【ロシア危険信号】精鋭旅団が誤爆で壊滅!司令部は自軍の位置把握できない【プーチン神話瓦解】国民ソッポ!政権が根底から崩壊へ【ウクライナ戦況図】ウ軍ドローン攻撃また成功!ロシア軍機格納庫ごと破壊|燃料満載フェリー沈没
【8月23日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:12 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:30 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:42 ロシア「プーチン神話」全部崩壊 政権維持に暗雲
4:13 ロシア司令部クルスクに部隊移転 しかし例外が…
5:31 ロシア空軍基地にドローン 爆撃機4機格納庫ごと破壊損傷
6:23 各地域の戦況
6:54 ロシア領内クルスク方面、ウクライナ・ハルキウ方面の戦況
12:17 北東部 ルハンスク州 東部 バフムト方面 ハルキウ テルニー チャシフヤールの戦況
14:05 南東部 ドネツク州アウディーイウカ、マリンカ方面の戦況
16:25 後方地域の爆発炎上
17:20 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州、ロボチネ、クリンキーの戦況
マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!1日2回戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
●過去の動画は再生リストから
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●英語版
https://www.youtube.com/@UkraineMilitaryMapSumaito/videos
■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
データ非公表 損失比から推定
●noteに内容を全文掲載
https://note.com/sumaitotoushi/
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています。
みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
コンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
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過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください
■ウクライナ情勢
ロシアがキーウに侵攻してから912日となりました
まずは全般的な事柄です
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1190名
戦車4両
装甲戦闘車32両
砲45門
多連装ロケット1両
防空システム1基
ドローン27機
その他車両55両
となっています
戦線全体で一日で143回の地上戦の報告があり、
ロシア軍は主に2人から4人の小規模な攻撃で
攻撃の回数を増やしています
そして、
視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数と
ロシア軍の損失数の比率は、
1対1.6で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその1.6倍になります
ロシア側の損失は軍用トラック、
自動車が多く、
次いで砲、
戦車、
歩兵戦闘車が目立ちます
反対にウクライナ側は対地雷装甲車、
砲、
通信施設が目立ちます
■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
外交専門誌のフォーリンポリシーによると、
ウクライナがクルスクに侵攻したことにより、
クレムリンが数十年にわたり築いてきた神話が一度に3つも崩壊しました
一つ目は国家団結で、
「外国の軍隊が侵攻しているというのに、
ロシア人は国家を守るために団結することはなかった」と伝えています
愛国心に燃えるはずの志願兵部隊は一つも作られず、
ロシア軍の入隊事務所には行列ができることもなく、
侵略に対する国民の抗議もなかったとのことです
しかも侵攻当時ペスコフ報道官は休暇中で予定を切り上げることもなく、
反対に兵士の母親の会は徴集兵をクルスクの防衛に投入しないようプーチン大統領に求めています
二つ目は、
プーチン大統領は強力な指導者であるというもので、
国境の住民を守ることができなかったことは明らかだとしています
三つ目はクルスク侵攻が戦争の激化につながらなかったことで、
ロシア政府はクルスク侵攻の重要性を下げ、
ロシアを中心とする同盟国のCSTOは様子を見るだけでロシアを防衛するために支援することはなかったとしています
記事では、
プーチン大統領の設定したレッドラインはただの脅しで、
ウクライナが越えてもクレムリンは沈黙を続けていると締め括りました
2番目
ブルームバーグがクレムリンに近い関係者の話として、
ロシア軍司令部は東部ドンバス地域からクルスクに部隊を振り向けないことを決定しました
クルスクの防衛には、
南部ザポリージャ、
ヘルソンと北東部のハルキウから部隊を移動させることになります
ドンバス地域ではロシア軍が毎月3万5千人を犠牲にして徐々に前進していますが、
カーネギー財団のスタノヴァヤ上級研究員によると、
「クレムリンにとってドンバスの前進が一番目で、
クルスクの解放は、
二番目の目標だろう」と分析しました
「プーチン大統領にとって交渉を優位に進めるには、
ドネツク地域全体を占領し、
ウクライナ政府の崩壊を引き起こすことが重要であり、
クルスクの解放は急ぐ必要はなく、
侵攻は数ヶ月から1年以上続く可能性がある」と述べました
また戦略・技術センターのプホフ所長は、
「クルスクの防衛には徴集兵が使用され、
準備の整っていない徴集兵を戦闘に参加させるのは非常に危険な考えだ」と述べ、
最近モスクワ、
レニングラードから徴集兵をクルスクに投入したことに疑問を呈しました
3番目
前線から東500キロにあるヴォルゴグラードのマリノフカ軍用飛行場にドローン攻撃があり、
衛星画像によると、
格納庫の周囲と近くの燃料倉庫が原型をとどめていないほど破壊されたほか、
少なくとも3つの格納庫が完全に破壊され、
中にあった1機のSu34が破壊、
さらに最大4機が格納庫内で損傷し、
攻撃は成功した模様です
画像では格納庫が破壊され粉々になっている様子や、
建物が吹き飛んだ倉庫のようなものが確認できます
関係者によると、
「ウクライナの攻撃で滑空爆弾、
弾薬、
燃料を保管していた倉庫が爆発し、
飛行場は映画のように燃えていた」とのことです
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
●北東部 クルスク方面、
ハルキウ方面
8月6日にウクライナ軍が
クルスクに侵攻してから16日となりました
○クルスク方面
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、
くもり
最低気温20度、
最高気温33度
今日の天気予報も、
くもりとなっています
天候は安定し、
晴れか曇の日が続きます
最初のニュースでお伝えしたように
この方面ではほかの方面から
部隊が引き抜かれて投入されています
例えば、
南部ザポリージャ州のロボチネとヴェルボヴェからは、
ロシア軍の第56空挺連隊がクルスクに再配置され、
クリミアからも大量の装備を載せた輸送部隊が
出発しているとの情報があります
それ以外にも第488、
第252、
第102、
第143、
第22自動車化ライフル連隊、
第22、
第44、
第25自動車化ライフル旅団などが
すでにクルスクに投入されています
一方、
この方面でロシア軍の敵味方識別システムと
部隊の配置状況を確認するシステムが
機能していないとの報告があり、
戦線全体でロシア軍の滑空爆弾が
友軍に爆撃をおこなっているとの情報が複数あります
○コロネヴォ方面
この方面ではロシア軍が壊滅しているとの情報があり、
ウクライナ軍が前進していると思われますが、
確認できる情報が少なく、
未確認の情報を総合してお伝えします
まず何度かお伝えしているロシア軍の
第810海兵旅団の第1大隊は
コレネヴォで指揮官がとらえられ、
部隊は敗走して壊滅しました
次にコレネヴォの東17キロの
シェプツクホフカの東では、
第2大隊と第3大隊は重大な損害をこうむり、
ウクライナ軍に包囲されました
包囲を解くためにロシア航空宇宙軍が
激しく空爆をおこなったところ自軍に命中し、
その後は状況不明となり、
ウクライナ軍が町を占領しました
1番目
スナゴストの西のヴィシネフカでは、
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍はドローンでウクライナ軍を攻撃していて、
この場所が
ウクライナ軍の支配下にあることが確認できます
ご覧いただいているのは
ロシア軍の第155海兵旅団のもので、
地図で示した場所を観察している所となっています
2番目
またウクライナ軍はその西にある
コマロフカの集落に入りました
ご覧いただいているのはロシア側の映像で、
水色の鼻先のドローンが
地図で示した場所にいるウクライナ軍を
観察している様子となっています
この場所はロシア軍が支配していましたが、
ウクライナ軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は、
5平方キロほどになります
3番目
またその北東のクラスノオチャブリスコエの
セイム川沿いでもロシア軍はドローンで
ウクライナ軍を攻撃していて、
この場所もウクライナ軍が
支配していることがわかります
4番目
コレネヴォは昨日の動画で
町の南東側をウクライナ軍が占領した可能性がある
とお伝えしましたが、
複数の情報を総合して、
やはり町の南東側をウクライナ軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は4平方キロほどになります
○マラヤロクニャ方面
この方面でもウクライナ軍が前進しています
1番目
最初にお伝えしたように、
ロシア軍はこの方面で敗走し、
シェプツクホフカに入ったロシア軍の
第810海兵旅団の第2第3大隊は
ウクライナ軍に包囲され、
その後ロシア軍の空爆で壊滅したとの情報があります
それ以外の情報も踏まえて
シェプツクホフカはウクライナ軍が占領したとして
戦況図を更新しました
面積は3平方キロほどになります
2番目
また、
複数の情報を総合すると、
ロシア軍はその東のセメノフカとレフシンカで敗北し、
ウクライナ軍が占領しました
その範囲を係争地から
ウクライナ軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は約6.5平方キロほどになります
ウクライナ軍はアナスタシエフカに向けて
敗走したロシア軍を追いかけて
引き続き攻撃をおこなっている模様です
○スジャ方面
昨日お伝えしたスジャの東10キロの地点にある
ロスカヤコノペルカでは、
ウクライナ軍が占領したという情報もありますが、
位置情報付きの映像によると、
ロシア軍のBMP1歩兵戦闘車が至近距離で
ウクライナ軍の車両を狙って射撃している映像があり、
地上戦が継続しています
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
ロシア軍のBMP歩兵戦闘車の様子となっています
戦況図に変更はありません
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
クピャンスク方面で16回、
スバトベ・クレミンナ線で19回、
シベルスク周辺で1回、
チャシフヤール周辺は8回、
トレツクの方向に13回
攻撃をおこないました
○スバトベ・クレミンナ線
マキイウカの北ではウクライナ軍の
第3突撃旅団が反撃をおこない、
ロシア軍の複数の拠点を制圧し、
ロシア軍300人が無力化され、
2平方キロを奪還したとの情報があります
映像では砲撃をおこない、
ロシア軍の陣地に突入して制圧する様子が確認できます
公式のテレグラムではハルキウ方面の
マケエフカと記していますが、
ノヴォヴォディアネの西と思われますので、
その範囲をロシア軍の占領地から
ウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました
面積は2平方キロほどになります
○トレツク方面
この方面ではロシア軍はわずかずつ前進しています
そのうちトレツクでは、
市街戦が始まりました
未確認の情報ですが、
ロシア軍がトレツクの東の端にある
トレツク中央市民病院まで占領したとの情報があり、
その範囲を係争地の拡大として戦況図を更新しました
なお、
ニウヨークでは戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でロシア軍は、
ポクロフスク方面で53回、
クラホフ方面では16回、
ブレミフカ方面で2回
攻撃をおこないました
○ポクロフスク方面
この方面でロシア軍は兵力を集中して
突撃をおこなっています
エコノミストは、
ロシア軍はポクロフスクまで10キロのところに
迫ってきたため、
住民が避難を開始したと伝えています
またこの方面での戦況について、
「5月にウクライナ軍がオチェレティネで
部隊の入れ替えに失敗したところから始まり、
ウクライナ軍は様々な説明をおこなっているが、
結局部隊の疲弊と
兵士の数と質の両方に問題があるようだ」
と伝えています
1番目
西側の正面に当たるノヴォフロジフカでは、
位置情報付きの映像によるとロシア軍が
防衛線の中に侵入し、
市街の最初の家に取り付いた模様です
ご覧いただいているのはロシア側のもので、
地図で示した場所にいるウクライナ軍の戦車を
観察している所となっています
ウクライナ軍の砲撃位置なども考慮して、
係争地を高層ビル街のスーパーマーケット付近まで、
ロシア軍の占領地を集落の最初の家までとして
戦況図を更新しました
2番目
南の正面のプティチェでは、
位置情報付きの映像によると
ロシア軍は集落で旗を掲げ、
占領を主張しました
ご覧いただいているのはロシア軍の
第114自動車化ライフル旅団のもので、
地図で示した場所で屋根に旗をさして
占領を主張しているところとなっています
この場所まで係争地からロシア軍が
占領したとして戦況図を更新しました
それ以外ではロシア軍は様々な方向に
歩兵による正面突撃をおこなっていますが、
ロシア軍に成果はなく、
戦況図に変更はありませんでした
●後方地域
最初のニュースでお伝えしたもの以外では、
クリミア半島の対岸にあるクバンのカフカス港では、
ウクライナ軍のミサイル攻撃により、
燃料タンク30個を積んだフェリーが火災となり、
沈没しました
ロシア占領当局によると乗員17名が救助され、
2名が捜索中となっているとのことです
映像ではフェリーが
炎に包まれているところが確認できます
それ以外には、
4日経っても火災が鎮火していない
ロストフのプロレタルスクの石油基地では、
昨日の動画でロシア正教会の司祭が
鎮火の祈祷したことをお伝えしましたが、
お祈りの甲斐もなく、
今日も別の石油タンクに着火して
明るい夜明けが訪れたようになっているところが
確認できます
●南部 ザポリージャ州
●南部 ヘルソン州
この方面でロシア軍は
クルスクに部隊が引き抜かれたせいか
活動を低下させていて、
地上戦の報告はありませんでした
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
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ご視聴いただきありがとうございました
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