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ウ軍前進!破竹の勢い【ロシア緊急事態】ロシア領内1000平方キロに侵攻!アメリカもお墨付き【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】ゲラシモフ参謀総長大ポカでプーチン忍耐の限界に!ルカシェンコが見事な立ち回りでウ軍協力


【8月9日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:05 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:17 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:29 「クルスク侵攻はアメリカの政策と合致」米国防総省回答
3:33 ゲラシモフ参謀総長大々々ポカやらかす プーチン大統領「我慢の限界」達する
4:12 各地域の戦況
4:29 北東部 スームィ方面ハルキウ方面の戦況
11:02 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
11:37 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
12:07 後方地域の爆発炎上事件
12:41 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況
13:01 クルスク侵攻でルカシェンコ大統領が見事な立ち回り見せる

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから898日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1030名
戦車3両
装甲戦闘車9両
砲49門
防空システム2基
ドローン32機
その他車両88両
となっています
戦線全体で一日で96回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.2で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.2倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
戦車、
装甲戦闘車が多く、
反対にウクライナ側は歩兵戦闘車が目立ちます
なお、
武装勢力が攻撃している
ロシア領内のクルスクでの損害は、
便宜上ウクライナ側に含めています

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを
見ることもできます
1番目
謎の武装勢力が
ロシア領内のクルスクに侵攻していることについて、
アメリカ国防総省のシン副報道官は記者団に対し、
「ウクライナのロシアへの攻撃は
アメリカの政策と合致している」と述べました
副報道官は、
「ウクライナが火曜日からクルスクに侵入し、
戦闘を続けていることについて、
ウクライナは
自国を守るための行動を起こしている」と説明しました
また、
「ロシア軍による国境を越えた攻撃に関係する限り、
ウクライナがアメリカ製の兵器で
ロシアを攻撃することは認める方針であり、
クルスク攻撃は軍隊が関与しているが、
この方針に合致している」と述べた一方、
「我々はロシアへの長距離攻撃を支持しない」
と述べました
簡単に言えば、
「アメリカ製兵器をクルスク侵攻に
使ってよい」ということと、
「クルスク侵攻はウクライナ軍が
おこなっている」の2点になるものと思われ、
他の西側諸国も追随するものと考えられます
2番目
ブルームバーグによると、
「ゲラシモフ参謀総長は、
ウクライナがクルスクで
攻撃作戦を準備していることを事前に知らされていた」
と伝えました
しかしゲラシモフ参謀総長はこれを無視し、
クレムリンに伝えなかったとのことです
ゲラシモフ参謀総長は
重大な情報を知っていたにもかかわらず
適切な対処を怠ったことになり、
ブルームバーグの取材によると、
今回の失態に対し、
プーチン大統領の「忍耐はすでに限界に達している」
と指摘しました

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 スームィ方面 ハルキウ方面


最初のニュースでお伝えしたように
正体不明の武装勢力がウクライナから
ロシア領に入り占拠しています
しかし、
ウクライナ側から何の情報もないため、
謎の武装勢力としてお伝えします

○スームィ方面


この方面ではウクライナ側の情報がなく、
ロシア側の情報を総合してお伝えします
ロシアの軍事ブロガーたちは武装勢力が
次々町を占領していると伝え、
武装勢力が1000平方キロを
支配していると伝えています
戦況図ではある程度確認できた情報で進めますので、
400平方キロほどが係争地として表示しました
まず武装勢力は北から右回りに
ニコラエヴォ・ダリイノ、
ダリイノ、
ゼレニシュリャフ、
スヴェルドリコヴォ、
スジャのゴンチャロフカ地区を占領しました
その範囲を青い範囲で表示しました
面積は約60平方キロになります

ニコラエヴォ・ダリイノ、ダリイノ、ゼレニシュリャフ、スヴェルドリコヴォ、スジャ

○コレネヴォ方面


この方面で武装勢力は国境から25キロの
コレネヴォの町と
その南のスナゴストの集落に向かっていると考えられます
1番目
位置情報付きの映像によると
武装勢力はゼレニシュリャフから西に前進し、
リウビモフカの集落に入りました
ご覧いただいているのは村の境界で
記念撮影をとっているところです
この場所まで武装勢力の占領地として
戦況図を更新しました

ゼレニシュリャフ


2番目
一方ロシア軍はダリイノの集落に空爆をおこない、
武装勢力の動きを封じようとしています
ダリイノは武装勢力が占領したとして
戦況図を更新しました
3番目
武装勢力は
ウクライナ国境からダリイノに向かって
大量のトラックで物資を輸送している模様で、
組織だった動きをおこなっています
ご覧いただいているのは
ロシア側の偵察映像となっています

ダリイノ


4番目
また、
前線から45キロ離れたオクチャブロスコエでは、
ミサイル攻撃があり、
ロシア軍の車両が燃えているとの情報があります
さらにその西のリルスクでは、
ロシア軍の車列が破壊され、
部隊が壊滅したとの情報があります

オクチャブロスコエ


○マラヤロクニャ方面


国境の町スヴェルドリコヴォを占領した武装勢力は
マラヤロクニャを越え、
その北東で地上戦となっています

スヴェルドリコヴォ/マラヤロクニャ


1番目
位置情報付きの映像によると、
その東の大きな谷では
武装勢力の装甲車両が前進していて、
ロシア側の情報ではロシア軍が
ヘリと砲撃で応戦しています
ご覧いただいているのはロシア側の偵察映像で、
武装勢力の対地雷装甲車両の様子となっています
この場所で武装勢力のトラックと
対地雷装甲車両2両が損害を受けました
戦況図ではこの場所まで
係争地の拡大として戦況図を更新しました
さらに未確認の情報では、
武装勢力はその東のルスコエペレクノエにも
前進しているとの情報があります
2番目
また未確認の情報ですが、
武装勢力は国境から35キロのアナスタシェフカと
40キロのミルティノで地上戦となっている
との情報があります

○スジャ方面


この方面で武装勢力はスジャの町で
支配地を広げるとともに、
一部は町を大きく越えて
クルスクの方向に向かっています
少し地図を引くと、
クルスクの西にはクルスク原発があり、
ここも重要な戦略目標となります
1番目
スジャの南西の住宅地では、
位置情報付きの映像によると、
武装勢力は住宅街を占領し、
この場所を拠点化しようとしています
ご覧いただいているのはロシア側の偵察映像で、
地図の場所に止まっている
武装勢力の車両の様子となっています
この場所を武装勢力の占領地として
戦況図を更新しました

スジャの南西の住宅地


2番目
スジャの北東のロータリーでは、
住民が道路上に地雷を発見し、
機関銃の音が聞こえることから
慌てて逃げ帰った情報があり、
この付近で地上戦が散発していることが確認できます

スジャの北東


3番目
一方、
その北東のマルチノフカでは、
民間の車両がドローンに追いかけられたとの情報や、
道端で燃えた車があるとのことで、
この付近でも地上戦となった可能性があります
ご覧いただいているのは
スジャの住民が撮影した映像で、
この住民はスジャの商店が全部閉まっているため、
ボリショイツルダツコエで買い物をしようとしたところ、
銃撃を受けて急いで戻るところの
様子の一部となっています

マルチノフカ


4番目
未確認の情報ですが、
武装勢力は高速R200号線を北上し、
国境から30キロのボリショイツルダツコエの付近で
地上戦となっているとの情報があり、
この付近まで係争地の範囲を拡大させました
ロシアの軍事ブロガーは
この場所は武装勢力が占領したと伝えていますが、
地元住民のSNSではそうでないとする情報もあり、
ロシア軍の危機感をあおるために
話を盛っている可能性もあります
また現在その北のレブシノで
ロシア軍のBMP歩兵戦闘車とT72戦車が
移動中となっています
クルスクの侵攻については以上となります
なお、
ハルキウ方面では少なくとも2回の
地上戦の報告がありますが、
戦況図に影響のある情報はありませんでした

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の
戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で5回、
スバトベ・クレミンナ線で12回、
シベルスク周辺は7回、
チャシフヤール周辺でも7回、
トレツクの方向に11回
攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報はありませんでした

●南東部 ドネツク州


ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はポクロフスク方面で28回、
クラホフ方面で5回攻撃をおこないましたが、
戦況図に影響のある情報はなく、
ロシア軍の前進は確認されませんでした
一方、
ブレミフカ方面では地上戦の報告はありませんでした

●後方地域


1番目
ロシア占領下のルハンスク州でウクライナ軍は
ハイマースで攻撃をおこない、
ロシア軍の51空挺連隊の司令官と
数名の将校が地獄に召されたとの情報があります
2番目
国境から350キロ離れたリペツクの軍用飛行場で
火災と爆発があり、
詳細は不明ですが映像では
地面から炎が確認できます

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面で戦況図に影響のある情報はありませんが、
ロシア占領当局のフィリップチュク地区長によると、
ロシア占領地のカホフカの上空で
ウクライナのF16の目撃情報があります

■その他


ルカシェンコ大統領は
旧ソ連加盟国からなるCIS同盟の会合で、
「ロシアが崩壊すれば、
他のすべての加盟国に影響を及ぼすだろう」と述べ、
団結を訴えました
またウクライナ戦争で
「多くの指導者や治安当局者が
自らの利益を求めはじめている」と指摘し、
「これではいけない」と語りました
一方、
以前の動画でお伝えしましたが、
ルカシェンコ大統領は7月中旬、
ベラルーシ軍をウクライナ国境から撤退させ
基地に戻しました
これによってウクライナは
ベラルーシからの攻撃の心配がなくなり、
ウクライナはロシアのクルスク侵攻に
注力することができるようになったと分析されています
クルスク侵攻の影の立役者が
ルカシェンコ大統領だったという話です
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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