スポーツ観戦はルールを知ったうえで観ると面白い
こんばんは。
もうすぐ五輪らしいですね。そういえば、わたしはこの前、体操選手が五輪出場を辞退した(辞退させられた?)といったニュースで一本書いたので、言われてみれば確かにもうすぐ五輪なんですよね。あまり興味ないので、気づきませんでした。普段テレビも観ませんし。
スポーツ観戦は、そのスポーツのルールを知ってから観ると、それだけでもとても面白くなります。少なくとも、わたしはそう思います。
それが顕著なのが野球です。野球のルールを知らない人からすると、野球はボールを打って走ることと、ホームランを打てば得点が入るスポーツです。野球はルールのスポーツ、要はルールが複雑なスポーツですから、ルールを知らないとなにをしているのかまったく分からないです。
わたしは、高校時代に吹奏楽部にいましたから、野球応援に駆り出されたものです。その際、野球のルールを知っているかどうかで、野球応援にかける熱量が部員ごとにはっきりと違っていました。野球応援で吹奏楽部が応援するのは攻撃の際ですが、吹奏楽部には野球のルールを知らない人が多いので、ヒットとファウルの違いも分かりません。そのため、単なるファウルにもかかわらず、ヒット時の演奏をしてしまいます。この状態では野球を観てもなにも面白くないと思いますし、野球応援なんて暑いだけで行きたくないと思うはずです。
わたしは野球を観るのが好きですから、ルールをある程度知っています。振り逃げも分かりますよ。なお、振り逃げとは、第3ストライクの球(三振の球)が正規に捕球されなかったときに打者が一塁へ走塁することです。野球のルールをまったく知らない人にこの文章を読んでもらっても理解されないと思います。もっとも、振り逃げは野球のルールを知っている人でも誤解しがちなルールです。2ストライク後にバットを振った球がワンバウンドして捕手に届いたときに一塁に走ってもよい、ぐらいに勘違いしていることもあります。そもそも、振り逃げは「振り」とつくのにバットを振る必要はないのです。
わたしの伝統芸能、話の脱線を発動させてしまいましたが、これだけルールを理解していると面白いと思います。わたしは、ルールを知っているので野球観戦も面白かったですし、野球応援も面白かったです。
ちなみに、サッカーでもオフサイドのルールも案外知らない人が多いです。というよりも、わたしもあまり知らないです。攻撃側の選手が相手フィールド内でパスを受けるとき、その選手よりも後ろ(目指すゴール側)に守備側の選手が2人以下しかいないと取られます。この「2人」を「1人」と勘違いしがちですが、「1人」と勘違いされている方は、ゴールキーパーを除いてしまっています。ゴールキーパーがこの2人にいなかったとしてもオフサイドは適用されますし、逆に守備側の選手が3人以上いれば、ゴールキーパーがこの中に含まれていなくてもオフサイドは適用されません。