おでかけパスの話①パスを買おうの巻
1.君知るや、休日おでかけパス
休日おでかけパス。知っていますか。
土日祝のみ販売。大人2720円。買ったその日だけ有効。
東京を中心とした関東首都近郊圏のJRきっぷです。
範囲外の方はごめんなさい。ピザの絵を一枚描くから許してほしい。
切符に書いてある全ての駅が、行ける範囲。
乗れるのは、特急券がいらないすべての電車。
(特急券やグリーン車の券を追加で買えばそれらのサービスも受けられる)
値引きはそこそこだけど、一番買いやすく、制約が少なめで
初心者向きのフリーきっぷと言えるだろう。
浜松町から羽田空港につながるモノレールも乗れてしまいます。
JRのグループ会社がやってるんだってさ。
それじゃ、実際に買ってみて、放浪を始めよう。
2.まずはきっぷを手に入れよ
JRの特殊な割引フリーパス類はルールや買い方にクセがあるものがある。
休日おでかけパスはわりと簡単だ。券売機で、乗りたい当日に買うだけ。
券売機の画面のどこかに、『オトクなきっぷ』というボタンがある。
そこを押したら、該当するきっぷを探して、買うだけだ。
ちなみに、紙の切符ではなくてsuicaに情報を書き込むタイプの
「のんびりホリデーSuicaパス」というやつもある。
自分の使い勝手で選んでほしい。
ちなみに、「休日おでかけパス」と「のんびりホリデーsuicaパス」だと、後者のほうがちょっとだけ安い。これは、suica非対応駅がフリーエリアから排除されているためだ。謎の僻地に行きたい場合は注意してほしい。
ちなみに、紙のきっぷである「休日おでかけパス」を購入すると、なぜか紙が2枚出てくる。片方がきっぷ、もう片方はきっぷの使い方や範囲が書かれたルールブックになっている。ルールブックは基本的に読まなくても大丈夫だと思うが、間違えてきっぷの方を捨てたりしないよう注意しよう。
ちなみに、フリーパスの王様「青春18きっぷ」は、料金がめちゃ安いかわりに使用に関するルールがけっこう複雑なため、きっぷを購入すると5枚くらいドバドバルールが記載された紙が機械から出てくるので放浪に慣れてきたらぜひ買ってみてほしい。なにこれ!?と困惑すること請け合いだ。
3.乗り込め!
このきっぷは初心者向けなので話が早い。
普通に自動改札にきっぷを入れるだけだ。
注意点がある。
・フリーきっぷを取り忘れない
単純に、交通系電子マネーユーザーだとすでにきっぷを取る習慣を失っている場合がある、というのが一つ。
また、普通は降りた駅の改札で回収されるきっぷだが、フリーパスの場合はふたたび機械から排出されてくるのでそれを取っておかないといけない、ということだ。
・フリーきっぷを使ってることを忘れない。
くせでsuicaをタッチしちゃうと、乗り放題のきっぷを持っているのにお金を払って普通に乗車している扱いになってしまう。これ、けっこうくせでやってしまうのだ。警戒しよう。
フリーキップで乗ったのに、降りるときだけ習慣でsuicaをタッチ。結果、入場記録がないからチャイムがなって足止めされ恥ずかしい思いをする…そういうパターンもある。けっこうある。僕だけだろうか。
上記2点、不安ならのんびりホリデーsuicaパスを買うと良いだろう。
このとこ、ヘビーな記事が続いていたので、この記事はこれでおしまい。
次回からは、おすすめの行き先を提案していきます。
弊noteの企画「日帰り太郎」のタイニーバージョンだね。
まずは万人におすすめできる初心者向きの目的地から。
そしてしだいに滋味あふれる奇怪な目的地へと誘っていこう…
狐火は、君を沼へ沼へと手招きしているものなのだ。