日記: 焼売の差

私は時々、焼売を食べる。
とはいっても、店でわざわざ食べる、とか、
ましてや、自分で作ったりはしない。

せいぜいが、チルドの格安(15個で100円)のを
食べるだけ。

なのだが。

ふと思い立って、冷凍の、9個で250円(税別)
のを買い、食べてみた。
本当は、味の素の「ザ☆シューマイ」
なんかにしようと思ったが、高くてやめた。
結局、プライベートブランドのものを買った。

類似品

結論としては、
「買ってよかった」
に尽きる。

今まで食べていたものとは
まるで違った。
大きいし、具材も豊富だし、
豚の良い油の味がした。

これは私にとって衝撃の出会いで、
今となっては、従来のものを食べる気が
まるで湧いてこない。

この思いは、いままで安い焼売を食べてきた
自分を下敷きにして起こったものだ。

そう考えると、貧乏な暮らしも悪くはない。
驚きや感動とは、
すなわち高低差に宿るのだから。