見出し画像

大変なことが起きてしまいました【ウクライナ戦況図】


【11月6日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム→https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:38 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:55 ウクライナ情勢、ロシア情勢ニュース
2:06 ロシア預金封鎖で戦費調達 正統性を政府関係者述べる
3:12 ロシアでバター価格暴騰!農業大臣が一言「○×▲」
4:09 ウクライナのバター油をロシアが購入
4:56 各地域の戦況
5:25 ロシア領クルスク方面 ハルキウ方面の戦況
7:34 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 テルニー トレツクの戦況
11:05 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
14:36 後方地域の爆発炎上事件
14:52 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
15:15 予測不能の大確変 トランプ勝利で早速プーチンに電話

●最近の過去の動画は再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLYeggD4iKOM_zgN4ECa-xtlOUdWRPtsr2

古い過去動画はニコニコch→https://ch.nicovideo.jp/Sumaito
サブチャンネル→https://www.youtube.com/channel/UCNu9XVGZ4CEwmyj7TBwsn_w
Twitter→https://x.com/ZKj3aQR1ZFdmdDy
ニコ動→https://www.nicovideo.jp/user/2124345/video
note→https://note.com/sumaitotoushi/

マスコミが絶対に伝えない最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。

■より快適に見るには
・公開時間は日によって異なります。チャンネル登録して通知をON
・赤:ロシア軍 青:ウクライナ軍 オレンジ:係争中
・地図の下に縮尺、一辺10kmの正方形が所々あります
●ウクラ軍の損失は?
 データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs - Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
#ウクライナ戦況
#ロシア軍
#プーチン大統領


みなさんこんにちは
今日も最新のウクライナ情勢について、
公開情報をコンパクトにまとめて地図を使って、
いち早くわかりやすくお届けします
よろしくお願いします
チャンネル登録して通知をオンにすると、
動画公開時に連絡が来ます
過去の動画も、
再生リストからあわせてご覧ください

■ウクライナ情勢


ロシアがキーウに侵攻してから987日となりました
まずは全般的な事柄です
先程公表された
ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、
ロシア軍の損失は、
兵士1250名
戦車6両
装甲戦闘車11両
砲20門
ドローン57機
その他車両56両
となっています
戦線全体では、
一日で230回の地上戦の報告がありました
地上戦の回数が200回を超えるのは
これで7回目となります
そして、
視覚的に確認できる
ウクライナ軍の装備の損失数とロシア軍の損失数の比率は、
1対3.2で、
ウクライナ側の損失数に比べ、
ロシア側はその3.2倍になります
ロシア側の損失は歩兵戦闘車、
乗用車、
戦車が高水準に確認され、
戦力を集中させ総力を挙げて攻撃を行なっています
反対にウクライナ側は
装甲戦闘車と通信施設が目立ちます

■ウクライナ情勢に関するニュースを厳選して、
簡単にお伝えします


YouTubeのチャプター機能で必要なところを
見ることもできます
1番目
ロシア政府機関が預金の凍結の可能性を発表しました
ロシア政府系の金融高等社会経済研究所の
ズベツ所長が「モスクワスピークス」のラジオで
表明したところによると、
「預金は凍結される可能性があります
国民は自分の口座に数十兆ルーブルという
巨額のお金を貯め込んでいます」と指摘しました
ズベツ所長は、
「預金が使われることでインフレが加速する」と分析し、
「金利を引き下げるためには
国民が使えるお金を制限する必要があり、
預金の引き出しを制限するべきだ」と述べました
ロシア統計局のロススタットによると、
ロシアでは今年10月時点で74兆ルーブルの貯蓄があり、
そのうち58.6兆ルーブルが銀行預金となっています
また、
これらの預金の凍結し、
引き出しを制限することでクレムリンは
ウクライナ戦争の戦費に
充てることもできるようになります
2番目
ロシアのルット農業大臣は、
最近のバターをはじめとする農産物の高騰に触れ、
「ロシア人が金持ちになり、
バターをたくさん食べるようになった」と発言しました
以前の動画でも紹介しましたが、
ロシアではインフレが進み、
公式統計でもバターの価格は
年率25%で上昇しています
ロシアではバターの盗難が相次いでいるため、
店頭ではキャビアと同じように
盗難防止用のプラスチックケースに入れて
販売される事態となっています
一方、
バターの生産も減少し、
原料となるバターミルクの不足、
製造機器のメンテナンス不足により、
いくつかのバター工場は生産を
大きく縮小させる状況となり、
最近ではインド、
トルコ、
イランの缶入りバターの輸入が承認され、
店頭に並ぶことがあるとのことです
3番目
また、
報道によると、
ロシアが輸入しているバター油といわれるバターの原材料は、
ウクライナのヴィニツァ地域で生産されたバター油であることが判明しました
記事によると、
砂漠の国UAEから輸入されたバター油を調べると、
ウクライナから輸入されたものに、
アラビア語のパッケージに変えてそのままロシアに輸出されているとのことです
映像ではロシア人の購買担当者がウクライナ語のパッケージを見て困惑している様子が映っています
これについてロシアの愛国者たちは、
「ウクライナを破壊したら、
ロシアのバターはどこで手に入るのか?」と嘆いています

■それでは、
各地域の戦況です


戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
説明にあたり、
海外で起きた出来事を参考に、
ルジアンやRuzzian軍などYouTube用に最適化した表現で、
日本語でのみお送りしていますのでご了承ください

●北東部 クルスク方面、
ハルキウ方面


8月にウクライナ軍が侵攻したクルスク、
5月にRuzzian軍が侵攻した
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
作戦に影響を与えるクルスクの天気は、

最低気温0度、
最高気温1度
今日の天気予報は、
雨となっています
この方面では天候も悪く、
局所的な地上戦となっています
Ruzzianの軍事ブロガーは、
クルスク最激戦地のノヴォイヴァノフカで
「新兵を投入して防衛に当たっている」
と不安を募らせています
反対にウクライナ軍は1978年に
生産が開始されたM712カッパーヘッドを
使用した情報があります
カッパーヘッドはレーザーで目標を指示して
飛翔するアメリカ軍の初期の誘導ミサイルで、
最近では2017年にレバノンで使用された記録があります
レーザーを照射し続ける必要はありますが、
電子戦の妨害を受けにくい特徴があり、
今回Ruzzian軍の通信施設を攻撃するために
使用されました
さて、
戦況図ではグルジヴォ方面のノヴィプットでは、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が前進し、
ウクライナ軍は撤退しました
ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、
破られた国境線の障害物を
再度構築している様子となっています
この場所はM1A1エイブラムスや
M2ブラッドレーをそろえた西側装備を持つ
第47機械化旅団をはじめ
最精鋭のドローン部隊であるホルングループが
投入されていましたが、
おそらくほかの戦線に移ったと思われます
この場所は9月30日に国境を突破して
ウクライナ軍が入ったところでしたが、

ノヴィプット

Ruzzian軍が奪還したとして戦況図を更新しました
面積は7平方キロほどになります

●北東部 ルハンスク州方面


●東部 チャシフヤール方面


クピャンスクから
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
クピャンスク方面で21回、
スバトベ・クレミンナ線で32回、
シベルスク周辺は1回、
チャシフヤール方面で5回、
トレツクの方向では7回
攻撃をおこないました

○クピャンスク方面


1番目
クルリャキフカでは、
位置情報付きの映像によると
ルジアンが北と南に前進し、
北側ではウクライナ軍の陣地までの間合いを詰め、
南側では地図の場所にある工場に
わずかに占領地域を広げました
ご覧いただいているのは
ウクライナ軍のフェニックス国家警備旅団のもので、
地図の場所でRuzzian軍の様子を
観察しているところとなっています
戦況図では、
Ruzzian軍の突出部の南北の係争地の一部を
ルジアンが占領したとして、
また南側でルジアンが撃退されたところまでを

クルリャキフカ

係争地の拡大として戦況図を更新しました
占領地の面積はあわせて3平方キロほどになります
2番目
またその東11キロにあるベレストーベの南の郊外では、
Ruzzian軍が小隊規模の機械化攻撃で
突破を図りましたが、
この攻撃はウクライナ軍の地雷とドローンにより
撃退されました
ご覧いただいているのはRuzzian側のもので、
Ruzzian軍がウクライナ軍により
撃退されながらも先陣を切って英雄的に前進した
映像の一部となっています
戦況図に変更はありません

○チャシフヤール方面


この方面ではRuzzian軍の攻勢の勢いはますます低下し、
ウクライナ軍が奪還作戦を進めています
1番目
位置情報付きの映像によると、
チャシフヤール南の鉱山の付近で
ウクライナ軍が反撃をおこない、
地図の場所でウクライナ軍の車両の損失が
確認されました
この場所は3週間ほど前に
Ruzzian軍のアフマト部隊が鉱山まで前進しましたが、
その後ウクライナ軍が反撃をおこなっていることから、
この場所の手前までを

チャシフヤール南の鉱山の付近

ウクライナ軍が奪還したとして戦況図を更新しました
面積は5平方キロほどになります
2番目
一方その南の鉱山の近くでは、
未確認の情報ですが、
ルジアンは、
鉱山の北の森林に入って
前進しているとの情報もあります

○トレツク方面


この方面では戦況図に影響のある情報はありませんが、
ドルージバの住宅地の地図で示した場所では、
ルジアンの集結地をウクライナ軍が
地雷を載せたドローンで観察している映像があり、
この場所が係争地であることが確認できます
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第28機械化旅団のもので、
地図の場所にあった建物の跡の様子となっています
この場所は係争地であることから
戦況図に変更はありません

●南東部 ドネツク州


ポクロフスク、
クラホフ・ブレミフカ方面の戦況についてお伝えします
この方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で22回、
クラホフ方面では84回、
ブレミフカ方面で17回攻撃をおこないました
Ruzzian軍はクラホフに向けて戦力を集中させ、
全軍の戦力を歩兵に転換し、
消耗させながら占領地の拡大を図っています

○ポクロフスク方面


1番目
西側正面のノヴォオレクシイフカでは、
位置情報付きの映像によるとルジアンが
車両を使った正面突撃を繰り返し、
ウクライナ軍がドローンと砲撃で撃退しています
戦況は一進一退の模様で、
ルジアンは細い攻撃軸をつないで
集落で旗を掲げて占領を主張しました
ご覧いただいているのは
おそらくウクライナ側の映像で、
ノヴォオレクシイフカ郊外の様子となっています
この場所は係争地ですので、
今のところは戦況図に変更はありません
2番目
南側正面のクレミンナバルカでは、
未確認の情報ですが、
ウクライナ軍がこの集落から撤退し、
ヴォズネセンカが最前線となっている
との情報があります
従ってクレミンナバルカは係争地から

クレミンナバルカ

ルジアンが占領したとして戦況図を更新しました
3番目
その南のイリンカからステパニフカ、
ヴォフチェンカでは、
位置情報付きの映像と未確認の情報を総合して、
ルジアンはステパニフカとボフチェンカを

イリンカ、ステパニフカ、ヴォフチェンカ

占領したとして戦況図を更新しました
ご覧いただいているのはボフチェンカで
旗を掲げて占領を主張するRuzzian軍の
第114自動車化ライフル旅団の様子となっています
占領地の面積は約4平方キロほどになります

○クラホフ・ブレミフカ方面


この方面ではルジアン軍の攻勢が強まっています
クラホフでは間もなく市街戦が始まるとともに、
南から包囲しようと
攻勢を仕掛けている可能性があります
1番目
連日お伝えしているマクシミリャニフカ、
その南のカテリニフカでは、
位置情報付きの映像によるとルジアンが
機械化攻撃を行ないましたが、
いずれもウクライナ軍が撃退し、
Ruzzian軍は前線に出ることはできませんでした
ご覧いただいているのはそのうち
マクシミリャニフカのものとなっています
戦況図に変更はありません
2番目
カテリニフカとボホヤフレンカの間の郊外、
ボホヤフレンカとマクシミフカの間の郊外では、
複数の情報を総合して、
ウクライナ軍は突出部から撤退し、

カテリニフカ~ボホヤフレンカ

Ruzzian軍が占領したとして戦況図を更新しました
面積は17平方キロほどになります
少し地図を引くとこの付近の北には集落沿いに
スキイヤリー川があり、
これが次の防衛線になると考えられますが、
その前に泥濘期に入り前進が止まるかも知れません

●後方地域


Ruzzian領内のベルゴロドの高層アパートでは、
Ruzzian軍の無人機攻撃による爆発があり、
住民が足を負傷し入院したとの情報があります

●南部 ザポリージャ州


●南部 ヘルソン州


この方面でザポリージャ方面のヴェルボヴェ付近で
Ruzzian軍が前進した情報がありましたので、
その範囲をRuzzian軍が占領したとして

ヴェルボヴェ付近

戦況図を更新しました
面積は5平方キロほどになります

■その他


ウクライナ情勢に影響を与える
アメリカ大統領選挙の開票速報では、
各社がトランプ大統領の誕生を予想しています
CNBCが王立国防研究所の
ウィルシー研究員の予測として伝えるところによると、
トランプ候補が勝利した場合、
「まず最初に今日にでもプーチン大統領に電話し、
来年初めに交渉が開始され、
ウクライナがクリミアとドンバスを含む
失われた領土のすべてを取り戻す可能性は低く、
プーチン大統領は国際法廷で裁かれず、
ウクライナのNATO加盟も
疑問視されるだろう」と述べました
ちなみに戦争開始から今年8月末までに支援した金額は
アメリカは1080億ドル(16兆円)、
EUとその加盟国は1611億ユーロ(25兆円)となっていて、
ロシアの戦争遂行能力が大きく低下する中、
今後は欧州がどのように支援するかが焦点となりそうです
今日は以上です
戦況の分析やニュースの感想、
最新情報など是非コメント欄にお寄せください
最後に、
このチャンネルにはサブチャンネルがあります
また関連するツイッター、
note、
テレグラム、
ニコニコ動画があります
ニコニコ動画では過去の動画を順次掲載しています
何かあったときは、
これらのメディアで視聴者様にお知らせしますので、
ぜひどれか一つでもチャンネル登録・
フォローの方をお願いします
リンクは概要欄にあります
ご視聴いただきありがとうございました


いいなと思ったら応援しよう!