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ヒカリへ⑤
二・隠し事
新学期が始まってから三週間過ぎたくらいに、新入生の部活動がスタートした。
俺の学校は部活に入らなくてもいいのだが、男子バスケ部には二十人の新入部員がきた。
うちの男バスは一応強豪で名の知れた学校だから納得はできる人数だ。男バスのマネージャーをしてる詩緒奈が新入部員に自己紹介をさせた。聞いているとみんな有名中学から来ている。強力そうだと思ったが、別に危機感は無い。こんな俺でもスタメンだから。でも、油断はしない。
部長が部の規則等を説明をするため一年を集めた。俺ら二年と三年は、練習の準備を始めた。たが、シューズを教室に忘れたことに気づき、とりあえず練習着に着替えて教室へ取りに校舎へ戻った。
アロヒ。