私の好きな古着屋さん
私の好きな古着屋さんの条件。
①商品をゆっくり探せる
②商品の状態が良い
③店員さんに愛がある
好きなお店はこの3つが必ず満点である。
満点というより、三位一体であると思う。
①商品をゆっくり探せる
古着探しは宝探しである。
時代を超えた服、靴、鞄の宝の山から神経を研ぎ澄ませ、
『これだ!』
と、ときめく瞬間を見逃さない。
ビビビ婚ならぬビビビ買い。
ゆっくり探す時間を与えてくれる古着屋さんは居心地が良い。
②商品の状態が良い
古着は年代物且つ状態が良いものであるほど、価値が高い。
年代や価値が値段に比例しない場合も、状態が悪いものはお店で手直しをされている。
見た目がいくら綺麗で素晴らしいものも、裏地が破れていたり、裾の刺繍が解けていたり。
手直しも古着の楽しみであるが、商品に対する愛情が少しだけ欠けているような悲しい気持ちになる。
③店員さんに愛がある
ここでいう愛は商品、お客様、お店に対する愛着である。
愛がある=真摯な姿勢
自身がセレクトした商品の入荷までのいきさつ(買い付けの話は海外旅行に行った気分になれるので大好き)、
どういった服に合わせるか、
どういった場合に見合ったものか、
TPOまで提案されることも。
それらの思いは『服が好き!』に尽きるが、愛に溢れているからこそ、商品もお客様もお店も大切にできるのだと思う。
また、不思議なことにこのタイプの古着屋さんは状態の良いものを扱われており、ゆっくり探せる。
店員さんと好きなもの、タイプが似ていることも多い。
そこから話が弾み、通い出すこともあるくらいだ。
そんな古着屋さんに出会えた時、自分の世界が少し広がった気がして、嬉しくなる。
古着屋さんの近所に美味しいご飯屋さんを見つけたり、
この道を通るとここに着くのか!と感動したり、
これも含めた宝探しである。
コロナ渦でなかなか気軽に外出できていないが、あの人は元気かな?とお馴染みの古着屋さんに行きたいこの頃である。