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青春が終わった(さくら学院閉校について)

青春を覗き見している様な気持ち
さくら学院を応援しているときはいつもそう思った。私が推していたさくら学院が閉校した。そして、円盤も出てこれで本当におしまい。

さくら学院とはその名の通り学校をコンセプトにしたアイドルで、メンバーは小学5年生から中学三年生で構成される成長期限定ユニットである。よって、中学三年生になると卒業しなければならないという鉄の掟がある。2021年8月29日にファイナルライブで8人のメンバー全員が卒業した。


成長期限定ユニットという、限られた青春感が尊い。

そんな彼女たちの魅力と卒業に対して思う事をまとめておく事にする。

魅力①ダンス

私はさくら学院のダンスが好きだ。振り付けはPerfumeやBABYMETALなどの振り付けをしているMIKIKO先生である。曲に合わせたしなやかで、止めを意識した振り付けが最高に良い。左右で振りが異なったり、フォーメーションなども魅力的である。私は「アイデンティティ」という曲が好きなのだが、一人が背中を押して前の一人が振り返ると誰もいないけど決心するという振り付けが最高に感動した!

魅力②歌

さくら学院は年上のメンバーや歌が上手いメンバーが中心に歌を歌っている。テクニックではなく真っ直ぐに伝わってくるのが特徴だと思う。そして、学年が上がると、歌が上手くなりパートが増えたのを確認するのが楽しかったりする。先輩から引き継いだパートを歌っているのを見ると成長を勝手に感じたりしちゃう。

魅力③歌詞

曲から物語が見える。曲が彼女たちの気持ちに寄り添った歌詞も多く、何より彼女たちが曲の意味を理解したうえで表現をしているので、背景が見えるような感じがする。そこが本当に面白い。
彼女たちも本当に曲が好きなんだ!という気持ちが伝わってくる。プラスでダンスも歌詞に寄り添ったもので、見ていて飽きない。例えば、「負けるな青春ヒザコゾウ」とかは、それぞれが動き回るので是非身で欲しい。

魅力④卒業生

卒業生の活躍が凄い!
三吉彩花ちゃん、松井愛莉ちゃん、などは勿論のこと、BABYMETALや@onefiveなどのアーティストはさくら学院があったからこそ生まれたりしている。

卒業に関して

ふと、曲やダンスたちはどこにいくのだろうかと思った。さくら学院の楽曲、ダンスは歴代受け継がれてきた。卒業してもさくら学院としては残り続け、進化していく。それがここで終わるんだと思うと、寂しさが込み上げてくる。私は自分がちゃんと推しているときに解散という事態が初めてで、こんな喪失感もあるんだなと知った。さくらに関しては、当たり前に卒業していくから卒業は受け入れられても、もうこの歌たちが歌われず、踊られない事には未だに信じられない様な気持ちがある。
しかし、あんなにも素敵なアイドルはいない。小さな、でも、偉大な表現力を見せられた。青春の光は眩くて儚くて、本当に宝箱みたいだった。
さくら学院は終わってしまうけれど、さくら学院に関わった人々の未来が明るいことを私は願う。

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