日帰り太郎 EX1 西武秩父
ナイフ、薬物、全てはカラテだ。(絶対ダメ!!)
気付いたら昼下がりの西武線特急に乗っていました。改札外の券売機だと発車10分前に迫った特急券は買えないけど、改札内の特急券売り場ではギリまで特急券買えるし、なんなら特急乗ってから車内で特急券買える。車内購入は200円増しだってさ。
てわけで、suicaに5000円もあればいいので、行き先考えるより先に乗ってしまいましょう。半日で日帰り堪能できる距離までしか行けないので安心ね。どうせだから一番高い特急券を買いましょう。一番遠くまでいけるので。
※車内に自販機ないのでおコーヒ買っていこうね。
飯能。いい雰囲気ですね。このエリアは全体に味噌ゾーンなの。
まだ食うな!お前のオヤツは 拳半分先にある
そういやこのへんに「へびいるよ」の看板あるって以前聞いた気がするのでナビで調べてそこを目指します。駅ビルにフードコートもありますが、ひとまずスルーし東飯能駅の寂しいホームで30分ほど秩父行きの各駅電車を待ちます。この30分の不毛が旅の本質です。
IT系つとめ人が泊まりのときに食べるコモパン自販機があった。食べたときに「うす甘い」以外の感情が沸かないため、心と味覚が壊れていても気がつくのが遅くなる効果があります。日持ちするので旅先や山でも見かけるスグレ物。うっすら甘く、おいしいが少しある。今日は食わないぞ。
高麗(こま)駅ロータリーに設けられた将軍標と呼ばれる魔除け。説明はwikipediaにまかせた。高句麗から伝来した文化やね。
東吾野(ひがしあがの)駅に到着。山の息吹が漂います。一層グーなの。
本格的に山歩きしたい山歩きやる気勢は登山届を出したり、熊避け鈴を準備して下さい。熊避け鈴は駅でも売ってるらしいよ。ミーミー以外の旅客はみんなミスターハイキングって感じでした。
ユガテ。U GOTTAがなまったンすかね。
この略図で言うと、中央上の町田さんちの向かい辺りかな。森が始まるか始まらないかの位置が目的地です。googleマップで「へびいるよ」で検索しても出てくるよ。「へびいるよ」とか「へたれガンダム」とか、何者が地図に登録しているのか。責任者はどこか。
いた!へびいるよいたよ!(今いくよくるよみたいですね)
イエーッ!目的達成!
んじゃ帰るか。
と思ったけど秩父までいっちゃお。駅ビルに温泉あるっていうし、始発駅なら特急も使えるからね。
ワオ…本当だ、駅ビルにフードコートと温泉くっついてる!いいぞ。
というわけで、温泉のようすは写真とれないんでムイムイコミック読んでね。女湯は見取り図見た感じ、たぶん男湯と一緒。あと、描いてないけどごろ寝ゾーンとかマッサージイスとか休憩スペースもひととおり充実してますぜ。これでゲームコーナーがあればなあ。
みそポテト。カリカリに衣つけて揚げたじゃがいもに甘いみそだれがたっぷりかかっています。ウメー 馴染む味 ウメー
みそポテトは「ポテくまくん」としてご当地キャラにもなっています。俺もご当地キャラになってグッズとかまんじゅうとか作られたい…横の着ぐるみ風になってるのは「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」ですね。ここもご当地アニメだったんだ。
卑劣な阿部寛に存在級位を全て奪われている。
旨みとか…渋みとか…おいしいんです、とにかく。
こちらも秩父名物、わらじかつ丼。やや薄めの肉にさらっとしたあまじょっぱいソースかかってて、見た目よりぺろりと行ける危険なやつです。小皿のしゃくし菜のおつけものも土地の名物ね。わらじかつ丼、とろろたっぷり載せたらウマそうな味だなあ。余談だけど、俺は東関東自動車道・海浜幕張PA(下り)名物「千葉丼」が大好きなんじゃよ。この「千葉丼」、ご当地グルメって言うけどこのパーキングエリア以外で見たことも聞いたこともないんだよね。上りのPAにすらないんじゃないかしら、このメニュー。
すてきな佇まい。コロナが一段落したら、改めてお酒を飲みにいきたいな。そして、お花畑駅から秩父鉄道に乗ってさらなる魔境へ向かいたい…
まあ、そろそろ暗くなってきたし帰りましょう。衝動的に出かけていいんだから、当然衝動的に帰ったっていいのだ。
午後の数時間にがっつりと濃縮された、日帰り旅行RTA。西武秩父駅、駅から出なくても旅行らしい旅行をダイジェストで味わえるので「旅行に憧れるけどいまいち腰が重い」ユーにもおすすめだぜです。
時間に余裕あれば酒蔵とかも近くにあるっぽいよ。
帰りの電車にすわってるとき「なんかケツ痛てーな」と思ったらアキバでなんとなく買ったケイ素原石がけつポッケに入れっぱなしになってるのに気付きました。おしまい