【無理するロシア】プーチン就任式直前ロシア大規模攻勢|部隊反逆|重要地点で前進ゼロ|Su25撃墜される【マスコミが絶対伝えないウクライナ戦況図】クリミアのロシア兵に弾道ミサイル 数百人召された情報
【5月5日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:35 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:50 ウクライナとロシア情勢に関する最新ニュース
2:00 ロシア石油輸出日量200万バレル割る 石油精製能力25%喪失
3:00 ロシア軍のドローン攻撃回避訓練をご覧下さい
3:37 イタリアが防空システムSAMP/Tをウクライナに提供へ
4:47 各地域の戦況
5:02 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
8:18 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
13:44 後方地域の爆発炎上
14:14 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_yLyhL2ItsSy0dHDKaEKmW
●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに
侵攻してから801日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1260名
戦車12両
装甲戦闘車27両
砲46門
多連装ロケット2両
防空システム2基
ドローン31機
巡航ミサイル1発
その他車両79両
となっています
戦線全体で一日で119回の
地上戦の報告がありました
ロシア軍は5月7日のプーチン大統領の就任式、
9日のロシア戦勝記念日に向けて
攻勢を強めています
そして、視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数と
ロシア軍の損失数の比率は、
1対2.0で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
戦車が多く、
反対にウクライナ側は砲が目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で
必要なところを見ることもできます
1番目
ウクライナのロシア領内への無人機攻撃が
大きな効果を上げているというニュースです
S&Pグローバルのデータを分析した
石油業界サイトのekによると、
ロシアの石油輸出は
日量194万バレルとなり、
日量200万バレルに満たなかったのは、
新型の感染性の病気で落ち込んだ2022年4月以来
となりました
ウクライナがロシアの石油精製施設を
攻撃しはじめる前の1月に比べて
70万バレルの減少となっています
専門家らは、
ウクライナの攻撃によりロシアは
日量60万バレルの石油精製能力を失ったと分析し、
割合にすると25%となります
復旧は制裁により費用と時間がかかると
見込まれていますが、
ロシアは被害を受けていない
製油所の生産を増やすことで対応している
とのことです
2番目
ロシア軍はウクライナのFPVドローンに対抗する
努力をおこなっています
ウクライナは毎月10万機のFPVドローンを
運用していて、ロシア軍の歩兵の
脅威になっています
その対抗策としては、
散弾を発射するショットガンが今のところ
有効ですが、数が足りないため、
ロシア軍はドローンから回避するための
訓練をおこなっています
映像では、
円を描いて走るようにすると
良いと教えられ、ロシア兵が実践している
様子となっています
3番目
イタリアのラ・レプブリカによると、
イタリアは防空システムのSAMP/Tを
ウクライナに提供することを、
6月のG7首脳会議前に発表すると伝えています
今回提供するSAMP/Tは
スロバキアに提供したものを返却してもらい、
ウクライナに提供することとなりました
SAMP/Tは中距離防空用と
長距離防空用の2種類のミサイルを運用でき、
長距離防空用のアスター30は
射程120キロとなります
イタリアは6基保有し、
今回の供与で合計2基を
提供することになりました
4番目
ウクライナ外務省は、
ロシアがゼレンスキー大統領を指名手配し、
各報道機関が伝えたことについて、
「ロシアは必死のプロパガンダをおこなっている」
とコメントを発表しました
一方「国際刑事裁判所から発行された
プーチン大統領の逮捕状は
世界123か国で執行されることになる」
と伝えました
■それでは、各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心に
お伝えします
その変化は大画面のフルスクリーン表示で
日付とともに追いかけることができます
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 バフムト方面
スバトベ・クレミンナ線、
シベルスク周辺からバフムト方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で9回、
スバトベ・クレミンナ線で7回、
シベルスク周辺とバフムト方面で27回
攻撃をおこないました
○クピャンスク方面
キスリフカを占領したロシア軍は、
ウクライナ軍の防衛の弱点を探すため、
攻撃方向を変更しています
ロシア軍はキスリフカの北にある
イワニフカを偵察し、
その様子が公開されています
お見せしているのはロシア側のもので、
映像では所々に破壊された
ウクライナ軍の車両と塹壕の中に
兵士の姿がわずかに確認できます
しかしこのロシア軍のドローンは偵察を終えて
ヤヒドネに戻ったところ、
ロシア軍の電子戦装置の影響で
操縦不能になってしまいました
またロシア軍はコトリャリフカに
攻撃を仕掛けていますが、
この攻撃はウクライナ軍が撃退し、
ウクライナ軍はヤヒドネに砲撃と
ドローンでロシア軍を叩いています
戦況図に変更はありません
○チャシフヤール方面
ロシア軍はチャシフヤールの占領に向けて、
まず直接攻撃を選択し、
運河に到達することを目標に
多大な努力を続けています
1番目
カナルでは、位置情報つきの映像によると
北側から東側にロケット砲による空爆、
多連装ロケットによる攻撃をおこない、
ウクライナ軍の動きを封じた上で
地上攻撃をおこない、
未確認の情報ですが、
ロシア軍の第98空挺師団の部隊が町の北の森林で
わずかに前進した可能性があります
2番目
位置情報つきの映像によると、
カナルとゾフトネヴィの間にある
運河の橋がトラックと一緒に
ロシア軍の空爆により破壊されました
3番目
カナルの南側の森林では、
これも第98空挺師団の別働隊、
義勇突撃隊、
第102自動車化ライフル連隊で
攻撃を仕掛けていますが、
ウクライナ軍が応戦し、
ロシア軍は損害を重ねているだけで
前進することはできていません
4番目
またロシア軍の第11空挺強襲旅団は
イワニフスケからウクライナ軍を
追い出そうと試みていますが、
これも失敗に終わりました
結局確認できる情報からは、
この方面で戦況図に変更のある情報は
ありませんでした
少し地図を引くと、
ウクライナ軍はカリニフカ、
T0504号線の交差点付近、
イワニフスケ、
クリシチフカといった重要なポイントを
しっかり防衛していて、
ロシア軍の前進を阻むことに成功しています
●南東部 ドネツク州
アウディーイウカの天気は、はれ
最低気温は3度、最高気温は14度
今日の天気予報も、はれとなっています
アウディーイウカ、
マリンカ、
ブフレダール方面の戦況についてお伝えします
○アウディーイウカ方面
この方面でロシア軍は34回
攻撃をおこないました
ロシア軍は多くの損害を計上して
攻勢を仕掛け、前進はしていますが、
ゆっくりとしたペースとなっています
ウクライナ軍の
第110機械化旅団からの報告によると、
ロシア軍のSu25爆撃機が撃墜された
情報があります
この部隊はオチェレティネ付近に
配置されています
1番目
アルカンヘルスケでは、
位置情報つきの映像によると
ウクライナ軍は撤退し、
その後ロシア軍が占領しました
お見せしているのはロシア側のもので、
地図で示した場所でロシア軍の
第132自動車化ライフル旅団の部隊が
旗を掲げて占領を主張しました
昨日の動画でお伝えしたように
アルカンヘルスケは、
ウクライナ軍の防衛線より低地にあるので、
ウクライナ軍は高地の防衛線で
防衛をおこなうことになりました
同時に今後数週間以内に届くであろう
大規模な軍事支援を待つことになります
アルカンヘルスケとその南西の郊外を
ウクライナ軍の支配地と係争地から
一部ロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は3平方キロほどになります
2番目
ノヴォポクロフスケの東では、
位置情報つきの映像によると、
M1A1エイブラムス戦車と
M2ブラッドレー歩兵戦闘車が
ロシア軍の攻撃により損害を受け、
ロシア軍の攻撃がこの範囲にあることが
判明したことから、
この場所を係争地の拡大として
戦況図を更新しました
3番目
オルリフカからウマンスケにかけては、
位置情報つきの映像によると
ロシア軍がウクライナ軍の防衛線の背後に回って
前進しています
また、ウマンスケの南東では、
ウクライナ軍のマックスプロ対地雷装甲車が
遺棄されていて、
ウクライナ軍がこの付近から後退していることが
確認できます
その範囲をウクライナ軍の支配地と
係争地からロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積はおよそ3平方キロほどになります
この付近には防衛線はないため、
当面5キロ後方の
ノヴォセリフスカペルシャまで後退しながら
ロシア軍の戦力を削ることになりそうです
4番目
ネヴェレスケの東にある
コリフニュクという場所は、
ウクライナ軍の突出部になりつつあり、
ウクライナ軍は撤退する可能性は
高いと思われます
問題はネベレスケですが、
ここはドンバス紛争の時からの
最前線となっていましたので、
ある程度要塞化されているはずですが、
少し地図を引いて説明すると、
今後ロシア軍がこの町を占領した場合には、
10キロ後方まで防衛線らしきものはなく、
突破されると地図が大きく変わる
可能性があるので注意が必要です
○マリンカ方面
○ブフレダール方面
この方面でロシア軍は16回
攻撃をおこないました
そのうちマリンカの北にある
クラスノホリフカでは、
位置情報つきの映像によると、
ロシア軍が煉瓦工場の中心に入り、
占領を主張しました
お見せしているのは地図で示した場所で
ロシア軍が旗を立てて占領を
主張しているところとなっています
本来こういった工場は
ロシア軍の戦力を削るには
適した場所ですが、
今回ウクライナ軍はこの工場からは
早々に撤退してしまいました
その場所までロシア軍が占領したとして
戦況図を更新しました
○ブフレダール方面
昨日激しい戦闘があったとお伝えした
ウロジャインでは、
ロシア軍が南から攻撃をおこない、
建物2軒分前進しました
お見せしているのはウクライナ軍の
第58機械化旅団のもので、
ウクライナ軍の戦車がロシア軍の戦車を
破壊したところとなっています
ロシア軍は3両で攻撃をおこないましたが、
後ろにいた2両の歩兵戦闘車は逃走しました
こちらでは静止画でのみお送りしますので、
ご興味のある方はテレグラムに
動画を載せておきますのでご覧下さい
またそのすぐ北側ではロシア軍は
投降を呼びかけるビラを散布していることから、
この場所はウクライナ軍が
支配していることが確認できます
従って、その手前でロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
面積は2.5平方キロほどになります
●後方地域
クリミアでは再び数十発の弾道ミサイルによる
攻撃があったとの情報がありました
ジャンコイ、
エフパトリア、
クラスノペレコプスクその他で爆発音があり、
未確認の情報ですが、
訓練中の数百人のロシア兵が
死亡または負傷したとの話があり、
クリミア大橋が通行止めになりました
今後続報があればお知らせします
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍は
スタロマイオルスクとロボチネで5回
攻撃をおこない、
クリンキーに11回の攻撃をおこないました
1番目
ザポリージャの前線では、
コパニ付近に配備されているロシア軍の
第104空挺連隊が戦闘拒否をおこなった
との情報があります
この部隊はプスコフ空挺部隊として
特に忠誠心が高い部隊として知られていましたが、
部隊の6割が損耗し、
約束されたローテーションがなく
前線で再び突撃を命じられたとのことです
2番目
クリンキーでは、
位置情報つきの映像によると
ウクライナ軍の海兵隊がコンカ川を
ゴムボートで渡り、
橋頭堡を拡大させることに成功しました
お見せしているのはロシア側のもので、
上陸するウクライナ軍の様子となっています
この付近をロシア軍の占領地から
ウクライナ軍が奪還したとして
戦況図を更新しました
戦況の分析やニュースの感想など
是非コメント欄にお寄せください
今日は以上です
ご視聴いただきありがとうございました
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