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妊活に必要な体力づくり                       (婚活の前に知っておきたい妊活の話し④)

なつき(仮名)さん、39歳からの相談 ~ 子どもがほしい ~

💘 恋愛と夫婦の悩み 相談センター センター長の国広多美です。
さて次は、妊活中の運動についてですね。
運動がニガテな方もいらっしゃると思いますが、嫌にならない程度に少しずつ行えば、ストレスも軽減できると思いますので、試してみてくださいね。

妊活中に運動をすることのメリットは、血行がよくなり女性に多い冷え性が改善され、卵巣や子宮の機能が向上することです。また、運動で基礎代謝が上がるとホルモンバランスが整い生理周期が安定します。妊活では排卵日を明確にすることがとても大切になるのはいうまでもありません。
 
また精神面でも、運度をするとストレス解消ができイライラからくる自律神経の乱れを防ぐことができるという効果があります。 
血行をよくし基礎代謝を上げる有酸素運動の代表はウォーキングです。また習い事として始めるのであればヨガやストレッチの教室に通うのもよいでしょう。インナーマッスルを鍛えて性生活や出産をスムーズにするためにはケーゲル体操(膣締め運動で、男性が不妊治療中にEDになった時に、性行為をスムーズに行いやすくする効果があります。)も大変効果があります。 
 
妊活に協力的なパートナーを見極めるには、雰囲気で推察するのではなくきちんと話してみることです。
「子どもは2人ほしい」などと夢を語りながらも不妊治療を全く想定していない男性はたくさんいます。子どもがほしいなら不妊治療にも積極的に取り組む気があるのか、治療する予算は準備できるのか(何百万もかかることもあるという知識があるか)、不妊の原因の半分は男性側にあるため男性も受診しなければならないことを理解できているか。
こういったことを交際の初期の段階で話し合っておくことです。また意外に思われるかもしれませんが、性行為において女性に対する思いやりが感じられない男性は妊活にも非協力的な傾向があるので注意して観察してみることをおススメします。
 
 食事管理や運動、どれも特別なことではありません。
 日々の生活で自分を大切にすることが意識できていれば自然と妊娠に適した体になっていく、と思って気軽に始めていただければ十分だと思いますよ。

お願い ※
このブログは、個人の経験と学習の範囲内によるものです。
決して決めつけられるものではありませんし、心理学も生物学も理解は日々進歩していますので、ブログの内容も少しずつ変化していくことを、ご理解いただきますようお願いいたします。
ご自身が悩まれているその答えの一助になれば幸いです。

ホームページ、センター長挨拶(開設への想い)はこちら☞ https://sukinahito.jp/


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