JリーグYBCルヴァン杯 愛媛FC V・ファーレン長崎 レビュー
惜敗。
内容だけで言うと圧倒されていたが、メンバーを考えるといい出来だった!
試合内容簡単要約
V・ファーレン長崎
両ウイングが幅を取り、外回しでボールを回す。
幅をとっている分、中の選手がフリーに。
ウイングと相手SBを1対1にさせ、勝負。
CBからのロングボールに前線が反応し、スピード勝負。
愛媛FC
ハイプレス&ショートカウンター。
最終ラインからロングボールで、前線の裏抜けして、スピード勝負。
ボランチのスルーパスで、前線がエリア内侵入。
全体ハイライト映像
スタメン
通常のリーグ戦と違うため、どれだけの戦力で挑んでいるのか調べてみた。
2024第1〜2節を参考にした。
スタメンを"スタ"
ベンチメンバーを"サブ"
ベンチにも入っていない選手を"サブサブ"
と、表記する。
愛媛FC
スタメンが、8人
サブが、6人
サブサブが、6人
V・ファーレン長崎
スタメンが、10人
サブが、7人
サブサブが、3人
比較
長崎はサブサブがたったの3人。
勝ちに来ているのがとても伝わります。
一方で愛媛は、サブサブ6人と出ていないメンバーを試合で試そうというのが伝わります。
シーン別ハイライト
YouTubeは時間指定していますので、開いてもらえると該当のシーンが見れるようになっています!
1分 ロングボールからの失点
愛媛の弱点をつかれたシーン。
ハイプレスな分、後ろの連動が遅れると裏をつかれる。
よりによって、入りに失点、、、
これからの課題だ。
10分 相手のパスミスからシュート
長崎は選手間の幅が広い分、パスミスが命取り。
24.佐藤のパスカットから、25.石浦のシュート!
惜しくも枠を外れる。
20分 裏抜けからPK獲得
守りはコンパクトな長崎。
24.佐藤が降りていくと思ったら、前にトップスピードでダッシュ!
そこを見ていた5.前野のフワリとしたパス。
エリア侵入後、9.ベンにパスすると、相手はたまらず、スライディング。
これがファウルに。PKをゲット!
9.ベンが冷静に決めた!
31分 相手の思惑通りの失点
33.小川が釣り出されてしまい、愛媛の左サイドがガラ空きに。
そこに長崎の選手のスルーパス。
その後、高い個人技で流し込まれた。
これも声掛けなどで修正が必要な部分だろう。
76分 若きストライカーの同点弾
愛媛はゴール前に人数をかけるように。
それに応じて、長崎もラインが下がる。
そんな中、21.パクが右足でクロス。
ヘディングで合わせたのは18.菊地!
しかし、ポストに直撃。
が、そのこぼれ球を27.船橋がゴール!
やはり、ストライカーの元にボールはこぼれてくる。
81分 逆転弾!
攻める愛媛と守る長崎。
CKのこぼれ球を24.佐藤が拾うと、利き足の左で打つと見せかけ切り返し、右足でシュート!
相手に当たり、コースが変わってゴールに吸い込まれる!
88分 終了間際の失点
5バックで守備固めに入る愛媛。
その分、前のプレスが弱くなる。
相手の連携からエリア内に侵入され、シュートを打たれるも、18.菊地のブロック!
しかし、こぼれ球が愛媛の左サイドに流れると、4.山口は背後の長崎の選手が詰めに気付かず、足を蹴ってしまい、PK。。
そして、長崎のエース9.フアンマに冷静に流し込まれる。
延長戦に。
114分 レッドカード 退場
21.パクの途中出場から明らかにペースが変わっていた。
しかし、アグレッシブなプレーが持ち味な分、イエローカードを2枚もらってしまい、退場。
残り時間10人で戦うことに。
117分 PK戦かと思いきや失点
誰もがPK戦かと思っていた頃合い。
愛媛の右サイドを個人技で突破され、低いクロス。
長崎のエース9.フアンマではなく、6.ジェズスの元に。
対面するのは先ほどPKを与えてしまった4.山口。
そのせいか、寄せが甘く、コントロールされたシュートがゴールに突き刺さった。
大逆転された。。。
120分を通して
シュート数を見ると、ダブルスコアがつきました。
しかし、枠内シュートはそこまで変わらない。
決定力は上がっている証拠だと捉えましょう!
以前UPした「愛媛FCとの対戦成績から見た予想順位」からわかるように、長崎は相性が最悪です。
しかし、ここまで撃ち合いになるとは誰も予想しなかったでしょう。
資金力に差があり、サブメンバーではありましたが、愛媛は充分戦えたのではないでしょうか?
3/20のリーグ戦では、絶対に借りを返す‼️
以上、愛媛FCvsV・ファーレン長崎のレビューでした!
次節への展望等あれば、コメント欄で教えてください!
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