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「空き家ジパング」 外国人が地方で購入、5DK600万円 ノマド生活の拠点になる?

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO78195620S4A200C2H11A00/

記事の要約
マイホームやセカンドハウスを求める外国人にとって、日本の空き家は割安で手に入る「ジャパニーズドリーム」となっている。リモートで働くスタイルが増えていることもあり、政府も新たな在留資格を創設して需要を取り込んでいる。
総務省の調査によると、2038年には全国の3分の1の家が空き家になるとの予測もある。治安の悪化懸念や倒壊の危険性などから社会問題化している空き家。人口減と都市への人口集中で今後も地方の空き家は増加する見込み。

考察
 自分が住んでいる街(東京都下)の周辺でもすでに空き家はちらほらあり、築50年以上で30棟ある大規模団地は半分以上が空き家。東京都下でそのレベルなので、地方都市の過疎化に伴う空き家は今後もかなり増えそう。円安の今がチャンスと捉える外国人は多いはずだし、需要も増えることは容易に予想できる。外国人からみて日本が注目される理由は以下が考えられる。
・治安の良さや町のきれいさ、衛生面の高さ
・外食はチップ不要で、安価で美味しい店がたくさんある
・市内なら安い公共交通機関があるので車が不要(地方主要都市の場合)
・スキーや温泉といった文化的要素
・安いからセカンドハウスとして気軽に買える

 観光資源としての活用なら経済も回って良いのだが、雪質が優れているニセコや白馬といったスキーの聖地では、中国の富裕層が片っ端から土地を抑えているというニュースも聞く。
実際に野沢温泉に移住した友人の話を聞くと、すでに日本人よりもオーストラリアや中国人の方が多い印象だという。長期的に見て治安の悪化懸念や倒壊の危険性を考えると、リノベして使ってもらった方が良いのかもしれないし、今後は海外向けに買っていってもらう流れが大きくなるかもしれない。ただ地域のコミュニティや関係性の問題もあるし、一概に良いともいえない気がしている。(大丈夫か日本..とも思う)
 
今までは空き家の活用法といえば、シェアハウスか民泊、コワーキングスペース、古民家改装レストランなどが多かったが、それはある程度人口がいてインフラが整っている地方都市に限った話だと思う。より過疎地の老朽化した空き家となると、比較的余裕のある外国人向けに、セカンドハウスとして持ってもらう流れは仕方ないのかもしれない。

PR観点
空き家紹介ビジネスだと、インスタの物件紹介は気軽で見やすい。
記事でも紹介されているCheap Houses Japanのアカウントを見ると、値段と外装、内装が簡単に分かるが、フィード投稿だけでリールがない。日本の不動産アカウントだと内覧の様子をリール動画にして紹介しているのがよくあり、エンゲージも高いのでリールでの内覧動画を作ればさらに伸びそうだと思った(内覧動画は買う予定なくてもつい見てしまう)。

参考
「Cheap Houses Japan(チープハウスジャパン)」
https://www.instagram.com/cheaphousesjapan/
英語で物件を紹介する日本の空き家情報サイト「Akiyamart(アキヤマート)」
https://www.instagram.com/akiyamart/
「AKIYA&INAKA」
https://www.akiyainaka.com/ja/


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よしかわの内省と着想
娘のオムツ代とバナナ代にさせていただきます。