9/12 2024 السابق

この記事は過去に書いた日記をそのままコピペしたものです。誤字脱字や行間などはそのままにしています。

今日、滞在ビザを取得するためにクウュート大使館を訪れた。そこで初めて他の留学生7人と会ったのに加えて、前年度の留学生の内4人が来て下さった。その内の1人に、カール=レーフラ一氏をいた。彼のブログを読み、改めてクウェートに行きたいと自らを奮い並たせ、またコメントで直接質問に答えてもらったりした感謝を伝えられて非常に嬉しかった。

中に入ると、日本語に通じたアラブ人のヌーラさんに案内され、報道などで良く見るような応接間に通された。まもなくサーミークウェ一ト大使閣下が席につかれ、まるで報道のようなマジュリス(ディワーニーヤ)が始まった。会話の中で驚いたのは、先輩方のアラビア語能力である。大使や他の方々ともアラビア語で難なくコミュニケーションをとることが出来ていた。我達も一年後彼らのように話せるようになりたいと思った。また、同期の英語能にも舌を巻いた。特に、マレーシアに留学していたという同僚の英語には、発音や流暢さなどといった部分で飛び抜けていた。国費留学生としての優秀さが感じられたと同時に、彼らと同じ立場として恥じないように勉学に励まないといけない。

大使からのアドバイスとして、「日本の文化やメンタリティー、日本人らしさなどは日本に置いていかなくてはならない」「don’t be shy」 「その国に住むために適応しなければならない」とおっしゃられた。そのために多くのクウェート人の友達を作り、現地の人々と交流し、現地の文化に入り込んでいくことが大切である我々に教えてくれた。時間は平等である。一年間という長いようで短い期間で自分はどこまで成長できるのだろうか。


大使と我々奨学生達はその後、アラブの伝統的な料理を食べるという機会に恵まれた。それらの料理は全て美味しかったが、特にアラビックコーヒーとデザートが美味であった。デザートの名を忘れてしまったが、とても甘く、毎日食べて太らないように気をつけたい。

最後、大使はクウェ一トと曰本の歴史的な友好関係について語った。昭和天皇や上皇陸下、また現在の陸下とサバーハ首長を始めとする歴代のクウェート首長の会談の写真が所狭しと飾ってあった。 特に、東日本大震災のときの三陸鉄道の支援は、クウェートが日本に行った最大の支援といえるだろう。アラブのことわざに「困った時の友が真の友」という言葉があるが、真にクウェ一トは真の友である。

大使館を訪問してから、自方がクウェートに行く実感がわいた。それまでは、頭では理解していてもまるで夢の中にいるようなふわふわした、朧げな感じだった。そのため、荷作りもあまり進んでいなかったが、これからは本腰を入れて進めていかなければならない。

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