イリチルのアンコンに行ってきた。〈NCT127 THE LINK +〉
イリチルのアンコンに行ってきた。
それは突然やってきた。9月26日の朝、出勤前にコーヒーを飲みながらツイッターでの投稿を目にしてコーヒーを吹き出しそうになった。
10月22,23日...????1ヶ月、切ってる.....????韓国は安定にお知らせが急すぎる。早くても年内かなぁなんて呑気なこと思ってたら全然もっと疾走してる事務所。そんなにすぐ土日関係なく働く社会人ズニが仕事休んで行けると思うなよ??絶対行くけどな??
とりあえず自分のシフトを慌ててチェックすると普通に仕事。どうしようと若干パニックになりながらも労働が待っているため家を飛び出した。その後電車に乗りながら一寸の迷いもなく先輩に「推しが急に来月韓国でライブするって言ってるんです😭‼️どうしても絶対に行きたいのでシフト代わってもらえませんか⁉️😭」と泣きながらLINE。(※尚転職して2ヶ月)すると秒速で「それは絶対に行かないと!🥺まだ予定入れてないから代われるよ!」と快く承諾してくれた先輩、女神...??普段から毎日推しの話はしておくもんだなと実感。(※尚転職して2ヶ月)そして上司にも報告し、なんとか2連休を手に入れて2日目の最終日のみ参加する弾丸渡韓が決定。
渡韓までの諸々の手続きは日々更新されていくので割愛。まあ以前よりはだいぶ楽になってるはず。そんなことよりエアー代が見たこともない金額になっていて白目むいた。
楽しみすぎて安定の寝不足でいざ当日。空港に行くとチェックインがめちゃくちゃ並んでたけど、実際並んだのは30分くらいかな。受託荷物もなかったのでパスポートを見せてビザかK-ETAの申請済んでるかの口頭確認のみで15秒で終了。イミグレも一瞬で終わり、いざ2年9ヶ月ぶりのソウルへ🇰🇷
15分程到着が遅れ、13:40頃仁川着。まずは検疫でQ-CODEの提示なんだけど、不具合のある機械があったらしくランダムでスタッフがアナログ確認。私もスタッフに引き抜かれてQ-CODEとパスポートを見せるのみで終了。イミグレも待ち列なしで瞬殺。無事予定通り14:08の空港快速に乗り込んだ。
着いて早々乗り換え時に交通カードのエラーで改札を通れなくなり駅員さんに韓国語で助けを求める展開。久しぶりに韓国語を口にしたけど、人は必死になるとどうにでもなるね。おじさまも優しかった。
その後地上に上がって韓国の景色を見て、空気を吸った瞬間ふいに泣きそうになった。「また来れたんだ...」と思うと、冗談抜きで込み上げるものがあった。こうやってまた来れたことが当たり前じゃないんだ...と、まあ感動に浸った話はこの辺にして、ホテルの近くのスタバでストロベリーアサイーレモネード(韓国限定メニューらしい。美味しかった)とフードを調達してホテルチェックイン。ちなみにホテルは江南。ライブがあるときはほぼ江南。もはや庭。この時点で16:00。日本の家を出てから約8時間。韓国ってこんな遠かった.......??
そして、ようやく会場へ。
KPOPにハマりだした頃からの友人(現ソウル在住)と数年ぶりの再会。お互いハマる時期は違えど好きになるグループ遍歴はほぼ同じで今回こうやってシズニとしてソウルで再会したのは胸熱モーメント。連絡はずっと取り合ってたから全く久しぶり感なかったの面白かったし、色々ありがとう!
推しと可愛くポーズ決め込んで撮りたかったが時間がなかったので適当に撮って入場。露骨にメンバーの人気がわかってしまうスポットだった。
開演前に隣の本国ペンちゃんが私が日本人だとわかったのか日本語で「よかったらたべてください〜♡」とお菓子をくれて嬉しくなっちゃった私は誰ペンなんですか?昨日も来たんですか?思ったより寒いですよね!とか勢いよく話しかけちゃった。ジェペンちゃんだけどテヨンは2番目に好きです!って言ってくれて可愛かったな。韓国語上手です👍🏻👍🏻って両手でしてくれて嬉しい。
そう、今回何よりも悩んだのは服装。本当に前日の寝る直前まで悩んだ。だって野外ライブやん???今年異様に暖かくて、前日入りしてるシズニたちが思ったより全然寒くない!暑いくらい!とか言うからニットを用意してた私は大混乱。結局ドレスコードに合わせて買ったグリーンのニットは暑いかもと思って家に置いて行った。で、実際ソウルは暖かった。日中は、そう、日中までは。どうやら日曜は土曜より寒かったらしく、会場に入って席に着いた頃にはすでに寒かった。防寒具として貼るカイロ、貼らないカイロ、靴下カイロ、ブランケット、ウルトラライトダウンを所持してたけど、序盤でフル装備着用のカイロお化けに変身。
今後10月下旬に韓国で野外ライブに行くことがあればレッグウォーマーと手袋を絶対に持参していきたい。教訓。草鈍器握る手が凍った。カーディガンの袖伸ばしすぎてビヨビヨ。あとやっぱり足元から冷える。おかげで公演中絶対にトイレには行かないタイプなのに序盤で我慢できず、ドジェジョンの前半を見逃して泣いた。
イリチルとして歓声ありのソウルでの公演は3年9ヶ月ぶりとからしく、私自身も歓声ありのライブは2年8ヶ月ぶりだったので「あぁ、これがライブだよ...!」と思った。日本も早く全面的に歓声解禁にしてくれ...拍手はもうお腹いっぱい...
メンバーがみんなめっちゃ痩せてて、なんなら少しゲッソリしてる子もいて心配になったㅠㅠ 2週間アメリカに行って時差でしんどい中毎日練習してくれた過酷さがビジュアルに表れててなんとも言えない気持ちで胸がギュッとなった.....一生懸命準備してくれてありがとう...しっかり見届けて応援するからな!!の気持ちで、たくさんの愛を送ってきた。
というわけで2日間だけの特別なライブにおける私的興奮ポイントをメモ。
①念願の무적と掛け声
무적のアルバム大っっっ好き。特にタイトル曲の무적はいつか絶対に見たいステージだったし、掛け声までできて感無量。この掛け声が1番楽しい。飛行機の中でも寝ながら掛け声動画をずっと聞いてたくらい。寝言で掛け声してたらどうしよう。
이제 시작이야 무한의 나
今始まる 無限の僕
동의 처음과 서의 끝 쪽부터
東の始まりと西の果てから
빛은 암흑 속 퍼질 수록 강해져 가
光は暗闇の中で広がるほど強さを増していく
눈을 떠 봐
目を開くんだ
점점 커져가 나의 노래가
だんだん大きくなる僕の歌が
봤니 뜨겁고 터질듯한 세계
見えるかい? 熱く今にも爆発しそうな世界
들리니 우리는 하나가 돼
聴こえるかい? 僕達は一つになる
歌詞が染みる。世界よ、見てるかい??聴こえてるかい??これがイリチルだ。
②Tastyがすごかった
曲そのものも強めだけど、まさかこんなに鬼強イケイケ(死語)パフォーマンスが披露されるとは思わず衝撃。1回しか見れないライブだから完璧な状態で臨みたくて、前日セトリを丸暗記して動画も見まくってたから生で見るのが楽しみなステージの1つだったんだけど、贅沢すぎるくらい目の前で見れた.....本当にかっこよかった........あまりにも目が足りない.....どこ見てもイケメンしかいない......汗が飛んでる......
③大人スーツ×メガネ、圧倒的感謝
イリチルはまじでスーツが似合う。なんでも似合うけど、みんな揃いも揃って等身おかしいからキングスマンになっちゃう。スーツの色がグレーってのがまた絶妙に色っぽくないか????Designerの間にTimeLapseを一瞬挟んでくるアレンジが最強にお洒落な音で良かった〜〜Regularの披露は勝手にアメリカだけかと思ってたから嬉しかったな。また数年後さらに大人になったイリチルが踊るRegularが楽しみ。
④極上フルコース
Vibration→Moonlight→Lit→HELLOの流れ、正直これらを見るために韓国まで来たと言ってもいい。ずっと「何これ?死ぬの?」な感情。絶対にまた見たかったマクヨンのソロとユニット。名古屋で見た時より格段に成熟した2人のソロもたまらなかったし、HimalayasではなくまさかのLit!!まさかの!!Lit!!(嗚咽)もう1回Himalayasも見たかったけど、Litも初めて聴いたときから大好きなテイストで、まさかこんなに早くパフォーマンスを見れるなんて1ミリも思ってなかったから狂ったよ......そして、トドメのクオズ(+マーク)によるHELLO。テヨンちゃんが練習生のときに作った曲らしいんだけど、やっぱりテヨンちゃんは天才だなと思ったし、この曲の何がいいかってそれぞれが母国語で歌ってることなんだよね。テヨンは韓国語、悠太は日本語、ジャニマクは英語。そう、私はイリチルでこういうステージが見たかった.....!!!!!最高だよね。みんなそれぞれ輝いてて、特に悠太が日本語でラップする姿が眩しくて泣きそうだった。NCTの強さを改めて感じるステージ。あとテヨンが「アンチたちは怒るだろうな」ってラップしながら立てた中指を舐め上げて敬礼(?)したとき世界一かっこよかったし一生ついていく。(語彙)
⑤なんといっても질주。
ねえ...?始まる前のVCR見た...?なにあれ?切り替わっても切り替わってもイケメンしか出てこないから頭抱えたわ...イリチルすごすぎ......ビジュアルもスキルも兼ね備えた精鋭揃い...好きぃ.........からのFasterと질주は大盛り上がり。みんな言ってたけど、花道に進むときセルフでスローにするところかっこよすぎ。最後は花火も死ぬほど打ち上がってお祭り状態で盛り上がりすぎて記憶がない。
⑥ドテのハグ
アンコールでドヨンがもうずっと泣いてて、それだけでも泣けてしょうがなかったのにテヨンちゃんが両手を広げてドヨンのことを待ってて、その姿を見てさらにこみ上げてテヨンちゃんの腕にすっぽり収まって涙するドヨンを見て私の涙腺は堪えきれなかった。あの瞬間をこの目で見たことはずっと忘れないと思う。
テヨンちゃんのハグがあまりにも優しくて、ドヨンの全てを包み込むようなハグで、愛だった。もう愛おしくて2人ごと抱きしめたしチャムシルごと抱きしめた。「テヨニヒョンは結局僕なんだ!」とか嬉しそうに言ってたドヨンを思い出したし、2人だけの大切なエピソードが瞬時に頭を駆け巡って、勝手に目頭が熱くなった。この間のインラでテヨンちゃんはこのときのことを「ドヨンがすごく可愛かった。その瞬間がすごく良かったから僕も余韻がもっと長く残ってる気がします。」って話してたの😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭ドテ😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭一生一緒にいて😭😭😭😭😭😭😭😭😭😭(特大スローガン)
これから先の人生、BlackCloudsを聴くたびにこの瞬間を思い出すだろう。
書くのが面倒になってきたのであとは箇条書きで。
・体感4割マクドンペン。前も後ろも反対隣もマクドン。そりゃドリショ当たらんわ。←FCの立見すら全滅した可哀想な人。
・Lemonadeのジェヒョンみんな好きすぎ。構えてソワソワしてるのがわかりすぎてオモロ。
・というかみんなジェヒョン好きすぎ。
・正直ジェヒョンのLostは好みの曲調ではなかったけど、だんだん愛着が湧いてきて名古屋で聴いたときと全然違う曲に聴こえてすごく良かったからライブっていいよね
・イルドンのN.Y.C.T世界平和。イルドンってかわいい。
・ジョンウソロの「カジャァ!」が可愛すぎて変な声出た。本人は真剣なんだろうけど、後ろからも「キヨウォ...ㅋㅋㅋ」って愛おしさが漏れてる人多数。
・WTMPのイントロ流れたときジョンウがドアップで映ってたんだけど、まじで"🥺🥺😲😲✨✨"こんな顔してて愛おしかった。
・B2U→윤슬は鼓膜天国。肌寒い夜空の下で聴くっていうシチュエーションがこれまたさらに良かった。
・윤슬でスマホのライトに照らされた会場がめちゃくちゃ綺麗だったけど、何よりもその会場を見つめるメンバーの瞳がもっとキラキラだった。
・Favoriteのヘチャンはやっぱりダンスが上手すぎる。個人的に冒頭の移動ヘチャンに沸いた。移動すらも踊るように移動するからね、彼。
・ヘチャンはやたらとかっこつけて「thank you」を連呼していた。たぶん彼はまだアメリカを引きずってる。マンネかわいいね。
・床愛の見たい場面をやっと真正面から見れた...あれクルクル回転するからなかなか自分の見たい場面が正面にこなくて歯痒かった。でも1番圧巻なのは最後9人が1列横並びになるとこ、圧がすごい。全員発光してた。
・どの曲においてもテヨンのカリスマ性にまたまた完全降伏。まとう空気や温度が違う。パフォーマンスでは絶対に触れられない空気を感じるのに、その他では抱きしめたい以外の何者でもないから安定にギャップがすごすぎて風邪引く。
・1,2,7〜Touchの多幸感。
・Touchで肩組む9人の背中を見て、「俺がこの9人の背中を守る...!!」の人格出現。
・1,2,7でめちゃマクンウだった。すんごい笑顔でじゃれてた。
・StickerをBメロカットして超人に持ってくアレンジ天才?????からのチェリボムリミックスは楽しすぎ。
・でも、いつか絶対に超人を踊るイリチル、ヘチャンが生で見たい。私は諦めない。
・悠太のお誕生日のお祝いできて嬉しかった。誕生日おめでとう!生まれてきてくれてありがとう!日本の宝!
・悠太かっこよかったな。なんか日本で見るかっこよさと違った気がする。でもボール投げタイムで勢い余って靴を蹴っ飛ばしてて悠太は悠太だった。
・スキップしてフワフワしてるテヨンちゃんキヨウォすぎて保護。
キリがないから終わる。本当に楽しかった!
最後に今回はテヨンへの私の重たい気持ちをちょっと書かせてもらうね。
いつも自己肯定感の低いテヨンは東京ドームでも、活動する中でリーダーとしてメンバーをもっと気遣うべきだったのにしてあげられなかったことが多くて申し訳ない、僕は未熟なリーダーだと泣いていた。
でも、今回のソウルでは自分を愛する方法がわかったと笑顔で話していて、すごく嬉しかったしホッとした。
テヨンがデビューして1年目で歩き方を学び、2年目には話し方を学び、3年目にはダンスと歌を学んで、7年目に学んだのは"愛すること"。来年からはこれをもっと練習して、全てのことをもっと大きく受け止められるように、そういう人になってみようと思いますと話してくれた。
「僕が昨日もそうですが、いつもこう言ってきました。"僕はたいした人間ではありません、情けないやつです"と、こういう言葉をたくさん言ってきたと思いますが、実はあまりにも自分自身を愛する方法がわからなくて、そう言っていたんだと思います。ですが7年経って考えてみると...メンバーたちからの、そして皆さんからの愛を受けながら"あぁ、愛する方法がわかったな"と思いますし、愛をあげる方法もわかるようになりました。そうやって今僕が成長できてるんじゃないかと感じます。」
十分素晴らしい人なのに自己肯定感の低いテヨンを見て、どれだけ厳しい世界なんだろうって胸が苦しくなることもあったから、こんな風に晴れやかに話すテヨンを見て本当に本当に嬉しかった。私たちの応援や愛が少しでもテヨン自身が愛するための力になれたんだなって思うとどこか安心した。
心優しいテヨンが傷ついたことはきっと数えきれないほどあるだろうけど、これからは自分を愛する方法も自分の守り方もわかるだろうから、傷つくことが少しでも減ってほしいし、大丈夫だよって自分に声を掛けてほしいな。どうかテヨンにとって、もっと優しい世界であってほしい。
彼らの道のりに歩み寄ってからまだまだ日は浅いけど、テヨンはチームを長く守りたい、一生チームが続いてくれたら嬉しいって話してくれたから、これからもゆっくり一緒にいられたらいいな。
アンコン、お疲れ様でした!