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注文住宅の値引きはどこまでできる!?

一生のうちで大きな買い物の住宅。
それこそ一生に一度という方もいるでしょう。
そんな高額な夢のマイホームを購入するとき、可能であれば安く買いたいというのが消費者心理というもの。

実際に注文住宅ではどの程度可能なのか?
考える前にそもそも住宅会社の建物の原価について見ていきましょう。

家っていくらぐらいで建つの?

注文住宅を購入する際、
「土地代金」
「建物代金」
「諸費用代金」
これら3つに分かれます。
その中でも「建物代金」はどれぐらいで建つものなのか?つまり原価はどれぐらいなのか?
建物代金=基本本体価格としてみていきましょう。

例)
基本本体価格・・・販売時2,000万円の場合

●工務店の粗利益率・・・約20%〜25%
(利益400万〜500万)
●ビルダーの粗利益率・・・25%〜30%
(利益500万〜600万)
●ハウスメーカーの粗利益率・・・35%〜40%
(利益700万〜800万)

これらを原価で考えてみると、
●工務店の原価・・・1500万〜1600万
●ビルダーの原価・・・1400万〜1500万
●ハウスメーカーの原価・・・1200万〜1300万

同じ家をやった場合には原価で400万円ほどの差が出てくるんですねー

当然、工務店もハウスメーカーも全く同じ部材を使う事はないでしょうが、仕入れ力には当然ながら差が出ます。

またローコストビルダーであればさらに200万〜300万原価が安いといわれており、このウッドショックの最中でも30坪で1000万以下の原価で家を建てるところもあるそうです汗)

粗利益と原価が分かったところで、では実際にどれぐらいの値引きが可能なのでしょうか?

ハウスメーカーは100万円値引き、工務店では300万円値引きも!?

粗利益が多いハウスメーカーが値引き幅もあるのかと思いきや、意外にも工務店の方が融通がきくんですね!

理由はハウスメーカーというブランドを毀損させないための値引きの成約があるものと、経営者の決裁が近い工務店の差といったところでしょうか。

また、工務店のなかでも「モニターキャンペーン」や「アンバサダーキャンペーン」と打って、普段よりも大幅な値引きを行う会社もあります。

そういったキャンペーンを狙えば、最大300万円ほどの値引きを受けられる可能性があります。

そんな値引きの表現で気をつけるべきは、
その値引きの対象が「価格」なのか「物」なのかで実質値引きが大きく変わるという事です。

100万円を本体価格から値引き‼︎
であれば、
本体価格2000万→本体価格1900万となり
実質100万円の値引きですが、

100万円相当のキッチンプレゼント‼︎
であれば、
定価100万円のキッチンをプレゼントするが、住宅会社の仕入れの掛け率(定価の何掛けで仕入れられるかのこと)が20%〜30%の場合、20万円〜30万円の値引きと同様となるため、
本体価格2000万→本体価格1970万〜1980万となる。

住宅会社の原価や利益を知りながら、キャンペーンや決算期などを利用する事で少しでもお得に理想のマイホームを手に入れたいですね(^^)



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