みんなで歌おう!昭和歌謡 ♪
2024.4.28 #104
「音楽を通して昭和に思いをはせてみよう」
ミスターセレクト
沢田研二 の「TOKIO」
昭和の歌謡界を代表するスーパースター、ジュリーこと、沢田研二さん。彼の大ヒットシングル曲をセレクトしました!
この曲を作詞したのは、コピーライターの糸井重里(いといしげさと)さん。1970年代当時、ヨーロッパでは、東京がまだ「TOKIO」と呼ばれていたことに発想を得て作詞したそうです。
東京が、ニューヨーク・ロンドン・パリに並ぶ「スーパーシティにならなければ!」という思いを歌詞に込めた曲です。ド派手な電飾とパラシュートをバックにまとった、インパクト抜群の衣装が子供心に衝撃的でした!
miwa の「サザエさん」
毎週日曜日の夜放送の国民的アニメの主題歌。このアニメは放送開始からもう50年以上。古き良き昭和の日常風景が描かれ続けています。作曲したのは昭和を代表するヒットメーカー筒美京平さんです。誰もが口ずさめる歌ですが、曲の展開とか間奏のアレンジが京平さんらしい、とってもかっこいい曲です!
平成生まれのシンガーソングライター、miwaさんによるカバーでお届けします!
みっちゃんセレクト
坂本九の「上を向いて歩こう」
昭和には戦争があって、戦時中の音楽は軍歌でした。
終戦後は生きていくだけでも精一杯。少し落ち着いた昭和30年度後半は、世の中の人々が懸命に働いて生きていく中で、ラジオやテレビも始まり「みんなが歌える歌」が生まれてきました。
この曲は、世界中のいろんなアーティストがカバーし、海外でも多く展開されました。ウォークマンや携帯電話など「音楽が個人で聞くもの」になる以前、昭和では「歌は1人、あるいはみんなで歌うもの」でした。その代表曲がこの曲です。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
山本リンダ の「どうにもとまらない」
戦後、昭和20年に「男女平等」ということで女性も参政権を得ました。今の朝ドラでもいろいろやってますが、女性の社会進出というのは昭和にとって大きなトピックだと思うんです。この曲は男女平等というよりは、更に、女性特有の「色気」を究極に主張した曲なんです!
私は子供の頃に聞いたときは、この曲があまり好きじゃなかったんですよ。でも、去年この曲をアウトドアでかけることがあったんです。その時に、令和の親子連れが、音楽にのって、ノリノリに踊っているのを見て「私は昭和時代にこんなグルーブを体験したんだな!山本リンダさん!ありがとう!」というふうに思いました。
このグルーヴを子供時代に聞けて最高!
エンディング曲は
ムラトゥ・アスタトゥケの「Yegelle Tezeta」
ミスター:エチオピアジャズってご存知ですか?
みっちゃん:初聞きです。
ミスター:私、昔からレコード屋さんで世界中のレアグルーヴとか民族音楽の音源探しをするのが趣味なんですけれども、「エチオピアの音楽はなぜか昭和の歌謡曲とよく似ている」とレアグルーヴ好き界隈ではよく話題にのぼるんです。
みっちゃん:そうなんですか。
ミスター:ジム・ジャームッシュの「ブロークン・フラワーズ」という映画がありまして、そのサントラにね、エチオピアジャズの巨匠「ムラトゥ・アスタトゥケ」さんという方がいるんですけど...
みっちゃん:「ムラトゥ・アスタトゥケ」さん!?
ミスター:この方の楽曲が使われていて、そこから僕もどハマりしました!2013年のフジロックフェスティバルで初来日。オーディエンスを熱狂の渦に巻き込んで、僕もそこで踊りまくったんですけれども...
みっちゃん:踊りまくったw
ミスター:今年の7月に立川市で開催される音楽フェスに、ムラトゥ・アスタトゥケさんの出演が決定しております!
みっちゃん:あら!要チェックですね!
ミスター:僕も行かなきゃなー!って思ってます!
振り返って
次回の Music Forceの放送は、5/26(日)午前8時から!
何がテーマになるか、皆様お楽しみに〜!
来週 5/5は、「健やかラジオ Wonderful dishes!!」をお送りします!
何がテーマになるか、皆様お楽しみに〜!
============================
【聴取方法】
■狛江市内はFM 85.7 MHz
■ネット配信:サイマルラジオ・コマラジ
■スマホ・タブレットからは
アプリ「Redimo(レディモ)」より
関東「コマラジ」を選局
公式Twitterはこちら
============================