ウ軍逆転・急展開【ウクライナ戦況図】ロシアは今！東部戦線で壊滅状態【ウ軍反撃開始・ロシア兵川を渡り脱走中】ロシア国営テレビも作戦失敗を議論【西側軍事支援続々決定】
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【9月7日ウクライナ情勢 概要】
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0:00 はじめに
1:04 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:56 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:07 獄中のイーゴル・ガーキンがウクライナ前線送りの報道
3:30 ロシア国営テレビ特別軍事作戦の失敗を議論
4:20 ラムシュタイン会議で西側軍事支援続々
5:42 各地域の戦況
6:05 ロシア領内クルスク方面、ウクライナ・ハルキウ方面の戦況
8:47 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
12:28 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
15:01 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況
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ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
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●ウクラ軍の損失は？
データ非公表
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#ウクライナ戦況
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みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
公開情報をコンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから927日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1270名
戦車1両
装甲戦闘車はありません
砲29門
防空システム1機
ドローン52機
巡航ミサイル1発
その他車両55両
となっています
ロシア軍は車両を温存しているのか、
それとも車両が枯渇したのでしょうか？
装甲車両の損失が極端に少なくなっています
戦線全体で一日で181回の地上戦の報告がありました
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で
必要なところを見ることもできます
1番目
昨日の動画でロシアの敗北を予測したことをお伝えしたイーゴルギルキンについてのニュースです
ロシア情勢を伝えるテレグラムチャンネルは、
獄中のイーゴルギルキンが、
ウクライナの前線に送られる予定であると伝えています
ギルキンの弁護士は、
「いくつかの手続きは残っているが、
刑務所から出て特別軍事作戦で任務に就くことになった」と述べました
イーゴルギルキンは、
表向きはロシア陸軍の砲兵隊に所属していますが、
ロシアによるクリミア侵攻、
ドネツク人民共和国の民兵組織の設立、
マレーシア航空17便撃墜事件、
モルドバの沿ドニエストル地方組織の設立など数多くの作戦に関与したとされ、
ウクライナ、
オランダから国際指名手配され10万ドルの懸賞金もかけられています
ロシアではインターネットで過激主義を呼びかけたとして服役中です
一方、
家族は「その情報はない」としていますが、
妻のイワノビッチさんによると、
ギルキンは戦争に行きたがっていて、
刑務所にいたくないと話していたとのことです
出所した場合の階級や任務、
突撃兵になるのかどうかなど詳細は今のところ不明です
2番目
ロシア国営テレビの政治トーク番組「ミーティングプレイス」では、
特別軍事作戦の終了が公然と語られるようになりました
この日登場した専門家は、
「ロシアがキーウを占領し、
ゼレンスキー政権を打倒するなど遠い夢で、
現実を見据えなければならない」と述べ、
特別軍事作戦の目標が達成されないことを指摘しました
この専門家は「これから交渉が始まる
ロシアにとって醜く見たくない世界が訪れるだろう」とも語ったとのことです
ちなみにロシアのプロパガンダ番組の方向性はクレムリンによって決められ、
ソロヴィヨフやシモニャンといった司会者がその通りに振る舞い、
番組を通じて国民に向けて発信していると言われています
3番目
今日から第24回のラムシュタイン会議が開催され、
各国からウクライナに対する軍事支援が発表されています
ラムシュタイン会議はNATOとEUに加盟する40か国以上の代表がドイツのラムシュタイン基地に集まりロシアのウクライナ侵攻に対するウクライナの防衛能力について議論する場となっています
初日で判明しているのは、
アメリカが2億5000万ドル相当の軍事支援パッケージを発表し、
ドイツはデンマーク、
ノルウェー、
オランダとともに、
NASAMS対空システム、
77両のレオパルト1A5戦車、
12両のPzH2000自走榴弾砲を発表し、
そのうち6両は今年納入され、
残りは来年納入される予定とのことです
またカナダは今後数年間で防空ミサイル用ロケットモーターと弾頭1,300セット、
C6機関銃960丁、
9mmピストル10,500丁、
100両分の装甲兵員輸送車をウクライナ軍に提供すると発表しました
これらはすでに提供すると表明したものも含まれ、
すでに発表して納期が明確になったことで発表するものなどが混在しています
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面でフルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明に当たり、
海外の例を参考にルジアンとか
Ruzzianなどと呼んでいますのでご了承ください
●北東部 クルスク方面、
ハルキウ方面
8月6日にウクライナ軍がクルスクに侵攻してから
30日となりました
●クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
はれ
最低気温10度、
最高気温25度
今日の天気予報は、
はれとなっています
ゼレンスキー大統領はラムシュタイン会議で、
「ウクライナ軍は
クルスク地域の1300平方キロメートル以上の領土と
100以上の集落を占領し、
Ruzzianは6000人が無力化された」と述べました
ちなみに戦争研究所では
ゼレンスキー大統領の演説よりも少なく、
1153平方キロメートルと49の集落で
ウクライナ軍の活動を確認したと伝えています
○グルジヴォ方面
この方面で戦況図に影響のある変更はありませんが、
グルジヴォでは、
多数のRuzzian軍の脱走兵が発生し、
商店や廃屋で略奪をおこなっており、
セイム川を泳いで渡ろうとしているのが
目撃されているとの情報があります
セイム川は川幅100メートルくらいですので、
車両の移動は困難ですが、
泳いで渡ることもできると思われます
○マラヤロクニャ方面
この方面では戦局の変化が緩やかになり、
Ruzzian軍がゆっくりとしたペースで
反撃をおこなっています
そのうちマラヤロクニャの北西13キロのところにある
ジュラヴリの郊外では、
位置情報付きの映像によるとRuzzianのバンが
ウクライナ軍のドローンにより狙われて破壊されました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第225大隊のもので、
地図で示した場所の様子となっています
今日は情報が少なく、
これ以外にクルスク方面で戦況図に
変更のある情報はありませんでした
●ハルキウ方面
リプツィ、
フリボケ、
ヴォフチャンスク
の戦況についてお伝えします
この方面でRuzzian軍は7回攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍に撃退され、
戦況図に変更はありませんでした
そのうちリプツィの北東にあるルキャンツィでは、
補給が届かず、
特に飲料水の補給がないことからRuzzian軍の
第7自動車化ライフル連隊で命令拒否が発生した
との情報があります
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクからチャシフヤール方面の戦況について
お伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で15回、
スバトベ・クレミンナ線で17回、
シベルスク周辺で10回、
チャシフヤール周辺は14回、
トレツクの方向に16回
攻撃をおこないました
○クピャンスク方面
この方面ではRuzzianは歩兵を使って
前進を仕掛けています
ウクライナ国境警備隊の兵士は、
5分ほどのインタビューで
この付近のRuzzian軍の攻撃の方法について説明し、
「ルジアンは小規模な歩兵の集団で攻勢を仕掛けていて、
前線に到着するまでに11キロ歩く必要がある
地上戦の開始時にすでに疲れている」と報告しました
さて、
この方面では戦況図に変更はありませんが、
ライマンペルシィの西の森林では、
位置情報付きの映像によると、
テルミットドローンが使われました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
クローネドローン部隊のもので、
地図で示した場所の様子となっています
テルミットはアルミニウムと
酸化鉄などを混ぜるだけで製造でき、
2500度の高温で燃えるような化学反応を起こし、
燃え尽きるまで消火できない特徴があり、
映像では一回の飛行で森林が長時間、
広い範囲で赤くなっているのが確認できます
飛行した軌跡の通りに火災が起きるので、
直接上空から火の雨を降らすこともできますし、
陣地を囲んで包囲することも、
あらかじめ設定した撃退エリアに追い込むことも
可能なように見えます
○チャシフヤール方面
この方面ではチャシフヤールのRuzzian軍の攻勢は、
回数が多いものの勢いが低下しています
Ruzzian軍はそのためか防衛の手薄なクリシチフカで
攻勢を仕掛けています
位置情報付きの映像によると、
地図で示した森林でRuzzianが装甲車で攻撃を仕掛け、
ウクライナ軍に発見されて撃退されました
ご覧いただいているのは
地図で示した道路の様子となっています
この場所は一度ウクライナ軍が奪還した所でしたが、
その一部を係争地に更新しました
○トレツク方面
この方面ではニウヨークで
ウクライナ軍の反撃がおこなわれています
増援として送られたウクライナ軍の
アゾフ第12特殊部隊旅団はニウヨークの市街地に突入し、
反撃作戦をおこなっています
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍はニウヨークの駅の西側の工場に突入して
工場全体を奪還しました
ご覧いただいているのはその様子の一部となっています
この付近のルジアンはすでに前線の維持が
できていない状況に陥っていることがわかります
10日前はRuzzianの前進をウクライナ軍は
止められず後退していたと思いますが、
どうしてこんなに変化するのか不思議でなりません
その範囲をRuzzian軍の占領地から
ウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました
面積は昨日の奪還地とあわせて
2.5平方キロほどになります
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面
の戦況についてお伝えします
この方面でRuzzian軍は、
ポクロフスク方面で51回、
クラホフ方面では36回、
ブレミフカ方面で11回攻撃をおこないました
○ポクロフスク方面
この方面ではRuzzian軍の前進は停止し、
ウクライナ軍が反撃して一部の陣地を奪還しました
軍事専門家でウクライナ軍予備役大佐のスヴィタン氏は
ウクライナのメディアに登場し、
この付近の戦況について説明しました
同氏は、
「敵はポクロフスクから12キロの地点で前進が停止した
国家警備隊第15旅団がよい仕事をしている」と述べ、
ウクライナ軍がRuzzianの前進を止めたのは、
増援部隊によるものであると説明しました
1番目
西側正面のミハイリフカでは、
ウクライナ軍が大規模に反撃をおこない、
Ruzzian軍を押し戻しました
ご覧いただいているのは
ミハイリフカの南の地図で示した場所付近の様子で、
上空からルジアンを観察している所となっています
その範囲をRuzzian軍の占領地から係争地に
戦況図を更新しました
2番目
南側正面のハリツィニフカでもウクライナ軍は
反撃をおこない、
一部地域を奪還しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第59独立歩兵旅団のもので、
地図で示した場所の様子となっています
その範囲を係争地から
ウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました
○クラホフ・ブレミフカ方面
この方面ではRuzzian軍はゾロタニヴァで
組織的な作戦をおこない、
それ以外は単純な突撃をおこない
ウクライナ軍が撃退しています
ゾロタニヴァでは、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
集落にミサイル攻撃をおこない、
その南の郊外ではサーモバリック爆弾を投射して
ウクライナ軍の動きを封じようとしています
ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、
地図で示した場所の様子となっています
戦況図に変更はありません
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でザポリージャ方面では地上戦の報告はなく、
ルジアンはドニプロ川付近で3回
攻撃をおこないましたが、
ウクライナ軍に撃退され、
戦況図に変更はありませんでした
今日は以上です
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