【ウクライナ戦況図】ロシア軍クルスクで絶体絶命に陥る
【10月17日ウクライナ情勢 概要】
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0:00 はじめに
0:38 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:45 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:57 ロシア元将校ロシア軍の戦略的敗北を予想
4:14 オーストラリアがM1A1エイブラムスを49両もウクライナに供与
4:49 ロシアの経済アフリカ諸国並みに
5:29 各地域の戦況
6:03 ロシア領内クルスク方面、ウクライナ・ハルキウ方面の戦況
11:18 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
16:15 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
17:57 後方地域の爆発炎上事件
18:22 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況
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ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
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●ウクラ軍の損失は?
データ非公表
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利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領
みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
公開情報をコンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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動画公開時に連絡が来ます
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再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから967日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1420名
戦車17両
装甲戦闘車33両
砲51門
多連装ロケット1両
ドローン54機
その他車両88両
となっています
戦線全体では、
一日で171回の地上戦の報告がありました
最近のロシアの攻勢が激しいことについて、
戦争研究所ではレポートをまとめ、
長いので3つに短くまとめると、
1.プーチン大統領のウクライナ勝利理論は、
ロシアにある無限のリソースを使って
戦争を長期化させ、
消耗戦で勝利することである
2.しかし現実にはこの激しい攻勢作戦により、
ロシアは人材と装備を急速に枯渇させ、
損失を補うこともできていない
3.そのため近い将来ロシア軍は攻撃のテンポを
落とさざるを得ず、
ウクライナ軍に主導権を奪われることになる
と分析しました
つまり、
「ロシアが長期の消耗戦を仕掛けたら
逆に消耗させられてしまった」ということになります
そして、
視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対2.2で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその2.2倍になります
ロシア側の損失は民生用のバン、
歩兵戦闘車、
砲、
軍用トラックが多く、
珍しいところでは電動スクーターが1台破壊されたのが
確認されました
反対にウクライナ側は装甲戦闘車の損失が
多く確認されました
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを
見ることもできます
1番目
現在投獄されている熱烈なロシア国家主義者で元ロシア軍将校のイーゴルガーキンは、
支持者を通じてエッセイを公開し、
現在のロシア軍の攻勢作戦について、
「全戦域で目標を達成できず、
泥濘期を前にこれからも達成する可能性は低い」と評価しました
同氏はロシアの攻勢は「占領はわずかで行き詰まり、
逆にウクライナ軍の予備兵力を使わせてクルスクを奪われた」と述べ、
今年のウクライナの防衛作戦については、
「領土損失を最小限に抑えながらロシア軍を撃退し、
反撃もおこない、
予備兵力は温存して軍と社会の士気を維持できた」と評価しました
そして今後について「アメリカの新政権に左右される」としながら「戦力は消費され、
軍産複合体は不足を補えない
クレムリンはその問題の対処もできていない
今年の年末か来年にはロシアに「深刻な試練」が訪れる」と、
ロシアの戦略的敗北を予想しました
ちなみに以前獄中で死亡したとの情報がありましたが、
生きていたようです
2番目
オーストラリアのコンロイ防衛産業大臣は「今年7月に退役したM1A1エイブラムスのうち49両を直ちにウクライナに送る」と発表しました
ディフェンスエクスプレスでは、
オーストラリア陸軍のM1A1エイブラムスは適宜アップデートがおこなわれ、
2010年代のM1A2SEPv2と技術的には同等であると考えられていて、
劣化ウラン装甲も装着していないことから、
輸出は比較的スムースに行くだろうと分析しました
3番目
カナダのフレーザー研究所が発表した世界の経済的自由度のランキングで、
ロシアは160位中119位に後退しました
これはソマリア(116位)、
チュニジア(118位)、
モーリタニア(120位)、
ブルキナファソ(121位)などアフリカ諸国と並ぶ順位となります
同研究所の専門家によると、
「ロシア経済の状況は嘆かわしく、
戦争開始後は制裁により決済市場から切り離され、
販売市場を失った」とコメントし、
「今後さらに悪化し、
15位程度落ちてイラク、
ニカラグアよりも劣る可能性がある」と指摘しました
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
海外での出来事を参考に、
ルジアンやRuzzian軍などYouTube用に
最適化した表現で、
日本語でのみお送りしていますのでご了承ください
●北東部 クルスク方面、
ハルキウ方面
8月6日にウクライナ軍が
クルスクに侵攻してから70日となりました
クルスク、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
●クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
くもり
最低気温4度、
最高気温10度
今日の天気予報も、
くもりとなっています
この方面ではここ数日の雨で舗装道路以外は
進軍が困難になり、
Ruzzian軍はBMP3歩兵戦闘車のような
水陸両用の装甲車両を使って
小規模な歩兵の攻撃を続行し、
雨で電波障害と通信障害が発生した
との情報があります
○コレネヴォ方面
この方面ではコレネヴォスジャ道路を巡って
地上戦となっています
1番目
リュビモフカでは、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
集落の西側に出て前進し、
高速道路で撃退されました
ご覧いただいているのはRuzzian軍の
第106空挺師団のもので、
一部の車両は地雷で前進が止まるものの、
装甲車両がリュビモフカから東の高速道路の方へ
走り抜けているところとなっています
本来であればコレネヴォから
高速道路をまっすぐ南下したいところかも知れませんが、
高速道路はウクライナ軍の射撃管制下にあることから、
回り込んで前進しようとしています
この場所はおとといの動画で一部ウクライナ軍が
奪還したことをお伝えしましたが、
ウクライナ軍はトルスティルグに後退し、
その範囲の一部をRuzzian軍が占領したとして
戦況図を更新しました
2番目
ゼレニシュリャフは高速道路上の集落で、
激戦になっています
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍のドローンがRuzzian軍車両を
再利用できないように破壊しているところがあり、
この場所が係争地となっていることがわかります
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第103戦車旅団のもので、
地図の場所のT字路でRuzzian軍の
BMP3歩兵戦闘車を観察している所となっています
こちらは戦況図に変更はありません
3番目
クレミアノエの東の地図で示した場所では、
ウクライナ軍の戦車とRuzzian軍の
BTR装甲戦闘車が出会い、
Ruzzian軍の車両は気がつかなかったのか
その横を通り過ぎようとしましたが、
ウクライナ軍の戦車により破壊されました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第225大隊のもので、
地図の場所の様子となっています
Ruzzian軍は戦車に気がついてはいるようですが、
友軍だと思ったのでしょうか?
ずいぶん近い距離で
横を通り過ぎようとしていることがわかります
この場所はウクライナ軍の占領地としていましたが、
戦況図ではこの場所を係争地として
戦況図を更新しました
なお、
それ以外のスジャ方面などでは
積極的な地上戦の報告はなく、
戦況図に変更はありませんでした
●ハルキウ方面
この方面でルジアンは11回攻撃をおこないましたが、
ルジアンに成果はなく、
反対にウクライナ軍が攻勢を仕掛けています
○フリボケ方面
1番目
フリボケの北西10キロにあるルジアン領の
ジュラフレフカでは、
ウクライナ軍は橋頭堡を作って維持しています
Ruzzian軍は国境を越えて入って来た
ウクライナ軍を排除しようと反撃をおこないました
しかし、
ウクライナ軍が早期に発見し、
Ruzzian軍の車両を次々撃破したため、
Ruzzian軍は前線に到達する前に
ウクライナ軍により撃退されました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第3国家警備旅団のもので、
地図の場所の様子となっています
戦況図では、
その橋頭堡の部分を係争地から
ウクライナ軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は1平方キロほどになります
2番目
リプツィの北東では、
ウクライナ国防省の主要情報総局GURが
400ヘクタールの森林地帯を掃討し、
Ruzzian軍の3個の自動車化ライフル大隊と
突撃分遣隊、
第7自動車化ライフル連隊の偵察中隊を撃破した
と報告しました
ご覧いただいているのは
その様子の一部となっています
戦況図ではその範囲をRuzzian軍の占領地から
ウクライナ軍が奪還したとして更新しました
面積は0.4平方キロほどになります
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で28回、
スバトベ・クレミンナ線で16回、
シベルスク周辺では不特定の回数、
チャシフヤール周辺で3回、
トレツクの方向に9回
攻撃をおこないました
○クピャンスク方面
この方面ではRuzzian軍は、
ピシチャネの突出部で攻勢を仕掛け、
なんとかオスキル川に到達しようと
激しく攻勢を仕掛けています
一方ウクライナ軍も一部で反撃をおこない、
今日はクルリャキフカの南で装甲車両を出して
Ruzzian軍を掃討しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第28機械化旅団のもので、
地図で示した場所にいるBMP2歩兵戦闘車が
800メートル先にいるルジアンの陣地を
攻撃しているところとなっています
戦況図に変更はありません
○スバトベ・クレミンナ線
マキイウカとネフスケの間の
ウクライナ軍の突出部では、
Ruzzian軍は南北から挟み撃ちにして
ウクライナ軍を包囲しようとしていましたが、
兵力不足だったのか、
ウクライナ軍は突出部から無事に撤退し、
ドローンによる阻止作戦に転換した模様です
位置情報付きの映像によると、
Ruzzian軍はネフスケの北に前進し、
旗を掲げて占領を主張しました
ご覧いただいているのはRuzzian側の映像で、
地図の場所で窓から旗を掲げて
占領を主張したところとなっています
ネフスケの北側の集落全体と、
ウクライナ軍の突出部のゼレベツ川から
3キロよりも東の部分はルジアンが占領したとして
戦況図を更新しました
面積は8平方キロほどになります
○シベルスク周辺
ヴェルホノカミヤンスケの北では、
Ruzzian軍がゾロタリフカからまっすぐ
シベルスクに機械化攻撃を行い、
ウクライナ軍により撃退されましたが、
前進した可能性があります
これまでRuzzian軍はヴェルホノカミヤンスケに
まっすぐ攻撃をして撃退され続けてきましたので、
2年経ってようやく攻撃の方法を変えてきました
ご覧いただいているのはウクライナ側の撮影したもので、
Ruzzian軍の車両が前進している様子となっています
車両の前進が止まるとともに歩兵が展開し、
その後ウクライナ軍は
クラスター砲弾とドローンに切り替えて対応しています
今のところ拠点化に至っていませんが、
今後このような攻撃が続くと、
Ruzzian軍が拠点化する可能性があり注意が必要です
またルジアンはヴェルホノカミヤンスケの南でも
攻撃を仕掛けていて、
集落を包囲しようとしている可能性があり、
油断できない状況が続きます
○チャシフヤール方面
チャシフヤールの南にあるクリシチフカでは、
位置情報付きの映像によると、
ルジアンが突撃をおこない、
わずかに前進しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第93機械化旅団のもので、
雪がうっすらと降り積もる中、
地図の場所にいるルジアンを
観察している所となっています
地図でもはっきり見えますが、
戦況図ではギザギザになっているこの陣地を
係争地からルジアンが占領したとして
戦況図を更新しました
○トレツク方面
この方面でルジアンは歩兵による正面突撃を続け、
ウクライナ軍が前進を阻止し、
前進は戦況図に表せないほど
わずかずつとなっています
またこの方面では
ウクライナ軍のプレデター巡回警察旅団が
激戦地となっているトレツク中心部の
偵察映像を公開しました
映像では建物はすべて損傷している様子が確認でき、
激しい地上戦がおこなわれたことが確認できます
そのうちトレツクの中心市街地南側の
鉱山のふもとの地図の場所では、
位置情報付きの映像によると
ウクライナ軍が戦車を出して反撃をおこないましたが、
Ruzzian軍のドローンにより破壊されました
ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、
地図の場所の様子となっています
この場所はRuzzian軍の占領地としていましたので、
戦況図に変更はありません
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で26回、
クラホフ方面では40回、
ブレミフカ方面で2回
攻撃をおこないました
○ポクロフスク方面
この方面でも気象の悪化が指摘され、
Ruzzianの攻勢の勢いは低下していて、
今日も戦況図に変更はありませんでした
○クラホフ方面
この方面ではRuzzianが機械化攻撃をおこない、
ほとんどウクライナ軍に撃退されていますが、
今日はわずかに前進しました
そのうちクラホフの北東にある
オストリフスケでは位置情報付きの映像によると、
Ruzzian軍が車列縦隊で攻撃をおこない、
オストリフスケの集落に到達し、
旗を掲げて占領を主張しました
ご覧いただいているのはRuzzian側の映像で、
地図の家の様子となっています
映像では、
今回はあまりウクライナ軍からの反撃は
なかった模様です
この場所はウクライナ軍が支配していましたが、
Ruzzian軍が占領したとして戦況図を更新しました
なお、
オストリフスケの集落とクラホフまでは
直線距離で2キロありますが、
その間にはボフチャ側をせき止めた湖があり、
今のところはそれが障壁となっています
●後方地域
モスクワでは、
Ruzzian軍の情報総局の副司令官だった高官が、
つい1週間前にウクライナの前線から戻って
車を運転していたところ、
別の走行中の車両から8発発砲され、
その場で地獄に召されたことが確認されました
犯人は逃走し、
捕まっていないとのことです
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でルジアンは、
ザポリージャ戦線で1回、
ヘルソン方面で5回攻撃を行いましたが、
ウクライナ軍が撃退し戦況図に変更はありませんでした
今日は以上です
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