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「舐達麻 結成前夜」~俺達がアフロディーテになる迄~ ④


Aはキャバクラで働いていて、バダサイさんもそのお店の近くに住んでいた ので、Aがキャバクラの営業終わりに教科書を貰う事になったのでした。 そして営業終わりに電話がかかってきて、 初めてちゃんとバダサイさんの声を聞いたのですが、過去に無い位の声の低 さと小ささに驚きました。(今はメディア慣れして声も大きいですが)

そして、営業が終わり一緒に働いていた女の子と二人で店を出て、ある交差 点でバダサイさんと夜中に待ち合わせをしていたら、青のインパラが前に止 まり、運転しているのはバダサイさんではありませんでした。 運転していたのはDELTA9KIDさんでした。助手席はバダサイさんがいて、 「はい」と渡されてその日はそれだけで解散しました。 その私と一緒のキャバの友達は、DELTA9KIDさんに一目惚れしたようで大騒 ぎしていました。 そしてそのあとバダサイさんとAは毎日四六時中連絡を取り合うよう仲にな ってた。《10》

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