地獄旅 3-3 大分/佐伯 山と海の間の国
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ここまでの流れ。地獄旅3のログ増えすぎるようならやり方変えるかも。
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佐伯の朝だ。この街の名物はラーメンだそうです。11時くらいには店も空き始めるでしょうか。この佐伯を探検する時間がありそうです。
ラーメンが朝昼兼みたいな時間になりそうだったので、スルーしようかと思っていたホテルの無料朝食バイキングで軽く食べることにしました。オニオンリングといももちです。幾何学。
独歩!この街思ったより色々ありそう…偶然良い街に泊まったようだ。
穏やかな運河、はしけに繋がれた船。造船業の街なのか。巨大なタワークレーンやガントリークレーンがそこここにあります。
ふーん、随分近くで見れるじゃん。
めちゃくちゃカッケー!このクレーンにも負けないとんでもない大きさのタンカーらしき船が。すごい迫力だ。
ブレスオブワイルドなストーンサークルのある公園で小休憩。
それではいつもどおり、謎めいた方向にミクロな観光をやっていきます。
(´ o `)
この「本」とか「了」とか板の下のRとか、手書き看板の名品。野生の修悦体めいている。それにしても、バイキング弁当ってナニ?
適度な汚れと退色の魔法が作用し、非常に調和のとれた配色に生まれ変わった亀山ガラス店の看板。歳を取るたびに君は美しくなる。
この「タナカスタジオ」さん、ちょうど通りかかった日に店舗の解体作業が行われていました。もしかしたら、この写真が、この素晴らしいタイポグラフィを見る最後のチャンスだったのでしょうか。手前に街路樹があるのがつくづく惜しいな…。
波間になだらかな帯のような裂け目?が生まれている。波が打ち消し合っているのか、なにかの航跡か?まざまざと波を観察したことなんてなかった。
なかなかの陽気だな、一瞬でアイスが柔らかくなってきた。こぼれないうちに食べきってしまわなくては。ハピネスはココアのアイスバー。
ハズレにBAD ENDルートのテキスト書いてあるのか。面白いアイス!
海側をぐるり回って山側に戻ってきました。史跡や自然、水産資源に恵まれ街そのものも美しい上、鉄道ルートと利便性の高い道路ルートが接近している佐伯の街、利便性も高くかなり住みやすそうな印象を受ける。いい街。
ん?なんだあれ?
ゲエーッ!カッパ!
この佐伯の地には六兵衛じいさんという人がカッパを相撲で負かし、負けたカッパに近くに暁嵐の滝に住み着いているヌシ、大ウナギと大カニを倒させたというブルータルな伝説が残っているそうです。
謎のギミックも搭載されてます。
踏切から撮る単線の風景が好き。旅の予感があるから。
見るたびテンション上がって写真撮っちゃう特急来た!かっこいいなー。
踏切の向こうには古そうな神社がありました。
涼しい。旧毛利藩ゆかりの神社との由。
雰囲気の一変する城下町エリア。せっかくだから城跡に行ってみようかと思ったら…え、登山道?
こりゃあかん、杖が要るクラスの登りか。まだ2日ほど旅程がありそうなので体力を使い切らないよう引き返しましょう。
昔のプラモの箱絵みたいな味のある絵。
山らしくニホントカゲも発見。しっぽの青み薄いから大人かな。
駅前まで戻ってきた。汗もかいたし、塩分を補給しないと。ラーメンとかで。
昨晩見た猫の住み着いてる駅前のラーメン屋に行こうかと思ったけど、開店時間の都合で別の店へ行きました。
…この味のある店構えの「太陽軒」に。イチオシ!太陽メン!
この灰皿のイラスト、味がある。大分煙出てるけどふかしてるだけなのか?雰囲気的には間違えてフィルタ側に火をつけてヤバイ匂いの煙が出てるところに見えます。大惨事ですね。
いろいろできます。
味に関しては、実際食べた時点での感想を貼ったほうがよく伝わるとおもうのでそうします。汗をかけばかくほど美味い麺。食べて良かった。
まだ半日しかここにいなかったと思えないほどの密度の散歩だった。この状況ですら、まだ見てないものも食べてないものも沢山ある。海産物や寿司も素晴らしいとか…うーん、いい街。行きにくい街、だいたいメシ超美味い。
ちなみに当地は漫画家富永一朗のゆかりの地であるらしく、駅構内はパネルが多数展示されていてプチ記念館の趣があります。非常にクラシックなスタイルの漫画家なので現代のオタクの感性だと「この漫画家の話がなんで特筆性のあるトピックなん?」と思われるかもしれませんが、1976~1994年まで18年続いた昭和のウルトラ長寿テレビ番組「お笑いマンガ道場」で長くレギュラーを務めていたりして、作品と人柄と強調されたバストの絵柄が一定世代の人間には非常に広く知られているのです。マンガで大喜利やる趣向の番組なんで、文化人じゃなくてガチンコの漫画人としての出演だったし。
週刊誌の創刊ブームが追い風となって人気を獲得したが、仕事を断れない性格が災いし、やがて同時に25本の連載を抱えるにいたった[4]。杉浦と近藤日出造が「あのままじゃ、あいつは死んでしまう[4]」と案じ、『ポンコツおやじ』を連載していた『漫画サンデー』に富永の原稿料を4倍与えさせ、代わりに富永に「他の類似漫画誌には描かない」と確約させた。これは雑誌連載漫画における専属契約システムの嚆矢とされる[4]。
wikipediaより一部引用。イメージ以上の化け物作家でした。やべえ。
佐伯が良すぎて、今回佐伯だけで終わっちゃった。削りたくない写真が多すぎた…。
次あたりで2日め終了、九州脱出までたどり着けるといいのだけど。
それでは。今回も読んでいただき