#消しゴムはんこにできること はんこ図案を公開します。
絵はんこ作家のさくはんじょ・あまのさくやです。
消しゴムはんこの図案とマニュアルを公開することにしました。
今時間とパワーを持て余している方は、はんこを彫るのはいかがでしょう。お子様にも彫りやすい簡単な図形の組み合わせで楽しい図案を公開します。要領を覚えれば息の長い趣味にできますよ。
コロナに振り回されて落ち込んだり、人との雑談で盛り返したり。なんとなくバランスが取れるようになってきて数日。SNSでふと、「#イラストレーターにできること」というハッシュタグを見つけた。自分のフィールドでできることってなんなんだろう、って自分でも考えていたときのことでした。
そもそも私は「絵はんこ作家」でして。私にもできること、めっちゃあるやん!ってなぜか関西弁で思ったのだった。あえてハッシュタグをつくるなら、 #消しゴムはんこにできること でもいいましょうか。
時間を持て余している方がいましたら、ぜひダウンロードして、手持ちの消しゴムを彫ってみませんか。以下のような図案を選んでいます。
・なるべくシンプルな図形で、お子さまでも彫りやすい
・組み合わせて無限大の遊び方ができる
まだまだお子さんが小さくて彫れない…というかたは、大人が彫って、お子さんにおしてもらってもいいかもしれません。「できるかな〜?」なんて見守られながら作ったら、一緒に作り上げる楽しみも増えたりして。
本当ははんこの彫り方の動画などを用意したいのですが、いまのところは簡単なマニュアルのみにとどめておきます。こちらから図案と簡単な説明をダウンロードして下さい。
※個人利用に限ります。商用利用不可となります。
注意:彫刻刀やカッターなど刃物を使うものですので、使ったことがない方は大人の付き添いのもとご使用ください。
使う道具
・彫るための消しゴム ※1
・彫刻刀(三角刀、V字になっているもの)
・カッター(消しゴムを切り離す時に使います)
・図案を印刷した紙
・トレーシングペーパー※2
・筆記用具(えんぴつ・消しゴム)
・スタンプインク
※1 消しゴムは、お手持ちの消しゴムでも構いません。材質によっては柔らかすぎたり硬すぎたり、彫りづらいものもあるかもしれませんのでご注意ください。『はんけしくん』や『ほるナビ』などのハンコ用の消しゴムは彫りやすいのでおすすめ。文具店で入手可能です。
(100円ショップのものはかためで彫りづらい、という私感ですが実証しておりませんのでご確認の上ご使用ください)
※2 トレーシングペーパーがない方は、印刷した紙の上に直接鉛筆でなぞってこすりつけてもOK。今回の図案は基本的に左右の差がないので、消しゴムに直接鉛筆で描いても良いですね。
消しゴムはんこの彫り方
① 「けしごむはんこをほってみよう」または「くみあわせでつくるはんこ」を紙に印刷します。
(サイズを変えたい場合は、拡大・縮小コピーをしてください)
② つくりたいものを選んで、トレーシングペーパーに鉛筆でうつします。
③ 消しゴムの表面に粉が付いていたら拭き取り、トレーシングペーパーを裏返して、指先でこすりつけて転写する
④ 絵柄がうつったら、彫刻刀で彫っていきます。必ず「描いた線を残す」ことを意識して!
⑤ あるていど彫れたら、薄い色のインクでおしてみましょう。やりすぎるとておくれになるので、なんども試し押ししてみましょう。
⑥ 完成!いろいろなインクでおして遊びましょう!
ふだんワークショップで配布しているマニュアルも特別公開します。
はんこを彫ったことがない!という方はご参照ください。
※こちらのマニュアルは期間限定公開となります。
※個人使用に限ります。再配布・商用利用はできません。
早く外で安心して、のびのびと遊べる時期になるといいですね。
はんこ彫りは、究極のおうちあそび。もっと難しい図案に挑戦したい!と思ったら…ようこそ、はんこライフのはじまりです。
『家にあるもの』ではんこ遊び
『彫刻刀を使ったことがない!』という小学校低学年以下の子も楽しめるような、『家ではんこあそび』シリーズも更新中です。
・家にあるものでつくること
・けがの危険が少ない、安全であること
という縛りのもと、はんこあそびをご紹介しています。
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