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リモートワークのすゝめ

 
 先日から最近流行り()のリモートワークをしている。
 また緊急事態宣言が出たが、電車は相変わらず満員御礼だし、マスクだけには気を付けて皆普通に仕事をしに来ている。が、何故か弊社は今回からお試しでリモートワークする事になった。

 お試しというのも理由があって、ゴールデンウィークを挟むので、実際に家で仕事する日にちが10日にも満たないからである。
 それなら支払業務も経費精算もなんとかなる。FAXは宣言解除明け初日に鬼のように吐き出されるだろうが、それもまあ、なんとかなる。なんとかなるのだ。
 
 
 
 結論から言うと、リモートワークは快適だ。
 まず通勤時間がない。毎日往復に約3時間かかっているこれが無くなるだけで、いつもよりゆっくり朝食を済ませる事が出来る。ゆっくり朝食をとるという事はつまり、胃に優しいという事だ。
 他にも勿論あって、家事しながら仕事が出来る。洗濯物も干せるし、日が沈まない内に取り込める(最重要)。夕飯も帰ってきてから米炊きスタート!!! ではなくなったので、幾分か早い時間に夕食を済ませる事が出来る。これも胃に優しい。
 あとは昼食の合間に風呂掃除が出来るのも良い。お風呂は毎日掃除しないと気が済まない性分なので、帰ってきてから急いで掃除しなくて良いのもとても良い。
 家の事をしながら仕事が出来るというのは最大のメリットだ。
 
 反面、緊急時に確認したいファイルなどがすぐに見られない、会社の固定電話に誰かかけてきても対応出来ない、請求書や支払用紙は会社に届くので確認出来ない、荷物の受け取りも不可等、リスクもある。
 個人的には電話を取れないのが最大の心配事ではあるが、このご時世、リモートワークや時差出勤が徐々に社会に馴染みつつある今日この頃であれば、かけてくる側も少しは大目に見てくれるだろうと信じている。まあ社会からはみ出ている人間達にはこの諸事情は理解出来ないだろうが。もし明けにクレームが沢山出たらどうしようと、今から震えている。
 
 他にも運動不足などの懸念もあるが、これはもう家でストレッチするか歩いて買い物に行くかで解消するしかない。
 
 
 で。
 リモートワークをするにあたって、いくつか問題が出てきたので、ここに記録として残しておきたい。
 
 まず仕事の内容上PCを持って帰らなければならなかったのだが、ノートPCではなくデスクトップだったので、いろいろと大変だった。
 
 極論だが機械音痴であければ一式持って帰った方が良い。
 
 デスクトップ型でWi-Fi非対応(よくわかっていないが)なら自室でもネットが開けるように、有線用の延長コードを用意しておいても良いと思う。自分は会社で使っているソレを持って帰ったが、長さが足りずに偶然家にあった延長コードを駆使してネット環境を整えた。
 
 Bluetooth非対応なら、有線のキーボードとマウスも必須だ。自分の場合、ギリギリまで仕事をしていたのでヤマト運輸の集荷に間に合わず、電車で乗って持って帰らなければいけなかったので、必要最低限だけ持って帰ってキーボードなどは会社に置いてきたのだが、本PCがBluetoothを使えないと帰ってから気付き、慌ててキーボードを買う羽目になった。
……Bluetoothで繋げるキーボードとマウスならあったのにこの野郎(怒)
 
 最後に全ての環境が整ったら、事前に動作確認しておくのもお勧めする。機械音痴にとってはこの確認一つで結構安心する。
 
 後は補足として、音楽を聴きながら仕事をしたいのであればスピーカーの用意や、自宅のドリンクバーを充実させるのもお勧めである。ちなみに自分はこの期間のためにココアを買った。
 
 そうそう。
 これは社会人あるあるだと思うが、家に文房具がない人は、その辺りも揃えなければならない。
 特に事務仕事をしているとホッチキスやパンチ、修正テープとペン類、付箋もないと困る。ハサミやボールペンくらいならどのご家庭にも一つあると思うが、その他のちょっとした文房具は学生生活を卒業と共に消えている場合も多いので、注意しておきたい。経理事務員は愛用の電卓や卓上カレンダーも忘れずに。
 
 
 
 以上が今回リモートワークをするにあたって感じた事である。
 今後も何かしらの不便が生じるかもしれないが、そもそも家で仕事をするという時点である程度の事は覚悟しておかなければならない。
 これら踏まえれば、リモートワークも快適に行う事が出来るだろう。
 
 
 最後に。
 リモートバンザイ\(^o^)/
 

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