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妊活に必要な健康づくり                  (婚活の前に知っておきたい妊活の話し③)

なつき(仮名)さん、39歳からの相談 ~ 子どもがほしい ~

💘 恋愛と夫婦の悩み 相談センター センター長の国広多美です。
妊孕率(妊娠する確率)は、予想外の低さでした。
そう思うと不妊治療はとても必要ですね。
そして、その前に妊活に協力的な男性を探す…。
婚活の条件に必要なポイントだと知っている方は、とても少ないだろうと思いました。
なつきさんの妊活を我々も応援していきます。


潮田先生、情報ありがとうございます。
1.妊娠・出産に関する知識
2.健康な身体づくり(日々の食事や運動)
3.妊活について話し合えるパートナーを見つけること
これが大事なんですね。

そして、年齢別の出産率の数字を見てとてもショックを受けました(涙)
私は今、39歳ですから来年出産できなければ、もう5%の確率なんですね(涙)
でも、不妊症の検査は1万円くらいなら一度調べてもらえば、諦めもつくかもしれないと思いました。
検査は近いうちに行ってみたいと思います。

現実を知って、私はほんとうに子どもが欲しかったのだと気が付きました。そう思うと、諦めたくない感じもしています。
なので、今からできることだけでもしておこうと思います。
まずは、健康な身体づくりですね。
妊娠のために、食事で気を付けることは何があるのでしょうか?
また、運動ならなんでも良いのでしょうか?

あとは、「妊活についてちゃんと話し合えるパートナー選び」とありましたが、どのように見極めれば良いのでしょうか?教えてください。」

カウンセラー潮田英子より
なつきさん、お返事ありがとうございます。
子どもがほしいというお気持ちに気づいたのですから、今から妊娠に向けてできることは何でもやってみましょう。

妊娠の確率を高める方法をネットで検索すると、科学的根拠があるものから都市伝説のようなものまで情報にあふれかえっていて何を信じていいかわからなくなると思います。
医師が推奨している栄養素は確かにありますが、だからといってそれを摂取すれば確実に妊娠できるというものではなく、以下におススメする食品も万全というわけではありません。ただ、体を整えておくために効果があると言われている食品を摂ることは決してムダではないと思うので代表的なものをお伝えしておきましょう。

・葉酸
妊娠前~妊娠中に必要な栄養素として葉酸が筆頭に挙げられます。ビタミンB群の一種で、母体の貧血予防や胎児の流産や障害のリスクを減らすそうです。多くの葉酸サプリが出ていますが、食品から摂る場合は、枝豆、モロヘイヤ、ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス、いちご、マンゴー、アボガド、レバー、焼きのり、納豆、豆乳などに葉酸が多く含まれています。どれも食べやすいものばかりですね。厚労省は「日本人の食事摂取基準の概要(2015年版)で、食事に加え1日に0.4㎎の葉酸サプリを推奨しています。ただし摂りすぎはかえって害があるとし、30代以上では1000㎎を超えてはいけないそうなので気をつけてください。
・亜鉛・・・牡蠣、レバー、卵、ナッツ
・ビタミンE・・・ナッツ、うなぎ、緑黄色野菜
・カルシウム・・・乳製品、わかめ、小魚
・大豆・・・納豆、豆腐
・鉄分・・・海藻、納豆、ナッツ

どれも、なーんだ、というくらい当たり前の食品ですね。一般に健康にいいといわれる食品は妊活中でも同じだということです。ただし、体を冷やす生野菜やビタミンA、カフェインの過剰摂取はよくないとされていますし、生魚や生ハム等のリステリア菌に汚染されている可能性がある食品は避けた方がいいようです。でもあまり過敏になる必要はありません。大切なのは楽しく健康づくりに励むことだと思います。
 次回は、運動や精神面についてご説明させていただきますね。 

お願い ※
このブログは、個人の経験と学習の範囲内によるものです。
決して決めつけられるものではありませんし、心理学も生物学も理解は日々進歩していますので、ブログの内容も少しずつ変化していくことを、ご理解いただきますようお願いいたします。
ご自身が悩まれているその答えの一助になれば幸いです。
ホームページ、センター長挨拶(開設への想い)はこちら☞ https://sukinahito.jp/

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