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【No.1】シングルマザーと結婚した僕!突然娘が結婚することに!結婚理由は?生活は?

結婚10年たった今!

僕が、シングルマザーと結婚してから、10年が経ったころです。

奥さんは、家で専業主婦、息子は、小学生、娘二人は、社会人として働いてました。特に大きな問題もなく平和に暮らしていました。

その頃は、みんなで旅行に行ったり、外食をしたり楽しい思い出しか無かったです。

そこに、とんでもない問題は降ってきたのです!

娘の告白

ある日の日曜日です。

今日は休みだから、どっか行こうかぁ?お昼に、何食べる?なんて話に花を咲かせていた僕ら家族に顔面パンチを食らったような衝撃を娘から受けることになったのです。

不安な顔でやってきた娘

次女 「あのね、話があるんだけど?・・・実は、子供ができたの・・・」
妻   「何いってんの?」
次女  「本当・・・妊娠3ヶ月・・・」
妻   「相手は誰!どこの人!!」
次女  「大学生の彼氏・・・」
妻   「本人は、知ってるの?」
次女  「知ってる・・・」
妻   「これから、どうすんの?」
次女  「まだわからない・・・」
妻     「ちゃんと話し合いなさい!」

こんなやり取りがありました。
いきなり、子供ができた!なんて妻は、顔面真っ赤、僕は、顔面蒼白だったのを覚えています。

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大学生の彼氏と対面

告白から1ヶ月経ちました。

何も話は進んでいません。
その大学生は、一度も僕たちの所に顔を出していません。

僕「何を考えてんだ!挨拶にも来やしない、1ヶ月も経ったのに何してんだ!報告に来るのが礼儀だろ!バカヤロー!!!」

こんな心境ですね、衝撃から怒りが膨れ上がってきました。

僕は、しびれを切らし娘に「彼氏を呼べ!」といいました。
娘も何故うちにつれてこないのか不思議でした。

5日後に、彼氏が来ることになりました。

当日、やってきた彼氏は、きゃしゃで顔はまるで殺人犯にでもなってしまったかのような顔をしていて緊張メーターが、MAXを振り切っていました。

僕の心の中では、「こいつ、かなり死んでるな!僕に殺されるんじゃないかと思っているのでは?」と感じるぐらいぐったりとしていました。

長方形のテーブルに、僕の正面に座った彼は、手が震え足も震えているのをすぐさま感じました。
怖がらせるためでもないし、殴るわけでもないけど、礼儀や報告が欠けていたことに僕は怒っていました。

とても重要なことにも関わらず、僕が呼ぶまで何もアクションを起こしてこなかったのが不愉快でした。

下を向いて何も話してこない彼を見てまずこう話した。

僕 「名前は?今日はどのような件で来たの?」
彼 「〇〇です、はいっ?」
僕 「何か、用があったから来たんだよね。」
娘 「結婚について、話をしにきた!」
僕 「彼に聞いてるんだけど?」
彼 「はい 〇〇さんと結婚をさせていただきたく来ました」
僕  「それだけ?他には?」
彼 「えっーとー、子供ができましてぇ〜 え〜と」
僕 「子供が、出来たんでしょ?話すのが遅いよ、お腹の中で
           すでに育ってるんだよ!君の意思がわからないんだよ!」
彼 「(下を向いたまま、何も話さない)」
僕 「今後どのように生活していくの?親御さんには話した?」
彼 「今度、うちの親が会いたいと言っています、お時間いただけ
  ないでしょうか?」
僕 「それは、構わないが、結婚はするんでしょ?生活は?学校は
   もちろん辞めるんでしょうね?」
彼 「一度、〇〇さんとお話させてください、それから決断します」
僕 「こんなに考える時間あったんだから、決まってるんじゃないの?」
彼 「まだ、決まってません」
僕 「悩む必要は、無いんだよ、働くでしょ?バイトじゃなくて!」
彼 「すいません、考えさせてください」
僕 「では、親御さんと会う前に報告してください、どんな意思で娘と
   結婚するのかわからないので話を進められては困る」
彼 「はい」

この内容を見ると、イライラ感がでてましたね。
正直、大学に通い続けるのか、やめて働くのかなんて選択肢はないと思ってました。でも、彼は、大学を卒業したいのが見え見えです。

まだ、大学1年です。

優先順位は、大学卒業が働くに入れ替わったのを彼は自覚してませんでした。
大学行きながら、バイトして金を貯める?
非常に「甘い」です。

最初から、自分達ごととして考えてないのが丸わかりです。
誰かに頼ろう!
頼ることは大事なことですが、それが全面に彼との会話で事の重大さを感じてなかったのが残念です。

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彼の親と対面

彼との対面から1ヶ月、なぜだか娘から話し合おうと言っても彼が話す気にならないと言っている最悪レベル。

びっくりしましたね、1ヶ月は間が空いてしまうし、娘が話し合おうとしても話す気がない。
親としては、嫁に出す気は0です。

あれだけ、学校は?生活は?と聞いて、答えを先送りにしているのにも関わらず、何も決まって無いんですよ!

もちろん、親と話をしているはずですが、僕に言い出せないのでしょうか?

1ヶ月半後に、やっと連絡が来ました。

彼が、「親に会って欲しい」と連絡が来ました。
僕は、アホすぎて笑ってしまいました。

どんなに、悩み、苦しんだかもしれませんが、なぜ親と一緒?
まずは自分の足で家にやってくるのが筋だろと思いました。
その後が、顔合わせで親でしょと考えましたが、まさか、お父さんに言わせる気?と脳裏によぎったのですが、娘にお願いされて渋々会いに行くことになりました。

当日、僕は仕事がお昼過ぎぐらいに終わったので、出先から慌てて妻に電話をした所、都内の居酒屋に居るといわれました。
僕は、聞きました、「なんで、居酒屋?」嫁は「知らないわよ、呼ばれていったところが居酒屋だったのよ!」と話、2人とも呆れ顔でした。
娘も「流石に居酒屋とは思わなかった、聞いた時に大事な話をするから居酒屋はやめて」と彼に話したそうですが、親と決めたとの一点張りだそうです。

僕は、娘の顔を立て居酒屋へ向かいました。
どこであろうと、僕の伝えようと思ったことは必ず言おうと思いました。

居酒屋に到着した僕は、2階の個室へ・・・・

ふすまを開けた時には、「ワイワイガヤガヤ・・・」テーブルには刺し身やお肉や天ぷらななど、置けきれないほどの料理がありました。
まさかと思いきや、お酒・・・・

部屋に入ると同時に、彼のお父さんが立ち上がり「はじめまして、〇〇でございます」といっぱいやったかのような顔つきで、僕に挨拶をしてきました。
僕も挨拶をしましたが、まさか宴会の様な場に唖然としました。

彼のお母さんから「何のまれますか?ビールにしますか?」と聞かれたが、僕は、アルコールが駄目なので、「烏龍茶で!」と愛想なく伝えました。

席につくなり、父親から「この様な縁で、結婚することになりまして大変嬉しく思っています、これから長い付き合いになると思いますので、宜しくおねがいします」と話し、僕は、「このオヤジアホだろ!、まだ結婚許してもないのになぜそんな言葉が出てくるのか?」と心の中で思っていました。

やはり、「結婚についての話もちゃんと父親に話してなかったんだ」と怒りを覚えてきました。

僕は、遠慮なく「申し訳ないですが、結婚を許した覚えは無いですよ、この間、うちに来た時に「結婚をさせてください、子供が出来ました」しか言われてません、学生で、働いてなく、生活も決まっていないのに許可するわけないじゃないですか?親御さんに会うまでにどの様にしていくのか報告してくださいと言ったのですが、今日まで連絡なしですので」と話しました。

お父さんは「結婚の許しが出たと息子から聞いています」と話したが、僕は、「では、私の話を聞いていなかったのですね、こんな状況でお父様なら娘を嫁に出したいと思います?質問したことに答えられないんですよ?だいぶ時間経っているのに?」と話したら、お父さんは「すみませんでした」と苦笑い。

こんな親子呆れて物が言えません。

僕は、彼に向かって「報告してほしいこと覚えてる?今日話してもらおうかな」と話したら、お父さんが「学校や生活についてですが・・・」と言い放ったので、僕は、「すいません、息子さんに聞いているんです」と返したが
その息子は、「・・・」です。
それから、3分が経ちましたが、一言も返ってきませんでした。

さすがの僕も平常心を保てなくなり「一ヶ月半何してたの?ちゃんと報告してくださいと伝えたよね?うちの娘のお腹には、子供が居るし親としては、心配でしょうがないんだよね?ちゃんとそのぐらいは、責任持ってやって!」と荒げたトーンで話しました。

彼は、何も言わず下を向いたままです。
お父さんが「申し訳ありません」と話した直後、僕は「この顔合わせは、何のために開かれたんですか?本人の声を何も聞けてないんですよ」お父さんは、「親睦のためにと開かせていただきました」と僕は「親睦は、二の次です、結婚生活の土台も決まってない、結婚の許しもでていないのにこれは、ひどすぎます、今日まで決めたことは無いのですか?うちの娘と話し合うことはしなかったみたいですが!では、話してください」ときっちり話しました。

お父さんが「報告します、息子の・・・」僕は「息子さんが話すことじゃないんですか?」と言い放ったが、息子は一向にしゃべる様子もない。

僕は「もういいです、お父さん喋ってください」と呆れ顔で言いました。
お父さんは「息子の大学は、卒業させてください、そして生活は私の方で面倒見ます、息子は、学校が終わったらバイトをします」とこんな内容を突きつけてきました。

「バイトでどうやって生活できるんだよ!勝手な話だよ」と思いつつも、ものすごく不愉快でいっぱいでした。

僕は「娘には、事前に伝えましたか?」と、お父さんは「いいえ、今日が初めて話しました」と僕は「娘から相談しようと言っても何もしなかったらしいですね?ほんと息子さん、娘だけでなく僕らのこともなめてますね?本人同士の話なのになぜ、勝手に決めるんですか?筋が通ってませんよね?本人は一言も喋らないし!不愉快にも程があります」とはっきり言いました。

お父さんは「もう仕分けありません、息子の配慮が欠けてました」とお酒を飲んでるせいか顔を真赤にして謝って来たのを覚えてます。

僕は「相談された内容は、保留にして娘と相談してください、でなければ、結婚は許しません、ちゃんと本人が自分の口で報告してください、こんな頼りない人に娘は出せません、以上、よろしくお願いいたします」ときっぱりと伝えました。

顔合わせ終了後に、お父さんが息子に「おい〇〇!挨拶とか何か無いのか?」と聞くと「・・・」だったので、やはりお父さんに喋らそうとして息子は何も喋らなかったのが、本当に「結婚は駄目だな、最悪だな」と思ったのを覚えています。

つづく



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