07✦勝つことの難しさ
日本屈指のトップランナーたちが感じる、駆け引きの難しさ、勝つことの難しさ。
写真のような大迫傑選手はなかなか見たことがありません。
あの独立自尊の大迫傑が振り返った。MGC41.8km地点、衝撃の場面。
スポーツジャーナリストの生島淳さんのNumberのコラム、同じような感覚を感じただけに読み応えがありました。
先日のMGCの男子のレースは、今までにあまりない展開に最後まで目が離せませんでした。
この結果、直近の日本記録保持者2人を含む、この大会で悔しい思いをした選手が、残り1枠を争うことになるというシチュエーションはワクワクしますね。
しかし大事なのは、そこで満足することでなく、本戦で世界相手にどこまで戦えるかです。
オリンピックでメダルを獲った選手の共通点は・・・
過去にオリンピックでメダルを獲った選手たちの共通点は、実は「メダルを獲ろうと思っていなかった(意識していなかった)」というデータもあります。
では、一体どういう選手がメダリストになったかというと、試合を「楽しんでいた」「自分の実力を発揮したいと思って試合に挑んだ」選手ということだそうです。
外発的にモチベートされた選手より、内発的にモチベートされた選手の方が実力発揮ができるということですね。
「モチベーション」については、また改めて書きます。
来年の夏、既に内定された男女各2選手とこれから決定する3枠目の選手が、選手自身が楽しむことで、日本国民を感動させる走りをしてくれることを期待したいと思います。
それにしても、勝つって難しいですね・・・
※先程終わったサッカー天皇杯、愛するクラブがベスト16で敗退した直後にこの記事書いてます。涙