ポテトチップスのり塩味を味比べした

みなさん、ポテチ、食べてますか?

わたしは、あまり食べません。おやつはお腹が空いているときに食べたいのに、ポテトチップスは空腹感をあまり軽減させてくれないので、あまり食べようと思えないんですよね。そもそも、しょっぱいおやつを食べる習慣があまりないので、あまり食べる機会がありません。塩味は食事で摂取しているのでおやつぐらい甘いものを食べたいです。ポテトチップスもコンソメ味が好きです。ポテトチップスの中では甘味のある味ですね。

そんな中、先日、下の記事がニュースのアプリに流れてきました。

この記事によると、湖池屋が日本にポテトチップスを浸透させた、みたいなことが書かれています。湖池屋のなにがすごいかというと、ポテトチップスを日本で初めて量産化させたことにあるそうです。ポテトチップスの量産をするためには、ポテトチップス用の機械を作るところから始めなければならなかったそうです。食品製造業であるにもかかわらず、まったく異分野である機械を作るところから始まった。このガッツが湖池屋のすごい熱意だそうです。

このときは「へぇ~」ぐらいだったのですが、その後、スーパーに行くと、ポテトチップスが安売りになっていました。カルビーのも湖池屋のも安売りで、しかも、どちらものり塩味があるじゃないですか。「せっかくの機会だし味比べしよう」そう思ったわたしは、一袋ずつ手に取りレジに並んだのでした。まあ、一緒でしょ。そう思っていた時代がわたしにもありました。

比較したのはこの2種類

湖池屋とカルビーです。両者のり塩味です。ここでの説明は控えて、次いきます。

見た目の違い

見た目の違いです。お皿の左側が湖池屋、右側がカルビーのです。

左が湖池屋、右がカルビー

ジャガイモの種類が違うのかもしれませんが、湖池屋のほうが大きいです。

いざ味比べ

湖池屋から食べました。とはいえ、食べても、まあ、のり塩味のポテトチップスだよね、ぐらいの感想しか出てきません。食べてもほかののり塩味との特徴の違いがどこかからアナウンスされるわけでもないので、そんなものです。

次に、カルビーのものを食べました。食べると、案外違います。まず、のりの味の濃さが違います。カルビーのは、口に入れるとのりの香りや味を感じます。そして、カルビーは湖池屋より口当たりが軽いです。カルビーはサクッとした食感です。対して湖池屋はパリッというかバリバリというか、しっかり食感です。噛み応えがあります。じゃがいもの味を強く味わえます。じゃがいもの味を楽しむのが湖池屋、シーズニングの味を楽しむのがカルビー、といったところでしょうか。

湖池屋のポテトチップスには皮がついているものがありました。皮はじゃがいも特有のあの風味が強いところです。次の画像は、湖池屋のポテトチップスの1枚です。見てのとおり、なんとなくオーストラリア大陸のように見える形状をしたチップスの海岸線に沿って皮がついていますよね。これが残っている(残してある?)ために、じゃがいもっぽさをより味わえたのでしょう。

湖池屋のポテトチップスには皮がついているものがある

そして、どちらも唐辛子がアクセントとして入っています。この唐辛子を入れるアイデアは湖池屋が発明したそうです。カルビーは湖池屋をオマーj、パクってますね。辛さは湖池屋のほうが辛味が若干強いです。写真では分かりづらいですが、見た目でも湖池屋のほうが唐辛子の粒が大きいです。そして、湖池屋の袋には、「赤い粒は唐辛子です。」と書かれています。カルビーは原材料に香辛料とは書いておらず、唐辛子とかいているのみです。袋にも赤い粒が唐辛子だという注意書きは書かれていません。原材料に唐辛子の表記があるので、注意書きに書く必要がないと判断されて書かれていないかもしれませんが。

食べ比べて

どちらもおいしかったです。正直、食べ比べてみるまで、ここまで違うとは思っていませんでした。

わたしは、のり味が強かったカルビーが気に入りましたが、これは、好みの問題だと思います。ポテトチップスだからじゃがいもを味わいたいと考える人やパリパリした食感を楽しみたい人には湖池屋をお勧めします。

今まで、違いがよくわからなかった2社から出ている「同じ味」のポテトチップスですが、比較することで、両者のよさが見えました。今回比較してとても楽しかったので、みなさんもポテトチップスの同じ味食べ比べ、ぜひとも試してみてください。

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