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「RYUTist(エン)」について
「これってどうなん?」問題が発生である。
新潟を拠点とするグループ RYUTist の先日発表された5thアルバム『(エン)』。
所謂アイドル楽曲に留まらず、アイドルに興味のないリスナーも取り込む曲を今まで作り続けてきたチームRYUTistが前作から約2年を経てのニューアルバムだ。
2016年の2ndアルバム『日本海夕日ライン』、2017年の3rdアルバム『柳都芸妓』は素晴らしく、その年の僕的No. 1アルバムとなっている。
Negicco、RYUTist、婦人倶楽部と新潟のグループから発信される、軸足を新潟に杭で打ち込みながらも全国を震撼させる極上のポップミュージックに僕は惹きつけられた
『(エン)』というアルバムであるが、これは評価が難しい。
新潟の美味い米と魚を期待しているのに、料理人のこだわりまくった創作料理をテーブルに出された感じだ。
「いや、そういうのいいんで普通のご飯と味噌汁を頂けませんか」という感じだ。
付け合わせの2、3品が創作料理なら良いのだけれど、茶碗に盛られたご飯すら食べたことのない味をしている。
いや、これは僕の保守的な嗜好がいけないのだろうかと悩む。頭をフラットにしてこのアルバムを通して聴けば最後まで何の違和感もないし、アバンギャルドに思える楽曲をRYUTistの4人がきちんと歌えているのも凄い。
でもリズムすら取りにくい難解な曲ばかりなのに実際ライブで歌えるのか?という思いが。
RYUTistのライブに行ってきた
11月27日に新宿ReNYで行われたRYUTistのライブに行ってきました。お久しぶりです。
アルバム発売直後のライブなのでアルバムに収録されている曲達をどのように彼女たちが表現するのかが一つの興味でありましたが、結論から言うと全部完璧に自分たちのものにしていました。歌って踊ってそれを4人で合わせてってどんだけ練習したのよ、って僕は感無量です。
逆に観客がどのように音に乗ればいいのか最後までわからなかった印象ですが。
新宿ReNYのRYUTistワンマン、ニューアルバム(最高!)で相当音楽的に攻めたことをやった結果、ペンライト持参の観客がどうリズムに乗っていいのかわからず途方に暮れてたり、とりあえずそれぞれなんとなくペンライトを振ってみたりしてるのが面白かったです。
— 吉田光雄 (@WORLDJAPAN) November 28, 2022
と吉田豪さんのツイートの通りです。
とここまで書いたけれど、このアルバムを何度か通して聴いていくうちに耳に馴染んできたのか、これはこれで凄く良いのではないのかと思い始めている。仕事中頭の中で「オーロラー♪」ってリフレインしてるし。
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↑↑↑WebVANDAさんの音楽専門解説は秀逸
↑↑↑安倍さんのガタイがどんどんデカくなっている気がする
↑↑↑ナタリーさんいつもありがとうございます