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審査に落ちる理由がわからない

今回は住宅ローンの審査に落ちる理由で多い内容について、お話をしていきたいと思います。今からでも気を付けておいた方が良いポイントをチェックしておきましょう。

審査に通らないポイント5選

1. 収入と借入額のバランス

返済負担率とかっていったりしますが、借りれる金額は年収に対して年間の支払いがいくらまでかって決まってます。
年収に対してどこまで借りられるかは銀行によって異なりますが、大体年収の7〜8倍くらいが目安です。
例えば、年収500万円の場合、5,000万円のローンは厳しい可能性が高いでしょう。

2. 信用情報にキズ

本人も気づいてなかったりするパターンもあり、意外と多いのがこのケース。
ローンの返済遅れやクレジットカードの支払い遅れ、スマホ分割払いの滞納などが該当します。
些細なことと思えるかもしれませんが、信用情報に延滞履歴があると審査には通りにくくなります。

3. 勤続年数が短い

一般的に、申込基準の目安としては勤続期間が1年以上です。転職したばかりの人は、銀行によって不利な立場になるかもしれません。
あと、自営業で開業したばかり、法人立ち上げて間もない場合は審査が難しい場合が多いですね。こちらは目安3年程度という銀行が多い気がします。

4. 健康状態に問題がある

住宅ローンは、基本的に団体信用生命保険という生命保険に加入する必要があります。
生命保険に加入するため、健康状態が審査の対象になるということで、持病がある場合は保険の審査が通らないことがありますね。

5. 他の借金が多い

カーローンやキャッシングなど、他の借入れが多いと、住宅ローンの審査に影響します。1番でお話しした返済負担率を見る時に、今ある借金も返済負担として見るためです。
すごく収入があるのに、投資用不動産をたくさん持っていて借入がたくさんある。みたいな人は銀行によっては審査が通らなかったりする場合もあります。

審査に通りやすくするには

ここまで見てきて、もしかしたら審査に通りにくいポイントで心当たりがある人もいるかもしれません。

マイホーム購入を考えていて、ローン審査に通りやすくするためには、上記のポイントを一つずつクリアしておくことが大切です。

特に、他の借入れの整理などはしておくと良いかもしれません。クレジットカードの引き落とし遅れなどもないように気をつけておきましょう。

それから、意外と知られていないのが「銀行選び」。銀行によって審査基準が大きく異なるので、A銀行は審査落ちたけどB銀行は審査通ったというのは全然おかしくない。
複数の銀行で相談や審査をして、自分に合った銀行を見つけるのも賢明な方法だと思っています。昔は複数の銀行で審査をするとローンが通らなくなるとかって言われていたみたいですが、最近は複数の銀行で審査申込みすることはよくあることですので、あまり気にする必要ありません。

住宅ローンって何千万円の借金を抱えるわけなので、損しないように情報を集めて上手に使えると良いですね。

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