日々の養生ご飯/ある日の記録①

少しずつ撮りためている日々のご飯の記録を残しておきます。

昼・夜のご飯はご飯と味噌汁またはスープをベースに、メインと副菜1〜2品という感じです。煮物などは多めに作って、数日の常備菜にすることもしばしば。望診で言われたように、緑の野菜を一品かせめて汁物に入れるようにしていますが、できないこともあり(端境期で緑の野菜が少ない)、1日に1回は最低食べるように心がけています。

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・かぼちゃとアラメと舞茸の煮物;アラメの戻し汁と醤油
・きゅうりとエノキと丸麦のバジル炒め;塩胡椒
・モロヘイヤ;自家製ポン酢
・お味噌汁
・2分搗きご飯

アラメというのは、昆布の仲間の海藻です。伊勢志摩の方に多く生息しており、養殖ができないので全て天然物なのだそう。詳しいことをあまり知らなかったから、調べてみるとすごく栄養価も高いことがわかりました。

戻し汁はひじきのように濃く、甘い味がします。その戻し汁を出汁として使います。この濃い味が苦手だったら、水を加えても◯戻るのはひじきより早いので使いやすいです。

今回は舞茸からも出汁が出るのでそれも利用して、かぼちゃの甘味で十分だったのでお醤油だけで味付け。いつもは甘味を味醂でつけたりしますが、その甘味とは違った磯の風味も残る煮物になりました。

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・野菜天丼;ゴーヤ、舞茸、かぼちゃ、玉ねぎ/自家製醤油タレ/天ぷら衣は米粉の水溶き粉のみ
・キャベツともやしの柚子ごしょう和え;キャベツともやしはサッと茹で/自家製柚子胡椒と醤油をサッと一回し
・お味噌汁
・2分搗きご飯

自家製醤油タレは、昆布椎茸出汁(昆布椎茸を水に漬けたものを常備)に醤油と味醂を入れて煮詰めたもの。伝統製法で作られる味醂は原材料に焼酎を使っていますので、基本、料理酒も必要ありません。(料理によっては日本酒などその時にあるお酒を入れることも)

味醂の原材料;餅米、米麹、焼酎

餅米と米麹が年月をかけて発酵することで、なんとも言えない濃厚なまろやかな甘さとコクになります。一度これを使うと、一般的に調味料売り場に置かれている’味醂風調味料’には戻れなくなる◯実際、うちの母も長年’味醂風調味料’を使っていましたが、私が一つお土産に買って帰り使ったのを機に、伝統製法の味醂に変えてしまいました。

伝統製法の熟成された味醂は本当に美味い!!お料理屋さんの食前酒として使われることも。昔の女性は、男性のようにお酒を自由に飲むことが許されていなかったので、この味醂を料理しながら飲んで楽しんでいたとのこと。その気持ち分かるな〜笑

ちなみに伝統製法の味醂は一般のスーパーの調味料売り場には並んでないことが多いです。アルコールが入っているので、お酒コーナーや酒屋さんで販売されていることも。見かけたら、ぜひ試しに使ってみてくださいね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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