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コミュ力低めのすこイさんが営業マンになった理由(5・完結編)
こんにちは。すこイさん(@stkarisn)なのだ。
コミュニケーションに苦手意識のあったすこイさんが、なぜよりにもよって営業マンという職業に就くことになったのか。
これまでの記事で時系列を追いながら書き起こしてきたのだが、今回はいよいよ最終回、完結編になるのだ。
前回の記事では再就職した派遣会社での日々を書いたのだ。2年ほど働いたものの、再び転職することになり…というところまで書いたのだな。
次の転職先が今働いている職場になるのだが、今回は入社までの経緯と現在に至るまでを書いていくことにするのだ。
転職活動で気づいた自分の成長
人材派遣会社からの転職を決意したすこイさん、正社員としてはいったん退職の手続きを取ったものの、上司のご厚意でアルバイトとして会社に残らせてもらったのだ。
週2~3日のペースで働きながら、合間の時間で転職活動をしていたのだ。
そのとき不思議だったのは、新卒時の就活よりすごくラクに感じたことだったのだな~。
①「自分ができる仕事」が話せるようになった
→営業としてどんな仕事をしてきたか、数字や実績を交えて説明できる
②求人票の本音と建前が読み解けるようになった
→求人を出す側を経験したことで、記載内容の裏表を理解した
③面接も会話のキャッチボールだと気づいた
→面接官は投げられたボール(質問)をちゃんと相手の胸元に返せるかどうかを見ている
いま振り返ればこのあたりが理由になるのだが、特に大きかったのが③番だと思うのだな。
新卒のときは「何か印象に残るような回答をしないといけない」「おかしなことを言ってはいけない」「もっと話さないといけない」という思いが強すぎたのだ。
結果として質問に対する答えになってない回答、すこイさんの色が全然ないマニュアル的な回答になっていたのだな。
人材派遣会社で技術者さんの求人を出したり面接官側を経験したことによって、求めているのは何か突飛なエピソードとかずば抜けた実績ではないと気づいたのだ。(そういう会社もあるとは思うけど)
入社したときに職場内や得意先とうまくやっていける人なのかどうか、普通にコミュニケーションが取れる人なのかどうかが、結局いちばん大事なんじゃないかなと思うのだ。
就活に失敗してだいぶ遠回りはしたけれど、こういうことが実感として理解できるようになったのは自分の成長を感じられて少しうれしかったのだな。
スキマ時間に寄ったハロワで出会った求人
そんな感じでコツコツと転職活動を続けていたすこイさんだったのだが、半年ほど経ったころフラっと寄ったハローワークでとある求人に出会うのだ。
その日は友達と遊ぶ約束をしていて街に出てきていたのだ。
なぜか待ち合わせ時間よりすごく早く来てしまったので、せっかくだからハローワークで求人検索でもするかと考えたのだ。
いつものように端末の前に座り、条件を入力して検索して出てきたのが、今の職場の求人だったのだな。
メーカー・ルート営業・地元勤務・完全週休二日制・年間休日120日以上など、すこイさんの希望条件にピッタリの求人だったのだ。
さっそく求人票を印刷して窓口に持っていき、応募の手続きをしてもらったのだ。
担当してくれたハロワのおじさんには「今の時点で100人ぐらい応募来てるから難しいかもよ」と言われたのだ。
すこイさん的には承知の上だったので「ダメもとでいいからとりあえず応募させてほしい」と伝えて、電話してもらったのだ。
良い求人というのはすぐに応募人数が埋まるので、すぐに取り下げられてしまうのだ。
条件に合う求人を見つけたら迷わずとりあえず応募してみる。これが大事なのだな。
そこからはあっという間だったのだ。
応募書類を送ったら面接日程の案内が来て、1次・2次とあれよあれよという間に通過していき、最終の社長面接の後、すぐに採用決定の連絡がきたのだ。
大学時代の就活での苦労がウソのようだったのだな。何事もうまくいくときというのはこういうものなのかもしれないのだ。
これが今から7年ほど前のお話なのだな。
そして現在
おかげさまで今の職場にはしっかり定着できて、入社して今年で丸8年になるのだ。
この間、プライベートがゴタゴタして心身のバランスを崩したりとかもあったけれど、仕事のほうはそれなりに順調だったのだ。ありがたいことなのだ。
今の会社ではずっとルート営業として働いていたのだが、去年の部署異動の関係で新規開拓をまたやっているのだ。おもしろいものなのだな。
学生の頃は営業職なんて絶対ムリで、こういう未来は想像すらできなかったのだ。
色々なきっかけや出会い、その場その場での選択のなかですこイさんの今があるのだ。
こんな世の中だから進路に悩んでいる人も多いと思うのだが、こういう変わったキャリアを歩んできたやつもいるのだと参考になれば、過去のすこイさんも少しは報われるというものなのだ。
あとがき
以上がすこイさんが営業マンをやってる理由というか流れなのだ。
こうして振り返ってみると本当に不器用であちこちぶつけながら生きてきた毎日だったのだな。
当時の感情がよみがえってくるようで書いてて辛くなる部分もあったけれど、なんとか書き切れてホッとしているのだ。
ところで、書いているうちに個別にもうちょっと掘り下げてみたいと思うこともあったのだ。
人間関係のこととか、恋愛のこととか、趣味のこととか…何か新しいことが見えてくるかもしれないと感じたのだ。
その辺も今後noteに書いていけたらと考えているのだ。
あと、この記事に対する質問などあればTwitter(@stkarisn)でリプ飛ばしてもらえれば可能な範囲でお答えするのだ。
それでは、ここまで読んでくださってありがとうございましたのだ~。