シングルマザーと結婚した僕、夜中に娘の部屋で鼠男を見つけた話
僕は、シングルマザーと結婚し当時、小学生と中学生の2人の親になりました。
僕は、シングルマザーと結婚して2人の子供が出来ました。
当時、下は、小学生、上は中学生で2人とも女の子です。
あの頃の僕は、子供たちと距離を縮めようとばかりしていたため悪戦苦闘していたのを覚えてます。
上の娘が19歳の頃の事です。
娘は、一般企業に就職して家と会社の往復をする暮らしをしていました。
ある時、夜ご飯を食べてリビングでくつろいでいた娘は、22時ぐらいに自分の部屋に戻って行きました。
いつもと変わらない行動です。
妻と他の子供は、21時ぐらいには寝室で横になっていました。
僕は0:00ぐらいまで、テレビをみて就寝しました。
ある時、「ガタン!」と音が聞こえ慌てて起きた妻は、「変な音が聞こえた」と言って僕を起こしに来ました。
恐る恐ると家中を確認しに行きました。
もちろん、荒らされてる形跡もなく、無事でした。
「野良猫のせいじゃない?」と僕は、冷静を保ちながら話しました。
その時は、何かを疑うこともなく就寝しました。
また、翌日も普段通りにそれぞれの寝室に入りました。
昨日、「ガタン!」と音が聞こえたことも忘れて、就寝しました。
また、夜中の2時ぐらいに、「ガタン!ガタン!」と昨日と同じ時間に音が聞こえ、すぐさま起きました。
妻は、「やっぱり何かあるんじゃない?」と僕に言って来ましたが、それどころではありません!
僕は、さっさと捕まえてやる!
勢いよく部屋を飛び出した僕は、かすかに「バリッバリッ」と聞こえた娘の部屋を開けました。
中にいたのは、窓から逃げようとした男でした!
さすがの僕も、怒りました!
「何やってんだ!」窓から逃げようとした男を引き摺り下ろし、取り押さえました。
僕は、30代で、武道の経験が活かされました。
最初は、泥棒かと思ったのですが、よく聞いてみると彼氏だったのです。
僕らにバレないように、窓から入って来たそうです。
よくみると、彼氏の体の震えが止まらなかったですね。
話を聞いてみると、「彼女に会いたかったから」と話していましたが、僕は深夜の女の部屋に窓から入って来たのが、ものすごく許せなかったのです。
彼氏は、「許してください、すいませんでした」と言っていたので、「今回だけ許すけど、またやったら容赦なく警察呼ぶから!」と僕は宣告しました。
娘にも,かなり叱りました。
「軽々しく男をよぶな!危機感を持たないと、殺されるかもしれないぞ!何があるかわかないんだから!気をつけろ!」とこんな事を言って、その夜はおわりました。
僕は、窓のサッシの部分が、変形して網戸が動かなくなったので、彼氏に弁償させることにしました。
もちろん、親にも報告しました。
その後、彼氏は、親と同伴で再度謝罪しに来ました。
親御さんも「申しわけありませんでした」と言ってましたが、「うちの娘も不注意でした、断らずに部屋に入れたのですから」と伝えました。
もちろん、サッシのレール部分は弁償していただき、解決しましたが、僕は、いくつになっても、突拍子もないことを仕出かすことは未だにあると感じました。
他の親御さんに、「シングルマザーと結婚して、まともに子供を育てた事も無いから」と言われたくない一心で、子供たちとやって来ました。
ですが、実際に親御さんに言われたことがあります。
だからその悔しさがあるから、絶対にいくつになっても伝えるべきことは、しっかり伝えようと胸に秘めてます。
めんどくさい事も背ける事なく、いつまでも子供を見ていこうと思います。
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