【プーチン大激怒】ハルキウの旅団長逮捕【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】統制失うロシア軍 ウ軍がボコボコに|ウクライナ軍新たに10旅団編成!ロシア新たな攻撃開始
【7月5日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:02 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:16 ウクライナ・ロシア情勢に関するニュース
2:28 ロシアのタンポフ州で再び爆発 弾薬庫大炎上
3:06 ロシア「気球でドローン捕獲!」
4:07 ウクライナ軍「新たに10旅団編成」ゼレンスキー大統領「その話は…」
4:54 ウクライナ各地域の戦況
5:11 北東部 ハルキウ方面 リプツィ、ボフジャンスクの戦況
8:38 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
11:12 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
13:45 後方地域の爆発炎上
15:26 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
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みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから862日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1200名
戦車9両
装甲戦闘車17両
砲65門
防空システム2基
ドローン26機
巡航ミサイル6発
その他車両77両
となっています
戦線全体で一日で161回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できるウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対3.5で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその3.5倍になります
ロシア側の損失は民生用のバン、
軍用トラック、
戦車、
歩兵戦闘車が多く、
反対にウクライナ側はピックアップと通信施設が目立つほか、
ウクライナ軍のMig29が1機イスカンデルミサイルで損傷した記録があります
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ロシアのタンポフ州で4日の早朝、
2機のドローンによる攻撃があり、
うち1機が目標に命中し、
火薬工場が爆発しました
地元当局では、
死傷者も損害もなかったと言いましたが、
地元住民が撮影したとする映像では大きな音とともにキノコ雲が発生したことが確認できます
タンポフ州ではドローン攻撃が相次いでいて、
先月28日には石油貯蔵所で爆発があり、
20日にも3つの石油貯蔵所で火災が発生しました
2番目
ロシアの開発会社は、
気球でドローンを撃退するシステムを開発したと発表しました
この会社は飛行船を運航する会社で、
今回開発したのはドローンを検知すると、
風船が空中に上昇し、
特殊な網を使ってドローンを捕獲するというもので、
高さ300メートルまでのドローンに対応できるとのことです
写真などはありませんが、
サンクトペテルブルフで開催される技術展で発表される予定とのことです
開発会社のアルベック氏は、
第1次から第2次世界大戦の防空気球をヒントに開発したとのことですが、
試験結果は上々で、
予約注文も入っているとのことです
ちなみに防空気球は、
急行下爆撃などから地上部隊を守るために、
鎖をぶら下げた気球を飛ばして低空を飛行する爆撃機を妨害するもので、
ノルマンディー上陸作戦でも使われました
3番目
昨日の動画でも少し触れましたが、
ウクライナ陸軍司令官のパブリュク中将はエコノミストのインタビューに応じ、
ウクライナでは新たに10個の旅団を準備していると伝えました
各旅団は2000人から8000人規模で、
特殊部隊のレンジャー軍団と新たな施設突撃旅団というタイプの部隊が編成されているとのことです
また、
戦争の重要な局面は2か月以内に訪れるだろうとも述べました
しかし、
どうも装備が行き渡っていないようで、
ゼレンスキー大統領はブルームバーグのインタビューで装備の必要性を強調し、
「今は反撃について話す時期ではない」と述べました
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ハルキウ方面
5月にロシア軍が国境を越えて
軍事侵攻をおこなったハルキウ方面の戦況について
お伝えします
この方面ではウクライナ軍が
主導権を握っているもようで、
ウクライナ軍の国防戦略センターの
ケヴリュク氏の分析記事によると、
ロシア軍には人材もなく、
予備兵力も与えられず、
戦線の維持が困難になっているため、
「今後1か月以内にロシア軍に進展がなければ、
撤退させなければならないだろう」と分析しました
また、
コメルサントによると、
ロシア連邦保安局FSBは
ボフチャンスクで包囲されている
第83空挺旅団の責任者ゴロディロフ大佐を
詐欺容疑で拘束したと伝えました
戦争研究所の分析では、
ゴロディロフ大佐が目標を達成できず、
相当数のエリート空挺部隊の
隊員の死を招いたことに対し、
プーチン大統領とロシア軍司令部が
別件逮捕で無能のレッテルを貼ったと分析しています
○ゾロチフ方面
この方面ではロシア軍が
ハルキウの北西45キロにあるコザチョク村に
侵攻した情報があります
ウクライナ軍のポフフ報道官は、
「ウクライナ軍が撃退しようとしている
ロシア軍が破壊工作と偵察により
緊張点を作り出そうとしている」と述べ、
ウクライナ軍の戦力を分散させようとする
意図があることを説明しました
戦況図では黄色い線で表示しました
○リプツィ方面
この方面で戦況図に変更はありませんが、
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍は国境から小隊規模の
機械化攻撃をおこないましたが、
この攻撃はウクライナ軍が前線から3キロも手前で
ウクライナ軍に発見され、
装甲車両5台のうち3台が破壊され、
前線のはるか前で撃退されました
ご覧いただいているのは
地図で示した場所の様子ですが、
ロシアこの方面で機械化部隊による
攻撃をおこなったのは初めてと思われます
○ボフチャンスク方面
この方面ではロシア軍の目標達成は不可能となり、
ロシア軍の優先度も低く、
このまま部隊の補充もままならないようだと、
ロシア軍は撤退をするか、
殲滅するかの選択を迫られることになりそうです
1番目
ボフチャンスク市街地でロシア軍が孤立している
骨材工場では、
ウクライナ軍の地上部隊が南西から工場に入り、
掃討作戦をおこないました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
リュート国家警備旅団のもので、
地図で示した場所にロケット弾を発射して
襲撃している様子となっています
2番目
また町の東の端では、
ウクライナ軍が陣地から出て反撃し、
集落の一部を奪還しました
地図で示した場所でロシア軍が
砲撃をおこなっていることから判明しました
その範囲を係争地から一部ウクライナ軍が
奪還したとして戦況図を更新しました
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍はクピャンスク方面で8回、
スバトベ・クレミンナ線で32回、
シベルスク周辺で3回、
チャシフヤール周辺では8回、
トレツクの方向にも25回
攻撃をおこないました
○スバトベ・クレミンナ線
ここ最近ロシア軍の攻勢が活発なマキイウカでは、
戦況図に影響のある情報はありませんが、
未確認の情報では、
南北の幹線道路と東西の幹線道路の交差点を
ロシア軍が占拠した可能性があり、
この場所を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
○チャシフヤール方面
1番目
ウクライナ軍のヴォロシン報道官は、
ロシア軍がカナルを占領したことを認め、
ウクライナ軍が撤退したと報告しました
ロシア軍は第4自動車化ライフル旅団が
予備兵力として存在するため、
この部隊をチャシフヤール攻撃に
投入する可能性があります
戦況図では係争地の範囲をわずかに見直しました
それ以外ではロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありません
○トレツク方面
この方面では、
双方が攻撃をおこなっています
1番目
未確認の情報ですが、
ロシア軍はマヨルスク北西の運河の東側の
少なくとも一部を占領した可能性がありますが、
今のところ範囲が確定できないため、
戦況図はそのまま係争地にしてあります
2番目
焦点となっているアルテモヴェ地区では、
位置情報つきの映像によると双方が
接近戦となっています
ロシア軍は地図の高層アパートで
グレネードランチャーを使ってウクライナ軍を攻撃し、
反対にウクライナ軍が地図の場所で
攻撃しているところが確認できます
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
戦況図はこれにあわせて
わずかにロシア軍占領地の範囲を修正しました
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカ、
マリンカ、
ヴェリカノヴォシルカ方面の戦況に
ついてお伝えします
作戦に影響を与えるアウディーイウカの天気は、
はれ
最低気温22度、
最高気温35度
今日の天気は、
くもりの予報となっています
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は様々な方向に37回
攻撃をおこないました
1番目
ロシア軍はウクライナ軍の主防衛線を突破し、
ノヴォオレクサンドリフカの西にある
ロズヴァツケに向けて攻撃をおこない、
ウクライナ軍が撃退しましたが、
ロシア軍は前進しました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図の場所で撃破された
BMP3歩兵戦闘車の様子となっています
従って係争地の範囲をこの場所まで拡大させ、
その後方をロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
2番目
またロシア軍はその南側でも
ウクライナ軍の主防衛線を広く突破し、
2キロほど前進してプロレスの集落に向かっている
可能性があり、
今後確認が取れれば再度更新します
3番目
またエフヘニフカの南側では、
複数の情報によると
ウクライナ軍が川の西側に後退し、
ロシア軍が郊外を前進した情報があり、
その範囲を係争地とウクライナ軍の支配地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
またエフヘニフカのすぐ南側に
ヴォスコドという小さな集落があり、
ここもロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は5平方キロほどになります
それ以外についてはロシア軍の攻撃は
ウクライナ軍が前進を阻止して、
戦況図に変更はありません
○マリンカ方面
○ベルカノボシルカ方面
ロシア軍はマリンカ方面で16回、
ヴェルカノボシルカ方面で5回
攻撃をおこないましたが、
ロシア軍の前進はウクライナ軍が阻止し、
戦況図に変更はありません
●後方地域
1番目
IAEA国際原子力機関によると、
ザポリージャ原発では無人機による攻撃があり、
敷地の外にある変電所が損傷したほか、
森林火災が発生し、
作業員が負傷しました
また、
午前10時40分頃、
エネルゴダール市で3回の無人機攻撃があり、
作業員8人が負傷し、
1台の変電所の変圧器から油が漏れて
変電所が使用不能となったとのことです
最近ザポリージャ原発では攻撃が相次ぎ、
6月末には外部放射線監視施設が砲撃と火災により
破壊されたほか、
市内の変電所にも攻撃があり、
エネルホダルの町では16時間停電が続いた
情報もあります
今のところ原発の稼働に
影響はないとのことです
声明などはないようですが、
ロシア軍の偽旗作戦の可能性や
原発の敷地内にはロシア軍の軍事施設や
ドローン訓練所があり、
たびたび爆発が起きています
2番目
メルトポリ付近にある
ザポリージャ州のカリノフカ村では、
ロシア軍の1基1億ドルすると言われる
スカイSUVレーダーがHIMARSにより破壊されました
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所付近で
レーダーの存在が確認できるものとなっています
それ以外にもセヴァストポリ、
クラスノダール、
ロストフで爆発の情報があります
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍はロボチネとその周辺で9回、
クリンキーで3回攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍によってすべて撃退されました
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
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ご視聴いただきありがとうございました