2019

激動の2018もあっけなく終了した。メイウェザーの強さに空いた口が塞がらなかった僕を無視するかのように2019はやってきた。

新年早々、些細な理由で父と母は喧嘩をした。

元ヤンキー(?)の父は昔からとても怖かった。怖すぎて怒られないように毎日を必死に過ごしたのが懐かしい。それに対して、母は天使のように優しかった。母に叱られた記憶といえば、日曜日の夜に出す体操服と給食エプロンくらいだ。

まあ当然、父には誰も逆らえない父権的な家族である。王様の父の言うことは絶対で、父が言うことのすべてがこの家族では正解となった。

喧嘩の理由などはここでは重要ではないので省略させてもらうが、とにかく父が100:0で強い。父がメイウェザーで、母は腕のない那須川天心という構図になる。母には反逆の余地すらなく、一方的にボコボコにされる。これまでなら。要するに、今回の喧嘩はひと味違った。

母が父に言い返しているのだ。

母は父から言葉のボディーブローを食らわされても、強気で自分の意見を言い返す。そのせいで言い合いは長引いてしまう。この言い合いに判定があるなら確かに父の勝利かもしれないが、僕にとっては母が頑張って父に立ち向かったということだけで胸を打たれる思いだった。

新年早々喧嘩なんてやめてくれよ。。。と思っていたが、気づけば何とも清々しい気持ちになっていた。

戦える家族になってきた。

我が家もここから、更に強くなる予感。

#2019
#家族
#良い年にしたい

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