2024 /9 /17 السابق
今日は朝5時に起きた。私のほかにもRとSが早く起きたので近隣を散歩してみた。朝にしては悪くない暑さであった。
6時になったので私のルームメイトを起こして朝ご飯に誘ったが、彼は一向に起きてこなかった。仕方がないので3人で食事をした。食事は普通に美味い。彼の名誉のために言っておくが、決して彼がねぼすけなのではなく、我々が早すぎるのだ。食堂は朝6時から9時まで開いているのを考えれば、7時くらいに来た彼の方が正常だろう。 その後、私が隠された部屋を見つけた。大きな浴室とトイレが隠されていて、まるでハリーポッターの秘密の部屋を発見したような気分になった。
食事の後、8時半にタクシーを呼び(カリームというアプリを使った)我々4人はスークムバラキーヤと言う市場に向かった。かつてブログなどで書かれていたように素晴らしい市場であった。まず我々はそこで両替をしアッシマモールへ徒歩で向かった。大体30分位であったが、まず日差しがとても強い、加えて、交通量がとても多いため、道路を横断するのにも一苦労した。やっとこさついたアッシマモールで、SIMカードを買おうとしたが、そのためにはパスポートに加えてVISAが必要と言われた。昨日の入寮時にVISAを寮監にあずけてしまったため、結局買うことができなかった。片道30分の冒険は徒労に終わってしまった。ちなみに、そこでのプランは5クウェートディナールで30ギガ、9クウェートディナールで90ギガであった。
しかし、ここで終わらないのがクウェートである。スークムバラキーヤに戻って、小さい店にダメ元で聞いてみたところ、なんとSIMカードを買うことができた。しかも上記のプランの他に、ちょうど中間の7クウェートディナール60ギガと言うプランが存在していた。店によって、プランが違うのがクウェートスタイルである。その後近くのスーパーマーケットによって格安で洗剤などの生活用品を揃えて、学生寮に凱旋した。
午後からは、大使館で大使との面会と言うビックイベントがあったため、我々は市場から戻りすぐにスーツに着替え、大使館へ向かった。寮から大使館までは20分ほどあり、運転手の運転が荒かったこともあり、大使館に着く頃にはへとへとになっていた。唯一、助手席に座っていた我々のリーダー、Rのみは嵐のような運転の中熟睡していた。大した男である。一方、女子の組は30分ほど遅れて大使館にきた。新しい寮であったためにタクシードライバーも正確な場所がわからなかったみたいだった。男子組は女子達が来るまでの間寮であったためにタクシードライバーも正確な場所がわからなかったみたいだった。男子組は女子達が来るまでの間大使館職員のkさんとクウェートの生活について伺った。大変有意義なお話を聞けた。
女子が到着してすぐ、我々留学生は大使室に通され、森野駐クウェート大使に面会した。大使は我々留学生を暖かく迎えてくださった。また、大使は、アラビア語の学習やクウェート人との交流、また、学生寮で共にアラビア語の学習に励む留学生との交流、最後に、クウェートに駐在する日本人の同胞との交流の重要性について語って下さった。
一介の学生に過ぎない我々に対して、大使が直々に会っていただけるということは非常に貴重な機会であった。先日のクウェート大使との面会もそうだが、この機会を生かして外交官の仕事についても学びたい。
その後は、領事から犯罪防止や予防について、医務官から現地で注意すべき病気と近くの医療機関についてレクチャーを受けた。特に医務官の方が面白い人であった。
最後にkさんとHさんから大使館への文化広報活動のおてつだいを要請された。すべての活動は、義務では無いとの事だが、私は全てやるつもりだ。外交官の仕事を間近で見るチャンスであり、現地人とも交流の機会も増えると思うのでやらない理由が見つからない。
その後、何とかモールで女子組のsImカードをかった。この店は6kdwで60ギガのプランがあったので、男子組は1ヵ月に1kwd損することになる。解せない。このようなことに来年度以降の留学生がならないよう、私はクウェート中の携帯ショップを調べることにした。いずれその研究結果をこの日記にまとめるので、来年度以降の留学生はぜひ役立ててもらいたい。
寮に帰ってご飯食い寝る。明日はクラス分けテストがあるので、自分の力を全て出せるよう祈っておく。それではまた明日。