見出し画像

夜間に無灯火で走行する自転車は絶対に運転が下手

自転車を無灯火で走行している人いますよね。

わたしは普段、無灯火の自転車に対してかなり警戒しています。なぜなら、絶対に運転が下手だからです。「いや、絶対にとは言いすぎでは?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、絶対です。大学受験で「絶対」と書かれた選択肢はほとんどの場合に不適切選択肢となることは有名ですが、この場合は例外です。

夜間無灯火で走行させる自転車乗りは、たぶんこう答えるでしょう。「私は周りが見えてるから大丈夫」と。しかし、無灯火自転車の問題はそこではありません。周りから無灯火自転車が見えないことが問題なのです。

無灯火自転車乗りは、自己中心的な行動を取っていますし、自己中心的な行動を取っていることに気づきません。相手からどう思われるかは気にしません。すなわち、歩行者のすぐそばを猛スピードで駆け抜けたり、赤信号を無視したり、右側通行をしたり、そんなことはお構いなしで走ることをいとわないと示しているに等しいです。実際、無灯火自転車はよくそういう走行をしますね。

自転車が夜間に無灯火で走ってはならないということは、道路交通法に定められています。その道路交通法ですが、第一条にはこのようなことが書かれています。

この法律は、道路における危険を防止し、その他交通の安全と円滑を図り、及び道路の交通に起因する障害の防止に資することを目的とする。

道路交通法

法律で夜間の無灯火が禁止されているのは、このような目的があります。ですから、無灯火で走行することは、道路における危険を助長する行為に他ならないわけです。

公道におけるうまい運転とは、相手に危ない思いをさせない運転です。それを成し遂げるためには、相手からどう思われるかの想像力が必要になります。意外とコミュニケーションに近いものがあります。ライン取りがうまい、みたいな話では決してないです。無灯火運転は、相手からどう思われるか以前に相手に見てもらえない可能性があることを考慮していない運転で、まさに下手な運転をしていると宣言しているのと同じなわけです。

今まで、夜間に無灯火で走行していた人は、ひっそりと無灯火走行をやめましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?