:25 ロシア武器輸出ストップ!すでに1兆分契約破棄 周辺国「金返せ」
6:24 各地域の戦況
6:41 ロシア領内クルスク方面、ウクライナ・ハルキウ方面の戦況
10:47 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
12:34 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
14:53 後方地域の爆発炎上
15:22 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから916日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1280名
戦車12両
装甲戦闘車19両
砲52門
多連装ロケット1両
ドローン120機
巡航ミサイル103発
その他車両61両
となっています
後ほどお伝えしますが、
ロシア軍はウクライナ全土に
過去最大のミサイル攻撃をおこない、
ウクライナ軍は過去最大の撃墜を記録しました
戦線全体で一日で146回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.4で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.4倍になります
ロシア側の損失は軍用トラック、
砲が多く、
反対にウクライナ側はピックアップ、
SUVなど民生用の車両が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ロシアはウクライナに対しこれまでで最大規模のドローンとミサイル攻撃をおこない、
発射した236のドローンとミサイルのうち、
ウクライナ軍がこちらも過去最大の201機を撃墜し、
撃墜率は85%となりました
また数機のシャヘドドローンが途中で墜落し、
2機がベラルーシ内に侵入、
1機はポーランド上空を飛行して目標を外した結果、
15の州で損害が発生し、
8つの州で停電などエネルギー供給が途絶え、
現在計画停電が実施されています
その中ではカリブルミサイル1発がキーウ火力発電所の変電所を直撃し、
キーウ水力発電所のダムを狙ったものもありました
キーウ水力発電所はキーウのすぐ北にあるドニプロ川のダムで、
決壊すれば首都が水没すると言われていますが、
ロシアプロパガンダセンターのコバレンコ氏によると、
ダムは巨大なコンクリートの塊で、
ミサイルで破壊されることはまずないと説明しています
ちなみにダムへの攻撃は国際条約で禁止されていますが、
ロシアには関係がない模様です
これに対してロシアの軍事ブロガーは大喜びし、
ウクライナがクルスク州に侵攻したことに対するロシアの報復であると述べ、
ある軍事ブロガーは、
このような攻撃を定期的におこなうべきであると指摘しました
一方戦争研究所ではロシアにはこの規模の攻撃を定期的に継続するほどの生産能力がないと分析しています
またフォーブスでは、
このミサイル攻撃でロシアは12億ドルから13億ドルの費用を費やしたと推定しました
このニュースはウクライナ軍が200機以上のミサイル、
ドローンを撃墜した成果と、
国内に損害が出たことの両方が注目されるニュースとなります
2番目
ウクライナ国境から2500キロ以上離れたオムスクでは、
ロシア最大の製油所で爆発が発生し、
ロイターが関係者の話として伝えるところでは、
生産能力の半分が失われました
工場側は火災の発生は認めたものの、
「工場は通常モードで操業していて火災は完全に鎮火した」と発表していますが、
写真では蒸留塔と思われるところから炎と煙が上がっているところが確認できます
この爆発の結果、
工場で最新のAVT11一時石油精製装置が損傷し、
停止しました
オムスク製油所では8月にも火災が発生、
そのときは準主力のAVT10が停止しています
そしてロシアではガソリン生産は今年に入って20%、
ディーゼル燃料の生産は11%も減少し、
産油国にもかかわらず燃料が不足する前代未聞の事態となっています
また、
オムスクはシベリアと中国を結ぶパイプラインの中継地点で、
オムスクのパイプラインが停止すると、
中国向けのウラル産石油の輸送がストップすることにもつながります
3番目
ロステックのチェメゾフ代表は、
ロイターのインタビューで、
「ウクライナ戦争を優先するため、
外国への武器供給契約を破棄している」と述べました
同氏は、
「現在武器輸出は減少している
すべては前線のため、
勝利のためだ」と語り、
「現在増加しているロシア国防命令を履行する必要がある」とその理由を説明しました
また過去1年で契約を破棄した金額は、
受注額の20%、
50億ドルから100億ドルで、
今後も増える見込みであることを明かしました
アルメニアは代金を払ったのに武器が来ないと不満を述べています
ストックホルム平和研究所の統計では、
直近5年間のロシアの武器輸出はその前より53%も減少し、
世界市場でのシェアは3位に後退しました

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 クルスク方面、
ハルキウ方面


8月6日にウクライナ軍が
クルスクに侵攻してから19日となりました

○クルスク方面


作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
はれ
最低気温18度、
最高気温32度
今日の天気予報も、
はれとなっています
この方面では追加のロシア軍が展開し、
砲撃、
空爆、
ドローンによりウクライナ軍の前進を
阻止しようと試みています

クルスク方面

○コレネヴォ方面


この方面でロシア軍は空爆とドローン部隊を投入し、
ウクライナ軍の前進を阻止しようとしています
またロシア側から
位置情報付きの映像が出るようになり、
接触線の位置がより明確になりました
そのうちコレネヴォの12キロ南西にある
コマロフカでは、
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍が集落の北東から南側で間合いを詰め、
コマロフカに突入しました
ロシア軍はドローン部隊を投入して防衛しています
ご覧いただいているのはロシア軍の
第155海兵旅団のもので、
集落に入ってきたウクライナ軍を
観察している所となっています
戦況図では集落を
ウクライナ軍が占領したと表示していましたが、
コマロフカを係争地に、
その周囲の郊外をウクライナ軍が
占領したとして戦況図を更新しました

コマロフカ

○マラヤロクニャ方面


1番目
マラヤロクニャの北東の森林地帯では、
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍はゼレニの南の森林を支配していて、
ロシア軍のドローンが探して
攻撃をおこなっていることから
この場所が支配下にあることが確認できます
ご覧いただいているのはアフマト部隊が
赤外線感知用のドローンを投入して
地図で示した場所の様子を
観察している所となっています
この付近をウクライナ軍が占領したとして
戦況図を更新しました

マラヤロクニャの北東の森林地帯


2番目
またその南のチェルカスコエポレチノエでは、
ウクライナ軍が北に支配地を拡大させていて、
チェルカスコエポレチノエ全体を占領しました
こちらもアフマト部隊のドローンが
地図の場所を観察している様子ですが、
ドローンの性能はあまりよくないように見えます
その範囲を係争地からウクライナ軍が
占領したとして戦況図を更新しました

チェルカスコエポレチノエ

○スジャ方面


スジャの東のルスカヤコノペリカでは、
集落を巡って地上戦となっています
この日ウクライナ軍の第54機械化旅団と
ロシア軍BMP2歩兵戦闘車が交戦していたところ、
ロシア軍第56親衛空中突撃連隊のBMP3歩兵戦闘車が侵入し、
BMP3自慢の高火力の100ミリ低圧砲を使い、
なんとロシア軍のBMP2歩兵戦闘車の方を
攻撃して友軍を撃破し、
ウクライナ軍はその場を静かに
立ち去ったとの情報があります
戦況図は係争地のままで変更はありません

スジャの東のルスカヤコノペリカ

○ギリ方面


この方面でロシア軍はボルキに
ドローンで攻撃をおこなった情報があり、
反対にウクライナ軍がスパルノエに
ドローンで攻撃をおこなった記録があります
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
スパルノエの南の様子を観察している所となっています
スパルノエの一部をウクライナ軍の占領地から
係争地に戦況図を更新し、
その南側の郊外でウクライナ国境に接しているところは
ウクライナ軍が占領したとして戦況図を更新しました

ボルキ/スパルノエ

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で15回、
スバトベ・クレミンナ線で21回、
シベルスク周辺で9回、
チャシフヤール周辺は13回、
トレツクの方向に7回
攻撃をおこないました

○チャシフヤール方面


チャシフヤールの北東のカリニフカでは、
位置情報付きの映像によるとロシア軍が
運河を越えようと歩兵で突撃をおこないましたが、
ウクライナ軍に撃退され、
運河を越えることは未だにできていません
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第21機械化旅団のもので、
運河の導水管付近の様子となっています
攻撃は撃退されましたが、
その東側のカリニフカの郊外は
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました

カリニフカ

○トレツク方面


ピヴニチネからトレツクにかけては、
両軍が歩兵による市街戦となっています
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
中央病院の北の破壊されたトレツクの高層アパート街で
活動しているウクライナ軍の歩兵の様子となっていて、
この付近が最前線となっていることが確認できます
戦況図に変更はありません
なお、
ニウヨークでは戦況図に変更はありませんが、
司令部に見捨てられたと感じた16人の
ロシア兵が投降した情報があります

ピヴニチネからトレツク

●南東部 ドネツク州


ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
ポクロフスク方面で42回、
クラホフ方面では20回、
ブレミフカ方面で10回攻撃をおこない、
激しい地上戦となっています

○ポクロフスク方面


この方面でロシア軍は、
少ない攻撃軸に戦力を集中させて突破を図っています
1番目
激戦となっているノヴォフロジフカでは、
市街戦となりロシア軍が正面突撃で前進し、
ウクライナ軍が前進を阻止しています
ウクライナ軍は市街地の中心部に戦車を出撃させて
ロシア軍の前進を止めようとしましたが、
ロシア軍により破壊されました
またロシア軍はジュラフカから
畑を突っ切ってノヴォフロジフカに攻撃を仕掛け、
これはウクライナ軍にとって予想外だったようで、
ロシア軍は町に入り一部地域を占領しました
その範囲をロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は6平方キロほどになります

ノヴォフロジフカ


2番目
また南側の正面では、
複数の未確認の情報によると、
ロシア軍はミハイリフカ、
メムリュクに前進し、
ウクライナ軍の防衛を撃破して前進しました
この2つの町は両方ともロシア軍が集落に侵入し、
支配を拡大させています
その範囲をウクライナ軍の支配地と係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積はおよそ18平方キロほどになります
この付近はポクロフスクと反対方向になるため、
ウクライナ軍の防衛も手薄になっていると思われます

ミハイリフカ、メムリュク


3番目
またウクライナ軍は
ヤスノブロディフカの三角地帯から撤退し、
あいたところをロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
こちらは面積は4.5平方キロほどになります

ヤスノブロディフカ

●後方地域


ロストフの火災は8日経過しても炎上し、
クルスクにある原子力発電所では
ロシア正教会の司祭が祈りの礼拝をおこないましたが、
あいにくロストフ原子力発電所ではタービンが故障し、
2度目の停止となり、
クリミアを含むこの付近一帯で電力不足が発生し、
電力が遮断されているとの情報があります

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍は2回攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍に撃退され、
戦況図に変更はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました


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