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クルスクのロシア軍絶望!橋すべて落とされ兵站断たれる【ウクライナ戦況図】プーチン政権崩壊へ「ルカシェンコたまらず助け船」【ロシア兵不調】募集ノルマ3割未達|ドイツがウクライナ資金支援停止


【8月19日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:57 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:26 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:38 ドイツがウクライナ支援停止へ 予算不足と報道
3:37 ルカシェンコがロシア国営テレビで「即時和平交渉」主張
4:44 ロシア契約兵の入隊一時金「払えません!」地方政府悲鳴
5:38 各地域の戦況
5:55 ロシア領内クルスク方面、ウクライナ・ハルキウ方面の戦況
12:55 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
14:38 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
16:36 後方地域の爆発炎上事件
16:49 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況

#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
 https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。

みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから908日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1120名
戦車5両
装甲戦闘車15両
砲48門
多連装ロケット4両
防空システム2基
ドローン57機
巡航ミサイル5発
その他車両72両
となっています
戦線全体で一日で98回の地上戦の報告がありました
そして、
視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対1.2で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.2倍になります
ロシア側の損失は民生用のバン、
4輪バギー、
砲が多く、
Ka52ヘリコプターが破壊された情報があります
反対にウクライナ側はピックアップ、
歩兵戦闘車、
装甲戦闘車が目立ち、
MiG29が駐機中にイスカンデルミサイルで
破壊された情報があるほか、
この数字には含まれていませんが、
パトリオット、
IRIS-T、
ハイマースのデコイ(おとり)が
破壊された情報があります

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを
見ることもできます
1番目
フランクフルトFAS新聞は、
「ドイツは来年の連邦予算で
ウクライナに財政支援をおこなわない」と伝えました
記事によると「ドイツ財務省は予算削減の一環として、
来年度の予算から
ウクライナへの軍事支援をおこなわない」と伝えました
ウクライナ外務省は
「情報操作の可能性が高い」としていましたが、
様々なメディアに報じられ話題となっていました
今日になってドイツ財務省はこれを否定し、
「支援の一部は国際プログラムに移されるものの、
ドイツは引き続きウクライナを支援していく意向」で、
「短期的な追加資金提供の可能性を
検討する用意もある」と述べました
ちなみにフランクフルトFAS新聞は、
旧ソ連のスパイだった
ゾルゲが記者として務めていたところで、
1941年にゾルゲ事件として日本を震撼させました
2番目
ベラルーシのルカシェンコ大統領は
ロシア国営テレビのインタビューに登場し、
ウクライナの非ナチ化はすでに達成されたとして、
和平交渉を呼びかけました
ルカシェンコ大統領は、
「ウクライナにナチスは存在しない
ウクライナは非ナチ化され、
頭のおかしなナチスは数人残っているが、
それだけだ
国民の70%以上がゼレンスキーを嫌っている
なぜか?彼は約束したことと実行することが異なり、
人々が死んでいるからだ」と述べました
また、
「ウクライナ国民もロシア人も
ベラルーシ人もこの戦いを必要としていない
いまこそ戦いを終わらせるときだ」と述べ、
即時和平交渉を呼びかけました
このインタビューはロシア国営テレビで
繰り返し流されていて、
ウクライナのニセ情報対策センターの
コバレンコ氏によると、
「プーチン大統領による協議開始の要請を示している
可能性がある」と分析しました
3番目
先日の動画で、
プーチン大統領がウクライナに行く契約兵に対し、
契約金を40万ルーブルに
倍増させたことをお伝えしましたが、
地方政府ではその資金がなく、
支払っていないことがわかりました
RAによると、
ロシアの3分の1の地域で収入が減少し、
4分の1で支出を削減していて、
知事らはクレムリンに対し財政支援を求めています
モスクワでは、
190万ルーブルという高額の契約金を提示していますが、
兵士獲得のノルマは2万3千人未達で、
年末まで達成する必要があります
ブルームバーグによると、
月間3万人の兵士募集計画は3割以上未達で、
毎月1万人ほど兵士の採用が不足しているとのことです

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます

●北東部 クルスク方面


ハルキウ方面
8月6日にウクライナ軍が
クルスクに侵攻してから11日となりました

○クルスク方面


作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
はれ
最低気温17度、
最高気温33度
今日の天気予報も、
はれとなっています
この方面ではウクライナ軍の前進が続き、
ロシア軍は後退しています
ドイツのシュピーゲル紙は、
ウクライナの以前の国防大臣ザゴロドニュク氏に
インタビューし、
同氏は「プーチン大統領は
ロシア軍の主力をクルスクに移動させることを望まず、
今のところ訓練を受けていない徴集兵を
クルスクに投入している」と説明し、
クルスクではウクライナ軍が
主導権を持っていると述べました

クルスク方面


また、
「ロシアの徴集兵は戦い方を知らず、
訓練も受けず、
装備もないまま前線に投入され、
ただ「死にたくない」と叫ぶだけだ」と述べました
さらにロシアは西側メディアがクルスクに入って
取材しているのが気に入らないようで、
イタリア国営放送RAIの記者を
入国手続き違反で刑事告訴し、
イタリアにいる大使を召還して警告を発したことから、
RAIは2名の記者をウクライナから帰国させたとのことです

○グルジヴォ方面


この方面でロシア軍は実質的に包囲され、
ウクライナ軍が攻撃をおこなって前進しています
位置情報付きの映像ではウクライナ軍が
二つ目の橋を破壊した映像があり、
橋の真ん中に大きな穴があき、
ロシアの軍事ブロガーは三つ目の橋が
落とされたと伝える所があります
ロシア軍は袋のネズミ状態となったと伝えています

グルジヴォ方面


1番目
ロシア側のソースによると、
ウクライナ国境に近いトロイツコエは、
ウクライナ軍が占領しました
その後ロシア軍の1両のBTR装甲戦闘車が
トロイツコエに向かっていましたが、
途中でウクライナ軍により破壊されました
ご覧いただいているのはウクライナ側の撮影したもので、
地図で示した場所で、
ウクライナ軍のドローンが
ロシア軍の車両の中までお邪魔して
詳細に観察しているところとなっています
その範囲をロシア軍支配地から
ウクライナ軍が占領したとして戦況図を更新しました

トロイツコエ


面積は8平方キロほどになります

○コレネヴォ方面


1番目
昨日の動画でウクライナ軍が占領した
とお伝えしたアパナソフカは、
位置情報付きの映像によるとウクライナ軍の兵士が
ロシア国旗を投げ捨て靴を拭いているところがあり、
占領が確認されました

アパナソフカ


2番目
スナゴストは複数の未確認の情報が、
ウクライナ軍が占領したことを伝え、
戦況図を更新し、
スナゴストは青マークに変更しました
未確認の情報では、
ウクライナ軍はその西のコマロフカに攻撃をおこない、
集落に入ったとの情報もあります

スナゴスト


3番目
コレネヴォは、
位置情報付きの映像によると
ロシア軍の兵士が地図で示した場所で
パフォーマンスをおこなっていることから、
ウクライナ軍が完全に支配したわけでもない
ことがわかりました
ロシア兵は、
昨日の動画でお伝えした
郵便受けとウクライナ兵が写っている写真は
フェイクであると主張しています
従って戦況図ではこの付近を係争地に戻しました
コレネヴォでは、
様々な情報が錯綜し、
ある情報では北、
東、
南の3方向から、
また、
別の情報では北と南の2方向から
包囲されていると伝えるところもあり、
今後確認ができればその都度更新していきます

コレネヴォ


4番目
さらに東のオルゴフカは、
ウクライナ軍が占領しましたので、
係争地からウクライナ軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は3平方キロほどになります

オルゴフカ

○マラヤロクニャ方面


この方面では戦況図に影響のある情報はありませんが、
位置情報付きの映像によると、
マラヤロクニャの北西7キロの地図で示した場所で
ウクライナ軍が待ち伏せ攻撃をおこなっていて、
この場所がウクライナ軍の支配地であることが
確認できます
ご覧いただいているのはウクライナ側のもので、
地図で示した場所の様子となっています
ロシア軍はこの付近でヘリと航空機による
空爆を多用していて、
その位置から戦況図に変更はありません

マラヤロクニャ方面

○スジャ方面


この方面でもウクライナ軍が
占領地を拡大させています
1番目
位置情報付きの映像によるとスジャの北東の
マルティノフカでは、
ウクライナ軍が前進し、
集落を占領しました
ロシア軍が
ドローンで攻撃している位置から判明しました
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
解像度が低いのでわかりにくいですが、
マルティノフカにいるウクライナ軍の様子を
観察しているものとなっています
その範囲を係争地とロシア軍の支配地から
ウクライナ軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は3平方キロほどになります

マルティノフカ


2番目
その5キロ南では、
位置情報付きの映像その他の情報を総合すると、
ウクライナ軍はアグロノムの集落を占領しました
ただ、
その東ではウクライナ軍の対地雷装甲車が
ロシア軍のドローンにより損害を受けた情報があり、
この付近が最前線となっていることがわかります
アグロノムの集落を
ウクライナ軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は3平方キロほどになります
それ以外のコレネヴォ方面では、
戦況図に影響のある情報はありませんでした

○ハルキウ方面アグロノム


この方面で戦況図に変更はありませんが、
ウクライナ軍のサランツェフ報道官は、
ハルキウ方面の戦況について、
「ロシア軍の滑空爆弾の攻撃回数が
以前は1日30回から40回だったのが、
クルスク侵攻後は1回から4回に大幅に減った」
と報告しました

●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクからチャシフヤール方面の戦況について
お伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で8回、
スバトベ・クレミンナ線で17回、
シベルスク周辺で7回、
チャシフヤール周辺で6回、
トレツクの方向に14回
攻撃をおこないました

○トレツク方面


この方面ではロシア軍が損害を出しながらも
前進しています
1番目
ザリズネと呼ばれるアルテモヴェ地区では、
位置情報付きの映像によるとロシア軍が
鉱山跡に前進しました
ご覧いただいているのはおそらく
ロシア側の戦術評価のもので、
ロシア兵が周囲を警戒しながら
旗を掲げて占領を主張しているところとなっています
この場所を係争地からロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました

アルテモヴェ地区


2番目
ニウヨークでは、
複数の情報を総合すると、
ロシア軍が東の郊外と市街地で前進しました
そのうち市街地では、
駅に隣接する工場の東と西で前進していて、
工場に部隊がいれば包囲される危険がありますが、
今のところははっきりしません
戦況図ではその範囲を係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は6平方キロほどになります

ニウヨーク

●南東部 ドネツク州


ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
ポクロフスク方面で35回、
クラホフ方面では4回、
ブレミフカ方面で1回
攻撃をおこないました

○ポクロフスク方面


この方面では未確認の情報が多く、
ミコライフカはロシア軍が占領し、
ノヴォゼランネの郊外で間合いを詰めた模様です

ミコライフカ/ノヴォゼランネ


また、
メゾヴェからスクチネの東で
ウクライナ軍が後退してロシア軍が
前進したとの情報があり、
その範囲を係争地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新し、
ミコライフカは青から占領地を示す
赤マークに変更しました
現在ヤスノブロディフカが突出部となり
ウクライナ軍はここを拠点に防衛をおこなっていますが、
北側を占領されると退路がなくなる可能性があり、
スクチネへの連絡路があるうちに
撤退するかどうかの判断に迫られると思われます

メゾヴェからスクチネの東

○クラホフ方面


ヴォジャネの南では、
複数の情報によるとロシア軍が攻撃をおこない、
O0532号線に到達しました
また、
おとといの動画で
ウクライナ軍の存在を確認した地点は、
その後ロシア軍が攻撃をおこない、
再占領しました
その範囲を係争地とウクライナ軍の支配地から
ロシア軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は12平方キロほどになります
ロシア軍はその後も攻撃を続け、
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はブフレダールの鉱山を
多連装ロケットで攻撃し、
今後この付近で地上戦となる可能性があります

ヴォジャネの南

●後方地域


昨日の動画でお伝えした
ロストフの石油タンクの火災は、
24時間経過しても燃え続けているところが確認できます

●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州


この方面でロシア軍は
不特定の回数の攻撃をおこないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
ご視聴いただきありがとうございました

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