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初体験!シングルマザーとお付き合い体験記 その2

初めての4人での旅行

銀座で子供たりと出会ってから約1年半がたとうとした6月頃。

彼女から、連絡がきました。
「今年の夏に旅行行かない?今だったら安く旅行行けるからさぁ!」
僕は、「えっ旅行?僕が行っていいの?」と思わず聞いてしまいました。
彼女は、「良いに決まってるじゃない、ねっ!一緒に行こうよ」なんて言われるがままに決定されました。

その頃僕は、まだまだ子どもたちの僕への認識は薄いのかなぁなんて思ってましたから、旅行に参加して「なんで、旅行に参加してんだよ!」なんて思われてないか?ってことばっかり考えてました。

出発当日になり、地元の駅で待ち合わせをして、「踊り子」に乗って伊豆へ行きました。
いやぁ電車の中から僕は勝手に「父親気分」です。
自然に行動しようと思っても、つい笑みが出てきます。

あの頃の自分を振り返れば「まぁしょうがないよね?」って感じです。😁

旅館に到着して4人でゆっくりと近所を探索に行きました。🗾

夜になると、みんなで「バイキング」です。
浴衣に着替え、みんなで食事の光景がまるで「嘘」のようです。

部屋に戻り、恒例の枕投げです。
彼女は、「やめなさい!💢」なんておこるけど、そんなのお構えなく枕は中を飛んでいきます。

寝る頃になると、子供がこんな事を言いました。

子供「あぁ👎ここにパパがいてくれたらなぁ!」
彼女「パパって?」
子供「お別れした、パパのことだよ!」
彼女「そんなこと言っちゃ、だめ!パパはお別れしたんだから!」
僕「・・・」

僕 「そうだよなぁ、そうだよなぁそう思うよね?
   しょうがないよね、だってパパは、お別れしたけど実際にはいるんだ     からさぁ」

その当時、父親きどりで子供に接してきた僕は、前の旦那さんのことなんて全く気にしてこなかったんだから!
僕が浮かれてただけなんだと、改めて実感しました。

彼女からは、「全然気にしないでいいから、暗くならないでね」と言ってくれましたが、正直この先ってあるのかぁと思ってました。

あの当時のことを振り返ると「何、その程度で思い悩んでるんだよ!」と言えますけどね。

翌日、お昼すぎにチェックアウトした僕らは、あたりを探索して家路に着きました。

楽しかったですよ、本当に!
こんなことが、何回もあったらうれしいなと思いました。

夢の世界!思春期の長女とデート

娘jpg

いつものように、4人でデートの最中に長女が、いきなり「映画を見に行きたい!」といってきました。

僕 「タイトルは?」
長女「クローズZERO」
僕 「なにそれ、どんな映画?」
長女「不良映画だよ!」
僕 「そんなの観たいの?」
長女「友達は、そんな映画見たくないとか言うし、行く人いないんだよ ね」
僕 「なら、一緒に行こうか?」
長女 「ほんと?行きたい、行きたい!」
彼女 「私は、興味ないから行かないわよ!」

これで、2人デートの決定です。

当日、駅で待ち合わせして映画館へ!

電車の中から、何を喋って良いのかわかないし、長女は携帯いじってるし2人きりって大変だなと思いました。

映画も終わり、次に喫茶店へ寄ることになりました。
会話は、意外と盛り上がり映画の話とか今流行の話をしながら時間が過ぎていきました。

喫茶店を出た後は、見たい服があるからデパートに行きたいと言われつられて着いていきました。
長女も僕になれてきたのか、服をねだるようになりました。
初めは無理無理と拒否してましたが、いつの間に高い服を2着も買ってしまいました。

なんか、僕は、甘いというか、ゆるいというか・・・ 

びっくりしたのは、中学1年生女子と会話が途切れることもなく続いたのは収穫です。
帰る頃には、長女との距離感が縮まっているのは確信しました。

なんで!長女と3者面談

教室

突然、彼女から電話がかかってきた!
何事?かと思い電話に出ると・・・

いきなり、長女の3者面談に出てほしいといわれたんです。
何があったか聞くと「予定していた面談に行こうと思ったが、腹痛を起こしどうしても時間に間に合わない・・・」と言われたんです。

なら次の日にしてもらえばいいじゃん?と言ったら仕事で忙しく行けないと言われました。
 まぁそうだよな、生活がかかってるんだから休めないよね!

なら良いよ、僕が行くけど、どう考えてもあかの他人だよね?
大丈夫?先生に怪しまれない?と言ったら連絡しとくで終了。

当日、僕は、病院に行く予定があったので、有給をとっていました。

急いで、学校へ向かうと校門に長女が待っていて大声で「早く、早く!」と呼んでいました!

教室へ入ると走ってきたせいもあり緊張と混ざり合って口から心臓が飛び出そうでした。
先生の前に立つと、「〇〇さんのお父さんですよね?」と聞かれ、僕は一瞬長女の顔を見て返事してもらおうと思ったが、「おまかせします」みたいな態度をされたので、条件反射で「はい」と答えてしまった。

先生の質問は今でも覚えてる。
・成績は優秀ですけど、朝の遅刻が目立ちます、ご家庭では、朝食は何時頃たべていますか?
・携帯電話の使用方法についてお子様に、お話していることはありますか?
・クラブ活動や委員会には積極的に参加されていますが、ご家庭で何かお手伝いされてることはございますか?

すべて「知りません!」と言いたいところだが、適当にその場を乗り切った。

「本当!こんな嘘ついていいの?」彼女に伝えた。
彼女は、「大丈夫、大丈夫!問題ない!」
もう二度と行きたくありません、と僕は言い切った!

長女は、帰り道「ありがとね!」と言ってくれた。
僕はこう言い返した「悪かったな、俺が来たから「お父さんですか?」なんて言われて嫌だったろ?」と聞いたら・・・

長女は、「そんなことないよ、言われて悪い気分しなかったから!」なんてことを言ってくれました。

体の中で「ゾクッ、ゾクッ」となるものを感じました!
これは、「うれしい!」と心の底以上から思ったのを今でも覚えています。

後日、先生が長女に「君のお父さんすごい若いよね?」と言われたそうです。長女は、「父は、すごい童顔なんです」と言ったそうです。

僕 「童顔でも、無理あんだろ?年齢考えてみろよ、16歳離れてんだぞ!」
  長女は、大笑いしてました。

僕より皆様へ

この話は、実話です。
お付き合いが長くなれば子供との距離も短くなりました。
それには、僕がデートをするたびに目標を掲げていました。

子供たちと一緒に最低10回は、会話をする、遊ぶを目標にしていました。
どんなに疲れようが、おんぶをする、一緒にご飯を食べる、好きなおもちゃを一緒に探すなど。
思いつかないぐらい、子供のために何かしようと考えていました。

結果、僕を家族の一員として認めてくれました。

僕は、子どもたちと仲良くなりたかったですし、家族になりたかったので必死でした。
 是非、みなさんも似たような経験をするかも・・・この経験を参考に頑張ってみてください。
必ず、壁はありますが乗り越えれば、良いことが待っています。

良い結果に出会えることをお祈りしています。



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