入院
会社の人にはカミングアウトし、癌発覚時に上司には辞めようと思う事を伝えました。
上司は癌になっても続けている人は他にもいるよ。皆でサポートするからいて欲しいと思ってると言ってくれました。
他の方から聞いたところカミングアウトの次の日、上司から皆んなで守ってあげましょうと伝えて下さったとのこと。
他の方からもお守りや励ましを頂き、癌になって初めて嬉し泣きをしました。
検査するたび嫌な結果ばかり。そんな中、温かい皆さんの気遣いが私を包んでくれました。
クリスマスも年始年末も病院で過ごす事となり、自分へのプレゼントとして個室を取りました。
結果的に夫が毎日来てくれて話しかけて、励ましてくれたので正気を保つ事が出来ました。
疎遠になっていた兄弟や友達と偶然にもこの時期再び繋がり、皆が心を支えてくれたので本当に手術が怖かったのですが勇気を貰えました。
そしてクリスマスの前日23日に手術説明が外科医の先生からあり、説明するための部屋に行く途中「いいニュースがありますよ!肝臓は癌じゃなかったです。誰にでもあるもので、95%違います」人生で本当に1番嬉しいニュースでした。
しかも手術の前日に分かるなんて、これ以上のクリスマスプレゼントはありませんでした。
それから手術説明を受け、後遺症、合併症のリスクがあることなど知りましたが肝臓の件が嬉しかったのでどんな事でも今は受け入れられると思えました。個室に戻り夫と抱き合って涙しました。
ステージ4 にはならなかった…腰が抜けるように座り込んでいた所に婦人科の先生が。
「明日はよろしくお願いします。卵巣の片側の腫瘍摘出の際に、もし転移が見受けられれば子宮卵巣全摘になりますので」え…初耳でした。
卵巣の片側は一応良性腫瘍だと思われましたが、この先捻ったりすると激痛となり結局手術なので今回ついでに取る事にしてましたが…。
いいニュースの後は怖いニュース。
この気持ちのジェットコースターにどうにかなりそうでしたが、転移があれば癌は広がって取らない選択はありません。。わかりましたと伝えました。。。