16✦雲外蒼天
後半21分、遂にその時が。
前回の記事で書いた選手、やはり努力が実りました。
ルーキーという立場もある今シーズン、出番に恵まれずとも腐らず、きついチームトレーニング後に更に追い込みをかけ続けた結果、遂にJ2リーグデビュー!
コメントからも結果にとらわれ過ぎず、自分がやれることをやるだけ…という意識が明らかです。
これはトレーニング中の会話などからも、本人らしいなと思います。
ある意味、チームが苦しい状況だからこそ、勝ち負けにこだわり過ぎず、こういう意識でやれる選手がすごく必要なのかも。
これから更に不可欠な存在になっていけるよう、今後もサポートしていきたいですね。
カムバック
そして、やはりこの試合で外せないのが、彼のこと。
上記の選手と同じルーキーイヤーに、急性白血病を発症し、この試合で1287日ぶりに試合に復帰した早川史哉選手。
筑波大学からアルビレックス新潟に加入した初年度の6月に白血病を公表し、骨髄移植を受け、昨日の復帰戦まで、本当に長い戦いを送ってきたことでしょう。
本人のブログでも心境が綴られています。
それでも諦めず自分の可能性を信じ、支えてくれる周りの人たちの気持ちも復帰の後押しとなったはず。
その復帰戦、6-0の完勝は最高の舞台だったと思います。
笑顔も最高ですね!
一時期は闘病のために、選手としての契約を見送り、それでも再び選手としての舞台を用意したクラブも素晴らしいの一言。
試合内容や戦評は控えますが、やはり努力し続けることの大切さを改めて感じさせてくれる、素晴らしい試合となりました。