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借金生活13 郵政民営化と示談金

治療にかかった領収書は保険会社に送ることになっていました。


ほんでタクシーや病院、診断書などもまとめて


普通郵便で送ったんです。


でも届きましたと連絡は一切ないんです。


一応確認の電話を入れますが


『届いてません』の一点張り。


届いてないなんてあり得るんかと、めちゃくちゃ不信感が募ります。


市役所の法律相談に行って、郵便を無くされたらどこが責任をとるのか確認しに行きました。


『普通郵便で送ってるんで、保障みたいなのはないですね。追跡出来る郵便で送らないとだめです。今回は勉強代として考えて下さい。』


全く納得はいかないけど、弁護士が言うてるんやから、仕方なしに送り直しました。

ただタクシーの領収書はないので、そこは諦めました。


よくよく考えれば、この時は丁度、郵政民営化になったばかりでバタバタしてたんやと思います。


だからってなくしてええ訳ちゃいますけどね。


この時は小泉さんを恨みました。あんまり関係ないし、今となっては私が悪いんですが。


治療は3ヶ月が経ちました。


ただ痛みは強いので、首を曲げたりすると激痛で先生も、治療は続けていきましょうという風になりました。


保険会社は、全くこっちの言い分を聞かずに示談金の紙を送りつけてきます。


その額45万円。


なんの誠意もないし、バイク修理の件もあるんで疑って、自分の保険会社に相談します。


『治療が終わってないのに、示談金を貰って治療打ち切らないとダメなんですか?』


『いえ、そんな事はありません。治療が終わるまで行って下さい。何かあれば弁護士特約もあるので使って下さい。』


その言葉に安心して、示談金の事は無視して通院を続けます。


仕事には復帰していましたが、やはりお金もないので、借金も減らず。


ストレスに耐える日々です。

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