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コミュ力低めのすこイさんが営業マンになった理由(2・フリーター編)
こんにちは。すこイさん(@stkarisn)なのだ。
前回は社会人になる前の、大学生活と就職活動について書いたのだな。
大学でのぼっち生活でコミュ障をこじらせ、何とか就職ぐらいはうまくいかせたい!というところから始まったのだ。
しかし未曽有の経済危機、さらに家庭内のゴタゴタや度重なるトラブルに襲われ、心労からか体調を崩してしまい大事な春先の就職活動がままならなくなり…というところまで前回は書いたのだ。
今回はそこからどうなったか書くのだ。
就職先が決まらないままの卒業式
企業の採用活動がピークを迎える春に全く身動きが取れなくなったすこイさん、ようやく体調が回復して再始動できたのは夏になってからだったのだ。
もうこの頃には完全に自分を見失っていたのだ。どんな仕事がしたいのか、何ができるのか、なんにもわからん状態だったのだ。
「私立文系だし総合職しかないのだよな~。っていうか総合職って何なのだ?営業に配属になったら嫌だな…。ノルマとかテレアポとか、絶対ムリなのだ…」ぐらいの浅~い考えしか持ってなかったのだ。そりゃ通らんのだ。
面接で人に語れるような大学生活も送っていなかったし、自信のかけらもなかったのだ。
だから面接でもマニュアルどおりの無味無臭な回答しかできなくてお祈りメールの嵐、そしてまた自信をなくして動けなくなる…悪循環なのだな。
そうしてどんどん気力を失い採用選考の数も減っていき、結局就職先が見つからないまま、すこイさんは大学を卒業することになったのだ。
2010年の春を迎えていたのだ。
アルバイトしながらの就活
卒業後は大学時代から続けていたうどん屋でのアルバイトを続けながら、第二新卒向けの採用募集を探しては応募していたのだ。
家にお金は入れていたけど、相変わらず実家の財政状況は火の車だったし、母親がいろんな所にお金を借りてなんとか回している状況だったのだ。
そんな状態だったから早く就職して生活を安定させたくて、めっちゃ嫌々ながら営業職の仕事にも応募していたのだ。
相変わらず業種とかどんな営業したいとか何にも考えられてなかったのだ。よくないのだ、ほんとに。
それでも半年ほどそんな日々を送ったあと、ご縁があって非鉄金属の専門商社に採用されたのだ。
営業の仕事は不安だけどとりあえず働き口が見つかってよかったとその時は思ったのだ。
でも結果から言うと、すこイさんは1か月足らずでこの会社を辞めることになるのだ。
最初の就職先は1か月も持たなかった
入社してしばらくは先輩に同行して得意先を回り、商談や話の仕方などを学ぶことになっていたのだ。日替わりであちこち連れていってもらいながら、実地で色々教えてもらっていたのだ。
そんなある日、1日の外回りを終えて会社に戻る車内でのことだったのだ。その日同行していた先輩に「お前には学ぼうとする姿勢がない」「態度が気に入らない」「営業に向いていない」と、とつぜん矢継ぎ早に詰められたのだ。
すこイさんも若くて未熟だったのだ。売り言葉に買い言葉で「入って2週間で何がわかるんですか」「なぜそこまで言われなければいけないんですか」と反論して、車内で口論になったのだ。
頭が真っ白になったのだ。
その日の退勤後、すこイさんは携帯電話の電源を切り、家には帰らなかったのだ。次の日も仕事があったけど、無断欠勤したのだ。
「仕事を飛ぶ」というやつなのだな。
社会人としてあるまじき行為なのだ。口論した先輩の社内での立場も考えられていなかったし、どんな理由があっても正当化できないのだ。今でも心から反省しているのだ。
もうどこかに行ってしまおうと思って数日間あちこちをフラフラしていたのだけど、結局は思い直して家に戻ったのだ。こんなことしても何にもならないのだ…。
当時の上司だった課長さんには「何も気にしなくていい。俺が取りなすから戻ってこい」と言っていただいたのだが、もう続けられないと思いそのまま退職させてもらうことになったのだ。
すこイさんは無職になったのだ。
今回のまとめ
また長くなったのでこの辺で区切らせてもらい、次回に続きますのだ。
前回、今回と暗い話が続いてしまって申し訳ないのだ。自分で書いてても情けなくなることばかりなのだ…。
他人に迷惑をかけたくない、心配させたくないと思うあまり他人に対して壁を作って、余計に迷惑や心配をかけていたのだ。
でも、このダメダメな時期を過ごしたことがすこイさんのベースになっているとも思うのだ。
次回からは少し前向きな話になってくるので、ぜひ読んでほしいのだ。
前置きがだいぶ長くなったけど、営業の仕事に前向きに取り組むようになったきっかけの話を書く予定なのだ。