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勉強の質を上げて、偏差値42からA大学へ合格した嘘のような話

僕は、高校時代勉強が嫌いでした。

覚えることが苦手、理解することが苦手、1日の数時間を学校以外で勉強に費やすことができませんでした。

なぜか?
一番は、「楽しくない!何のためにやっているんだろう?」と感じたからです。

つまり、勉強をする価値を感じなかったからです。
そりゃそうですよね?機械的にやっても感じることは、退屈なだけです。

退屈のまま、高校3年の春が来ました。

進路について、学校の先生と面談をする機会がありました。
「専門学校に行くか、このまま働くか決めたほうがいい」といわれました。

その時ものすごい感情がこみ上げてきました!

なぜ、大学という選択肢がないんだろ?
そんな感情が、雷に打たれたかのように僕の心をはしりました。

なぜか、仲間はずれにされたような、井戸のフタを閉められたような・・・

僕は、次第に矛先のない怒りが湧いてきました。
ふざけるな!なぜ、大学の選択肢がないんだ!まだ受験まで1年あるのに!
人に決められたくない!!!

次の日、僕は先生に「大学受験します!」と宣言。
受験戦争に飛び込んでいきました。

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勉強をする価値とは、大学に合格できると考えました。
僕は、がむしゃらにやろうとしていました。

それは間違いでした。

当時、1つ上の先輩が、関西で有名な国立大学に現役で合格したことを噂で聞き、電話ではなく京都へ会いに行きました。

電話なら簡単に聞けるのですが、なぜか会いに行きました。

喫茶店で4時間近く先輩に勉強方法を質問攻めです。
先輩は、嫌な顔せず丁寧に教えてくれました。

家に帰り教えてもらったことをアウトプットです。

受験日まで1年を切った僕は、脇目を振らず学校の勉強以外で、1日7時間勉強しました。

僕の情報

偏差値42
目標大学 A大学(経営学部) 偏差値62
予備校 Yゼミナール
受験科目 現文 英語 世界史
性格  怠け者 

先輩の教えは、以下の通りでした。

・勉強は、朝やれ!
・長時間の勉強はするな、勉強は区切れ!
・スケジュールを立てろ!
・勉強と勉強の間は遊べ!
・マイナスな思いは捨てろ!
・使える人間は、うまく使え!
・黒板の丸写しは無駄!
・テキストは、何が大事か見極めろ!
・運動は、決まった時間に必ずやれ!
・記憶のメカニズムを知れ!
・知識は、関連付けろ!
・わからないところは流すな,可視化しろ!
・継続しろ!
・自分の私生活を英作文にしろ!

先輩から教えてえもらったことの一部です。
僕は、電車でいうと各駅停車を乗り継いで、目的地に行くのではなく新幹線で、目的地に行くことが重要でした。

1年で目的地につけるような余裕もないし浪人もできませんから、新幹線のような効率のいい勉強システムを自分で作り上げる必要がありました。

そのためには、先輩をうまくつかうことは、武器の一つですよね。

自分に適合しないやり方は省き、使える勉強法だけ実践しました。


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継続継続継続の毎日です。

そこで、全国模試受け、僕のレベルを知ることができました。

勉強を始めてから、5ヶ月後に3科目平均偏差値 59!

17上げることができました。
しかし、喜んでる暇はありません、このままでは落ちます。

少なくても、偏差値65は、ほしいところです。

先輩が言ってました。
偏差値60過ぎてからが、中々上がりにくい。

ここで、人を使いました
1人は、先ほどの先輩、もうひとりは予備校の先生。

テストの内容や結果を2人に見せたら、同じ回答が帰ってきました。

基礎固めが、足りない!

偏差値は、たしかに上がっているけど、解けなきゃいけないところがとけていない!

では、基礎部分のミスを採取しようと考えました。

沢山のテストや問題集を徹底的に行いました。
解けない問題はないレベルまで持っていきました!

更に3ヶ月後、偏差値は62になりました。

驚いてはいけません、このままでは落ちます。
行きたい大学に、ここまで頑張っても行けないのです。

絶対に、絶対に、絶対に合格する!
こんな、気持ちでやっていたのを思い出します。

この残りの4ヶ月間何をしようか?

基礎の中で、いまだに悩んでしまうところ、「えっ」と思ってしまう所、解くのに時間がかかってしまうところを重点的に行いました。

最終全国模試で偏差値66を叩き出しました!

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試験当日
いまだに、燃え上がってる熱い思いのまま受験しました。

結果は・・・合格です。

僕の感想は、ほぼ100点に近いんではないか?と思うぐらい出来が良かったです。

難しい、迷った、悩むなんてことは、3科目1つもありませんでした。
だって、それを残り4ヶ月で潰してきましたからね。

あんなに、勉強嫌いな僕が、偏差値20以上の大学に1年で合格!
生まれてはじめて、僕はすごいって思ってしまいました。

この1年の体験でわかったことは、「勉強する」なら「勉強方法」を学ぶべきだとつくづく思いました。

だって、ゲームやるときだって、説明書見ますからね。
やり方わからなければ、すぐゲームオーバーですよね?

受験は、そうはいかないのです。
期日が決まってますから、合格基準に満たなければ「不合格」です。

自分の合格スケジュールは、正解でした。
勉強方法の構築は、多くの方のおかげで正解でした。

この経験で、だめだった部分
・思わず夜中の2時までやってしまった
・運動を怠ってしまった(体重プラス10キロ)
・家族との最低限のコミュニケーションを怠る

このぐらいですね。

僕史上、最高の勉強効率化を実現でき今でも仕事で活かしています。
ホント受験は、楽じゃないですけどやりがいはあるし達成できた時に楽しいと思うことができました。

僕の勉強をする価値は、大学に合格することです。
やはり、勉強は、価値があったんですね?

何か、自然と利口になった気がしますが、浮かれてはいけません。
これからも人生は続きますからね。

では。




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