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情報技術産業特別区Cyberjayaについて

サイバージャヤはマレーシアの首都クアラルンプールから約50キロ南に位置する都市で、マレーシアの情報技術産業の中心地の一つです。最近家族でこのcyberjayaに引っ越しましたが第一印象は「アメリカのLAの様な雰囲気」でした。

サイバージャヤは1997年にマレーシア政府が情報技術産業を促進するために設立された特別経済区です。多くのIT企業やテクノロジー関連の機関が集まっています。また、サイバージャヤには多くの政府機関が本部を置いており、情報技術やデジタルサービスを提供しています。MicrosoftやIBMやTOYOTAやJPMorgan Chase & Co.など多くのマルチナショナル企業やIT関連企業も拠点を置いており政府主導の元”東南アジアのシリコンバレー”をつくろうと日夜、街は走っています。また、KLからも車で30分程度でクアラルンプール国際空港までは車で20分程度とアクセスも良く近年IT系移住者が増えています。

世界中から富裕層が移住し始めてます


街には近代的なインフラストラクチャーが整備されており、高速道路や公共交通機関が綺麗に整備されています。また、ショッピングモールやレクリエーション施設も充実しており居住地とモールやショッピングセンターがダイレクトに繋がっている場合が多く非常に生活がしやすいです。

DAISOもありました。クオリティも変わらない
カラオケがありました
すしざんまいです。店内も高級感ある雰囲気です
南国なのでフルーツが美味しい
日本にはあまりない南国フルーツが沢山


サイバージャヤには多くの研究機関やイノベーションセンターがあり、最新のテクノロジー開発や研究が行われています。政府の支援により、イノベーションと起業家精神が育まれています。またいくつかの大学や研究機関があり、情報技術や工学などの分野で高い水準の教育を提供しています。また政府は”グリーンテクノロジー”を掲げており環境に配慮した都市計画が行われていてグリーンテクノロジーや持続可能な開発に焦点を当てています。

マレーシア政府がICT(情報通信技術)産業の発展を推進するために設立した特別経済区で政府はここを国内外のテクノロジー企業に投資し、イノベーションと成長を促進しています。先程も書きましたがマルチナショナル企業もここに拠点を置き、ソフトウェア開発、コンサルティング、ビジネスサービス、未来産業教育など、さまざまな分野で活動しています。イノベーションセンターやスタートアップアクセラレータもあり、新しいアイデアや技術の開発を支援しています。スマートシティの取り組みや教育と研究、持続可能な開発など、さまざまな分野での取り組みが行われています。

また、施工完了からまもない新しいcondominiumに安価で住めるのも移住メリットでセキュリティーがしっかりしている物件が多く女性1人での生活も安心だ。街全体の雰囲気も先進的で安全で犯罪の香りが一切しない感じがします。(サイバー犯罪はわかりませんが…w)condominiumにはfacility(共有施設)も充実しておりプール/サウナ/テニスコート/バスケットコート/BBQ施設/プレイグラウンド/カフェ/コンビニ/スーパー/などが無料で利用できる場合が多く充実した移住ライフが送れます。

街の中心地にあるcyber square。facilityが充実したcondominiumです
中はキレイで広々としています
2ldkで5万円台
キッチンもキレイ
みんなプールで泳いでます


2022年10月に完成したばかりの新しいLake point residenceというcondominiumです
外観もキレイ
街は閑静でBeverly Hillsのような高級感と落ち着きがあります
騒音や喧騒が一切ありません。



また、マレーシア政府が情報技術(IT)に力を入れることを決定した主な理由はいくつかあります

1. **経済発展の促進**: 情報技術産業は世界的に成長しており、高い付加価値を生み出す産業の一つです。マレーシア政府はIT産業を成長させることで経済発展を促進し、国内の雇用創出や経済の多様化を図っています。

2. **グローバル競争力の向上**: 情報技術の進歩は世界的な競争力に直結しています。マレーシア政府は国内のIT産業を強化することで、グローバル市場での競争力を高め、国際的な地位を強化しようとしています。

3. **イノベーションと技術革新の推進**: IT産業はイノベーションと技術革新を促進する重要な要素です。マレーシア政府は情報技術の導入と活用を通じて、新たな産業やビジネスモデルの創出を支援し、国内のイノベーション生態系を活性化させることを目指しています。

4. **人材育成と教育の重視**: IT産業の成長には高度な技術力を持つ人材が必要です。マレーシア政府は教育制度や専門教育の改善を通じて、国内のIT人材を育成し、産業の成長に必要な人材を確保しようとしています。

これらの要因が組み合わさり、マレーシア政府は情報技術産業の発展を戦略的に推進しています。


街中にはIT促進を促す為の施設もあります


個人的にこの街に住み始めて安心して暮らせていますし生活水準の高さに驚いています。これからの10年でマレーシアのシリコンバレーがアジアを代表するITハブに加速度的に生まれ変わりどの様な未来が待っているのかすごく楽しみです。皆さんも移住を考えてみてはいかがでしょうか

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