性的同意アプリの問題点が分からなかったが、YouTubeに上がっている動画を見たら理解できた

こんにちは。

３月８日は国際女性デーでした。今日は３月８日ではないので国際女性デーではありません。

今日が国際女性デーかどうかなんてことはどうでもいいです。以前、性的同意アプリというものがリリースされるというときにこのアプリが話題になりました。

性的同意について、事細かにこれについて同意しますか？　みたいなことをお互いに確認して、同意できるならそれについて同意ボタンを押したら性的同意完了、あとはそれらの同意した行為をする、みたいなアプリです。性的同意が取れているから安心して性的な行為ができますよね、みたいなことが売り文句なのでしょうか。

情報漏洩の心配や、本人は同意する気がないのに脅迫されて同意ボタンを押してしまった場合の問題が懸念されて、アプリとして配信されていません。

確かに、情報漏洩は心配ですが、情報漏洩の心配というものはどこにでもあり、なにも性的同意アプリに限った話ではありません。性的同意については内容こそプライベートで恥ずかしいかもしれませんが、住所が漏洩するよりは漏洩後のリスクが少ないと思います。あくまでそのときの性的同意でしかないですからね。裸の写真がインターネットの大海原に拡散することとはわけが違います。

脅迫されて同意ボタンを押してしまった場合も、それが裁判所としてどのように判断されるかが不明瞭な点は使うことに対して躊躇してしまうような気がします。しかし、脅迫されない場面であれば、これなら問題ないなと思います。

そう、わたしは、このアプリの根本的な問題がわたしにはわかっていませんでした。言われていた批判は、すべて根本的な原因ではなく、ただ性的同意アプリを批判するためのでっち上げのように感じていました。

そんな中、この動画がYouTubeのトップページに表示されました。

サムネは意味不明ですが、内容はとてもしっかりしていました。

結論としては、あまり意味のないアプリということです。この動画の中でわたしが一番腑に落ちた性的同意アプリの意味があまりない理由は、性的同意はいつでも撤回できる点にあることです。たとえ、行為前に同意したことであっても、嫌だと思えば嫌でいい。すなわち、撤回ができる。これが、一番腑に落ちましたね。

人の気持ちは移ろうものですから、確かに、性的な行為前の同意だけでは同意としては完全な意味をなしていません。結局のところ、相手を大事にできる人や相手が大事にしてくれる人でないと性的同意アプリなんてものは使えないし、そのような条件を満たす人なら性的同意アプリを使う必要なんてそもそもない、なんて思ってしまいました。