【モスクワで大爆発】ロシア行き旅客機次々フライトキャンセル【ウクライナ/シリア戦況図】
※戦争に年末年始はありませんのでウクライナ情勢は普段通り更新します！
【12月29日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:22 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:08 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:21 プーチン大統領がアゼルバイジャンに電話！ロシア軍の撃墜は認めず
3:11 ウクライナ軍新兵器 ドローンの可能性がまた広がる
3:51 北朝鮮兵のメモが翻訳される
4:58 ロシア経済崩壊！プーチン大統領「ロシア経済の減速に備えよ」
5:56 各地域の戦況
6:24 ロシア領クルスク、ハルキウ方面の戦況
9:04 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 テルニー トレツクの戦況
11:56 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
15:53 後方地域の爆発炎上事件
16:44 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
17:02 シリア情勢戦況図
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ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
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●ウクラ軍の損失は？
データ非公表
■Materials
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#ウクライナ戦況
#ウクライナ情勢
#プーチン大統領
みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
公開情報をコンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから1040日となりました
まずは全般的な事柄です
先程公表されたウクライナ軍の参謀本部の報告によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1690名
戦車7両
装甲戦闘車19両
砲29門
ドローン14機
その他車両66両
となっています
戦線全体では、
一日で162回の地上戦の報告がありました
Ruzzian軍は装甲車両による攻撃を
増加させていますが、
相変わらず兵士の採用数を超える大きな損失を
出し続けています
■ウクライナとロシア情勢のニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
アゼルバイジャンの大統領府によると、
プーチン大統領はアリエフ大統領に電話し、
「アゼルバイジャン航空の旅客機がロシア領空で外部からの衝撃で墜落したことを謝罪した」と述べたと発表しました
撃墜がロシア軍によるものとは表現していない点は注目で、
戦争研究所では、
「アゼルバイジャンはロシアの防空システムが撃墜したと認めていないことに不満があるようだ」と分析しています
一方、
ロシア行きの民間航空機は次々運休し、
アゼルバイジャン航空はもちろんのこと、
フライドバイ、
エルアル、
カザック航空、
トルクメニスタン航空などもフライトをキャンセルし、
ヴェリストカによると少なくとも95便が欠航したとのことです
2番目
ウクライナ軍はショットガンを搭載したドローンを使い、
ロシアのFPVドローンを撃墜することに成功しました
映像ではウクライナのFPVドローンが敵のドローンに近づき、
正確な射撃で撃墜する様子が映されています
これまでは体当たりで撃墜していましたが、
ディフェンスエクスプレスによると、
この方法は一回の飛行で複数のドローンを撃墜できることから有効な手段となる可能性があり、
ウクライナ軍はすでにこの使用を拡大させている可能性があると分析しています
3番目
クルスクで地獄に召された北朝鮮兵のキョンホンジョンが残したメモが翻訳され、
この兵士は精鋭部隊に所属していたことが明らかになりました
その中で「私は最高司令官を守るために革命服を着て、
曹長に昇進する機会に恵まれた
しかし私は党を裏切り、
最高司令官に恩知らずのことをしてしまった」と過去に何らかの失敗をしたことが綴られていました
続けて、
「私が犯した罪は許されないが、
祖国は再生への道を与えてくれた
私は最前線に赴き、
命に代えても金正恩最高司令官の命令を完全に遂行する
金正恩率いる赤軍特殊部隊の不屈の勇気と犠牲を全世界に見せてやる
戦争に勝って祖国に帰ったら、
党に嘆願書を提出します」と残されていて、
体中がむずむずしそうな将軍様への愛が綴られています
4番目
プーチン大統領は、
来年のロシア経済の成長が半分になり、
経済の減速に備えるよう呼びかけました
インターファックス通信の記事をモスクワタイムズが引用したところでは、
プーチン大統領は「経済成長は多ければ良いとは限らず、
我々はそのような成長を必要とせず、
かえって経済に歪みが生じれば悪影響を引き起こす」と述べたとのことです
ロシアでは今後あらゆる産業分野で倒産の急増が予想され、
フィナンシャルタイムズでは元政府高官の話として、
「クレムリン内で戦時経済がいつまで存続できるかについて懸念が高まっている
経済見通しは災害レベルで暗く、
来年戦争終結を余儀なくされるかもしれない
プーチン大統領は旧ソ連が（軍拡で）崩壊した時を知っている」と伝えています
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
過去に海外で起きた出来事を参考に、
ルジアンやRuzzian軍などYouTube用に
最適化した表現を使用していますのでご了承ください
●北東部 クルスク、
ハルキウ方面
Ruzzian軍が奪還作戦を加速させているクルスクと、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
○クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
くもり
最高気温1度、
最低気温-1度
今日の天気予報も、
くもりとなっています
しばらく気温が0度付近で風も弱く
安定した天気が続きます
この方面でRuzzian軍は22回の攻撃、
23回の空爆をおこないました
1番目
ゼレニシュラフの南では、
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍のドローンが、
同じウクライナ軍の
セネター対地雷装甲車両を破壊しています
Ruzzian軍に利用されないように
していると思われますが、
それだけ戦況が落ち着いていることが
示唆されるものとなっています
2番目
スジャの東8キロにある
ルスカヤコノペルカの郊外にある境界森林では、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
ウクライナ軍の陣地を襲撃している映像があり、
この場所がウクライナ軍の最前線となっていたことが
わかります
ご覧いただいているのはRuzzian軍の
第11空挺旅団のもので、
地図の場所にあるウクライナ軍陣地の
様子となっています
攻撃は北から行なわれ、
Ruzzian軍がこの陣地を占領しましたが、
ウクライナ軍はすでに撤退し、
この陣地にはいなかったようで、
戦況図ではこの場所までRuzzian軍が
奪還したとして戦況図を更新しました
面積は4平方キロほどになります
Ruzzian軍は今年中、
あるいは1月20日までにクルスクから
ウクライナ軍を追い出すとしていましたが、
今年中は絶望的で、
1月20日までとしても達成できる可能性は
ほぼないと思われます
ブルームバーグではアメリカ当局者の話として、
ウクライナ軍の占領面積は半分になり、
将来ウクライナ軍が撤退する可能性はあるとしながらも、
春になってもウクライナ軍を追い出すのは
難しいだろうとしています
○ハルキウ方面
この方面でRuzzian軍は2回の攻撃をおこないましたが、
今日もウクライナ軍に撃退され、
戦況図に変更はありません
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で5回、
スバトベ・クレミンナ線で20回、
シベルスク周辺で4回、
チャシフヤール方面で5回、
トレツクの方向に10回
攻撃をおこないました
○スバトベ・クレミンナ線
この方面でRuzzian軍は攻撃回数は多いものの、
前進はほとんど見られない状況となっています
そのうちテルニーでは
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
装甲車2両で北東から畑を突っ切り突破を図りました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第60機械化旅団のもので、
地図の場所の様子となっています
Ruzzian軍は正面攻撃は難しいとみたのか、
側面からテルニーを回り込もうとしている模様です
しかし車両はウクライナ軍の対戦車ミサイルと
ドローンにより破壊され、
攻撃を合図に中から展開した歩兵は
ウクライナ軍のドローンに見つかり、
この攻撃は失敗に終わりました
戦況図では、
この場所まで係争地の拡大として更新しました
○シベルスク周辺
シベルスク南側に位置するヴィムカでは、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
車両を使って突破を図りました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第10山岳突撃旅団のもので、
度胸試しのように突破を図るRuzzian軍の
車両の様子となっています
この攻撃は前線に出るまでにほとんどが撃退され、
1両だけ車両が燃えながらも地図の場所に到達し、
中から歩兵が出てきましたが、
これも撃退されました
戦況図に変更はありません
○トレツク方面
トレツクでは市街戦で双方が攻撃を行なっています
昨日の動画でもお伝えしましたが、
特にスタジアムの東では、
家一軒ごとに支配が異なる市街戦となっていて、
これにドローンによる攻撃が加わる
激戦となっています
ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、
ゴーストFPVドローンが地図の家を
観察している様子となっています
今のところは戦況が流動的で動いていることから、
戦況図に変更はありません
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ、
ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で52回、
クラホフ方面で18回、
ヴェリカノボシルカ方面で17回
攻撃をおこないました
○ポクロフスク方面
この方面のルジアンは目標を
ポクロフスクの占領から
ドネツク州の完全占領に重点をおき、
占領地の拡大を目指しています
1番目
北側正面のダチェンスケでは、
防衛線を巡って激しい攻防戦となっています
戦況図では防衛線が連続していますが、
この場所はソロニイ川があるため防衛線が
不連続になっている場所で、
Ruzzian軍はそこが弱点とみて攻勢を仕掛けています
ご覧いただいているのはルジアンのもので、
地図の場所にあるウクライナ軍の陣地を
観察している所となっています
戦況図に変更はありません
2番目
またピシチャネでは、
ルジアンが南の郊外から集落に侵入し、
占領地を拡大させようと試みています
すでに一部が集落に取り付いていて、
ウクライナ軍は地上部隊を出さず
ドローンで応戦しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第425スカラ大隊のもので、
地図の場所のルジアンの様子となっています
画像処理していないものは期間限定で
いつもの場所に掲載しておきますので、
グモグモした映像と一緒に
年末を過ごしたい方はご覧下さい
戦況図ではそれ以外の複数の情報も総合して、
ピシチャネの集落の南側と、
西側の境界森林をルジアンが占領したとして
戦況図を更新しました
3番目
その西にあるボフコベでは、
位置情報付きの映像によると、
ルジアンが攻撃を行ないました
ご覧いただいているのはルジアン側のもので、
集落の端にあるウクライナ軍のM2ブラッドレーの
内部まで観察している所となっています
戦況図ではこの集落の端までルジアンが
占領したとして戦況図を更新しました
面積はここまでで5平方キロほどになります
それ以外の西側正面などでは、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
○クラホフ方面
この方面でルジアンはクラホフの占領に向け、
まずは正面突撃と補給線の切断、
包囲のすべての可能性を同時に追求している模様です
1番目
クラホフの発電所の正面入口では、
位置情報付きの映像によると、
ルジアンが前進をおこない、
ウクライナ軍がドローンで撃退しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第46機械化旅団のもので、
ドローンから見た赤外線映像となっています
連日お伝えしていますが、
ウクライナ軍は火力発電所で徹底抗戦する可能性があり、
とうとう来たかといった感じですが、
今のところは戦況図に変更はありません
○ヴェリカノボシルカ方面
この方面でルジアンは要衝ヴェリカノボシルカを
包囲する戦術を採用し、
郊外で攻撃を行なっていますが、
今日は戦況図に影響のある情報はなく、
Ruzzian軍の攻撃はウクライナ軍が撃退しました
●後方地域
1番目
モスクワでは、
ウクライナ国防省主要情報総局GURによると、
Ruzzian軍の兵站補給に使われた貨物列車で
爆発がありました
映像ではきのこ雲が上がっているところが確認できます
2番目
また、
前線から160キロ離れたオリョールの倉庫に
ストームシャドウが飛来し、
少なくとも3発のミサイルで爆発が観測され、
コンクリートの建物の中にいた兵士2人が
地獄に召されたとのことです
ウクライナ軍によるとこの施設は
シャヘドドローンの保管、
メンテナンス、
修理をおこなっている場所だったとのことです
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
これらの方面でルジアンは4回
攻撃を行ないましたが、
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
■シリア情勢
今日はシリア情勢について
戦況図に影響のある情報はありませんが、
シリアの人々は、
ウクライナの人々に向かってメッセージを送りました
ある人は、
「私は彼らに、
諦めないで革命を続けてほしいと言いたい
私たちと同じように、
彼らも必ず勝利するだろう」と述べ、
別の女性は、
「我が国を占領したロシア人と戦っている
ウクライナ人に、
団結して粘り強く行動し続けるように言いたい
私たちシリア人は抵抗し団結し、
幸運にもアサドを破ったのだから」
と応援のメッセージを送りました
今日は以上です
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