2019年に書いた記事まとめ
2019年、今年書いた内容を大きく分けると、「海外ひとり旅:チェコ旅行記」と、認知症の父についてのエッセイ「時をかける父と、母と」です。
今年一番読まれた「海外ひとり旅のススメ」
ちなみに今年一番「スキ」をたくさんいただいたのはこちらの記事でした。
みんなひとり旅したい!という気持ちがあるのでしょうか。うれしかったです。
ひとり旅って、「旅の上級者じゃなきゃできない!」というイメージがありそうですが、結構そんなことはないと思うのです。だって私の方向音痴っぷりったらすごいんです。英語が話せるっていう強みはあるんですが、現地語(チェコ語)は話せません。そして意外とシャイなところもありまして手当たり次第に道を聞くとかも結構苦手です。だけどこんな私でも生きて帰ってこれてる。極端な話、経済的・時間的なことをいったん無視して言うと、「航空券予約をしてしまえばひとり旅はできる」と思っております。その他具体的な計画は追い追い、ギリギリでも最低限おさえておけばなんとかなりますよね、さぁ何をおさえましょうか?というお話を書きました。(行き先にもより状況は異なりますが、私はあくまでチェコ(ヨーロッパ)旅行を想定して書きました)
チェコをうろちょろした旅行記
2019年10月、3週間、チェコを中心としたヨーロッパ旅に出まして。そのチェコ旅行記はまだ絶賛執筆中です。
自分の逃げ道を断つために、今後書く予定の予告だけしておきます。
・手作りガラスボタン・ビーズの街 ヤブロネッツ・ナド・ニソウ
・可愛い建築まみれの温泉街!? ルハチョヴィツェ
・ジンジャーブレッドの薫る小さな街 パルドゥヴィツェ
・チェコで一番愛する街を再訪した話 ミクロフ
・交友録:父がナンパしたチェコ人女子との不思議な付き合いの話
・交友録:田舎街で会ったワイナリーのチェコ人女性が東京にきたぞという話
・チェコで暮らして働く人たちの話:イラストレーター・松本沙希さん
・チェコで暮らして働く人たちの話:ガラス作家・伊藤岳さん
こ、乞うご期待!(震えながら)
というわけでそれまでは今までアップした街についてどうぞおさらいしてください。私のnoteでの旅行記は、「知らない人に知ってほしい」気持ちと、「マジで現地に行くぞ!」という人がさらにリサーチできる手がかり含め細かい情報も入れているのでボリュームが大きいです。なので飛ばし飛ばし、興味ある内容を読んでいただけたら嬉しい。チェコで行くならこの街だなぁ、って選ぶ材料にしてもらえたら。そしてそれをまとめた本をつくるのも2020年も目標です。
チェコアニメの街・ズリーン
チェコの藍染めの工房を訪ねた話
チェコビール「ピルスナー・ウルケル」の街プルゼニュ
カレル・チャペックとヨゼフ・チャペックの街
チェコのマリオネット(人形劇)の歴史
チェコにあった強制収容所・テレジーン
エッセイ ー若年性認知症の父と、母の死と、今思うこと
2019年5月にnoteで連載していた「時をかける父と、母と」がコミックエッセイ大賞の準グランプリを獲得し、多くの方に読んでいただきました。そして現在はcakesにてあらためて連載をしていただいています。
展開について待ちきれないと言う方はnoteでは引き続き読んでいただくこともできますが、cakesではnoteでは書けなかった、書かなかった内容も含めまたさまざまなことを思い出しつつ新たに加筆修正していますので、引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
父と、認知症という病気についていま思うことについて
父が、母が、病気になってから、よりいっそう病気それ自身と、それについての人々の扱い方や言い方などがとても気になるようになった。ツイッターで見かけた意見にちょっと心を痛めたことについて。
「時をかける父と、母と」
今年の6月の個展で自身で冊子を発行し販売し、文章と挿画を合わせて展示もしていました。そしてその場で涙する方もいらっしゃり、とても驚きました。自分の感情は自分のものであったのに、それを書いたことによって、それが誰かに伝わってその人の物語と重なって、共感してもらえた。それがうれしいと思うと同時に、不思議な体験でもありました。これを書くのには勇気も気力も必要だったけれど、書いてよかったなと心から思っている。
cakesでは本日より第3話が公開されています。
日常をはげます、はんことことばのカレンダーはwebshopにてお取り扱い中です。
2020年もうざいかもしれないくらいにいろいろ書いて行く予定ですのでよろしくおねがいしますです。
あまのさくや